最近、「恋愛物語の作り方」の関係で、とある方から女性心理について教えてもらう機会があったんですよ。

で、その中でとてもいいお話があって、男性にとって自信が出るような内容だったので、ご紹介してみましょうか。
今日は恋のお話で、男性にとって自信が出るような内容かなと思います。

 

女性は本当に好きな男性には、みんなの前ではそういうそぶりを見せない

以前のお話で、「小学校や中学校時代に、男子は女子から応援されずに、勝手に『自分はモテないんだ……』と思い込んでいるだけ」というお話をしましたよね。

その関連で女性心理について話を聞いて、「そうなのか!」とさらに納得したことがあったんですよ。

それは、女性はうわさ話とか、恋バナとか大好きじゃないですか。
だから、自分の本当に好きな男性とか知られると、広まってしまう危険がありますよね。
うわさが広まってしまうと、女性の間でその男性に焦点が行くので、他の女性もその男性を見るようになって、下手すると競争率が上がってしまう可能性があるわけです。

すると、本気度が高ければ高いほど、ライバルを増やしたくないので、自分の内側にだけとどめておく……という行動に出るわけです。

女性にとっては、同性がいる環境では、その男性に対する本気度が高ければ高いほど、そういうそぶりを見せない、みたいな。

でも、女性は気持ちを共感することが気持ちいいので、同性の間では人気の高い男性を挙げて「一緒になってキャーキャー騒ぐ」みたいな楽しみがあるわけです。

もちろん本気でその人気のある男子を好きな場合もあるでしょうけど、「その人気がある男子が好き」というよりも、「その人気のある男子をネタにして、友達と騒いで楽しむ」ということも多くあるようで。

で、自分は虎視眈々と、本命を狙うと(笑

 

女性の好みは、結構広い

そしてもう一つ新たに知ったことは、「女性の男性に対する好みは、結構広い」、ということですね。

これはもう個人個人の感覚なので一概には言えないんですが、カップルを見ていても、確かに「何でこの男を好きになったの?!」みたいなことはありますよね(笑
実際に同人誌でも、男性向けの「キャラクターの幅」よりも、女性向けの「キャラクターの幅」の方が広いような気もしますし。

少なくとも、女性が同性同士でわいわい盛り上がっている対象となる男性と、本気で「好き」と狙っている男性は、違うことが多いんだと。

 

女性は男性と比べても、現実的

あと、女性は男性に比べても、とても現実的ですよね。

私は経営者や自営業者の話をよく聞くんですが、経営者の人で新しいアイデアが浮かんで、興奮しながら奥さんに「こういうビジネスにしていくの、いいんじゃないの!?」とか相談するんですよ。
すると奥さんは、「それはいいけど、その間の生活費はどうするの?」とかよく言うようで、その経営者の人は「夢のない話を……」と落ち込んだ、みたいなことをよく聞くんですよ(笑

実際に、男性は大昔から狩猟をしてきたから、好奇心が強くて「より遠く」を調べることで、新たな境地を見つけて、獲物をより多く捕らえることができたわけです。
だから、男性は好奇心が強くて、アホなことでもよくやって、夢見がちなわけです(笑

一方で女性は、昔から村でコミュニティを作って子どもを育てていたため、今日食べるもの、明日食べるもの、一週間後に食べるもの、そういうことの方が大切なんですよね。
だから、女性は現実的で、いわゆる「大人」で、冒険よりも地に足がついた方を望むわけです。

そういうこともあって、同性で「イケメン最高!」とかわいわい盛り上がっているのとは違って、現実面では相当したたかで、地に足がついた考え方をするものなんですよね。
私が知っている女性クリエイターさんも、変に突拍子もないような夢を語るよりも、しっかりと現実的な夢を語る方が多いですし。

 

男性は、最低限「一人でも生きてゆける、精神的な自立」があればいい

となると、男性が「自分はモテない」と思っているのは、結構幻想だと思うんですよ。

これは「恋愛物語の作り方」でも触れましたが、女性が男性に求めているものは、「精神的な自立(一人でも生きてゆけるだけの力)」と「女性(と子ども)を守ってくれること」なんですよ。
(詳しい理屈は「恋愛物語の作り方」をご覧くださいませ)

だったら、男性は最低限「一人でも生きていけるぞ、という精神的な自立」という現実的な要素を持っていれば、好きになる人はそれなりにいると思うんですよね。

まぁ同性の観点と異性の観点は違うでしょうが、私の周囲でも、私から見てもそういう面での「いい男」はいますしね。
ただ、本人にその自覚と自信がないだけで(笑

男性同士の間では、「大きいこと、大きい夢を言う方が優れている」っていう感覚があるじゃないですか。
でも、女性が男性を見る点では、生きていくこととか、生活できることとか、いざというときは全力で支えてくれることとか、そんな「現実的な面」を重視しているような気がするんですよね。

 

女性は、現実ではあんまり男性の「顔」は重要視しない

私が高校の時に、当時私の学年では、Tくんというもうサッカー部でジャニーズ系の、中性的で超美形だった男子がいたんですよ。
もう女子には大人気で、キャーキャーと騒がれる人で。
で、親しい女子生徒に「どんな男子が好みなの? やっぱりTくんみたいな男子?」と訊いてみたわけです。

すると、その子は「女子の間だとそのTくんが人気だけど、自分はバスケ部の誰々くんみたいな人の方が、男子像としては格好いいと思う」みたいなことを言っていたんですよね。
で、そのバスケ部の男子は、美形と言うよりも、より芯の強そうな男子だったんですよ。

「美女と野獣」みたいな言葉がありますが、これは結構あると思うんですよね。
女性が見ているのは、男性の顔よりも、より現実的な芯の強さとか、自信とか、優しさとか、生きる力みたいなものなんじゃないかと。

だから、男性は、まぁもちろん最低限の清潔さとかは必要でしょうけど、整形したりだとかお化粧をしたりだとか、ムキムキに鍛え上げるような必要はないと思うんですよ。

ちゃんと精神的に自立していて、清潔な服装やスタイルをして、あんまりガツガツせずに、女性の意志を大切にして、優しくしていれば、普通にいけると思うんですよね。

 

女性からは、男性にアプローチしづらいもの

そしてこれが大きな要因だと思うんですが、男性が「自分はモテない」と思い込んでいる要因として、「女性からアプローチされることがなかった」ことがあると思うんですよ。

誰にも女性から声をかけられなかったから、自信を失ってしまったと。

でも、実際のところ、なかなか女性から男性へはアプローチしにくいものなんですよね。

やっぱり女性は受け身になりがちで、特に控えめな子ほど自発的に男子に接近することはしにくいものですよね。
そういうこともあって、男性は「モテない」と思い込んでしまっていることが多いんじゃないかと。

 

まとめ:男性はもっと自信を持っていい

だから、男性はもっと自信を持っていいんじゃないかと思います。

「自分はモテない」というのは幻想で、結構好かれているものだと。

この内容を教えてくださった女性の方も、「自信があって堂々としている男性の方がカッコよく見える!」と言っていましたしね。
ハッタリでもいいから、堂々としていなさいと(笑

 

で、今日はここまでで、明日も少しこの続きをお話しましょう。

明日は、男性が女性にアプローチする時のお話があるので、それをしてみましょうか。

いや~、いろいろと女性心理について教わって、感謝しっぱなしです(笑
今日のお話はここまでっ。

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