長いタイトルですが、今日はタイトルそのものなお話です(笑

世の中にはいろんな人がいますが、一つの切り口で切り分けてみると、二種類の人がいるものです。
それが、「人生を楽しめる人」と「そうでない人」ですね。

これは言い換えると、「自分を許せる人」と、「自分を許せない人」とも表現できるかと思います。

今回はそんな両者を見比べてみてみましょうか。

 

自分を許せない人は、他人を許せない人

自分を許せない人というのは、他人をも許せない人なんですよ。

というのも、自分を許せないと、自分を罰して生きるようになりますよね。
「自分はこんなにもダメな奴なんだ」、「こんな自分は生きていちゃいけない」みたいな。

すると、幸せな人を見ると、必ず「自分はこんなにも苦しんでいるのに幸せになれなくて、あの人は全然苦しんでいないのに幸せになっている」と思うようになるわけです。

私の知っているある女性が、こう言っていたんですよ。
「のろまでグズでなんにもできないようなお嬢様ほど、どんどん結婚して幸せになっている。こんなに頑張っている自分なのに、結婚もできずに、全然幸せを感じられない」と。

実際のところ、頑張っているから愛されないんですよ。

 

自己否定していると、他人の幸せが自分の嫉妬に変わる

というのも、「頑張る」っていうのは、ほとんどが自己否定なんですよ。
勝負所では頑張るのは必要なんですが、いつも「頑張らなきゃ、頑張らなきゃ」って思っている人というのは、「ありのままの自分ではいけない」と自分を許せていないわけです。

そういう人は、確かに「能力」や「忍耐力」は高くなるでしょうが、自分を許せないわけです。
すると、人をも許せなくなると。

本当は、自分よりもできない人や、自分よりも我慢していないような人が幸せになっていたら、「運がいいね、おめでとう」と喜ぶところですよね。
でも、自分を許せないと、それが嫉妬に変わるわけです。
「私はこんなに我慢して苦しんでいるのに、どうしてあの人は」と、思うようになると。

そうして、自分よりも苦しんでいないのに幸せになっている人が、許せなくなるわけです。

そもそも、幸せとは苦しまないことなのに、自分が幸せになるには、相手にも苦しみを押しつけるわけです。
そんな人が、好かれるわけがないですよね。

「私より苦しんで、不幸になりなさい。そうすれば、私は幸せになれる」と言っているのと同じなんですから。

 

自分を許せる人は、人から愛される

一方で、自分を許せている人は、他人をも許せるようになります。

「ありのままでいい」と思っているなら、頑張ったりしませんよね。
周囲の人にも頑張りを強要しないので、「ありのままの相手」を受け入れるようになれるわけです。

ありのままの相手を受け入れる人は、そりゃ愛されますよね。

そして、他人の成功にも「おめでとう」と言えるわけです。
だって、好きな人が、苦労もせずに幸せになるって、最高でしょ。
好きな人が苦労をするって、とても苦しいことですからね。

大好きな人が、苦しまずに成功する。
最高の幸せを、すんなりと手に入れる。
だから、それを「よかったね」と喜べるわけです。

自分にできなければ人にお願いして、やってもらうと大いに「ありがとう」と感謝するわけです。
それは、「自分にはできない」と受け入れているから、感謝できるわけです。

こういう人が好かれて、愛されるのは、当たり前ですよね。

 

自分を受け入れていない人は、「できない理由」の専門家になってゆく

自分を受け入れていない人は、「自分にはできない」ということは許されないんですよ。
だから、「私はできる、私はできるはずなんだ」と言って、口ばかりになって、次第に信用されなくなってゆくわけです。

例えばいつも締切に間に合わない人というのは、仕事でも、自分の能力以上に実力を誇示しているわけです。
それは、「今のままではいけない」と思っているから、能力以上を人に示してしまうと。

そして何よりも大切な締切を破り、信頼されなくなってゆくんですよ。
そうして次第に、何もできなくなってゆくわけですね。

そして、「できっこないさ」と達観した風に言うことで、挑戦も失敗もない世界で生きることで、自分を守ろうとしているわけです。
挑戦しなければ、失敗はありませんから。

そういう人は、自分を正当化するために、「できない理由」をどんどんかき集めるようになります。
そして「できない理由」の専門家になってゆくわけです。

一方で自分を受け入れている人は、人生を楽しむようになります。
すると、「これができそう」とできるものに目を向けるので、次々と可能性を見つけられるようになるわけですね。

 

幸せをねたむ「ドリームキラー」と、幸せを喜ぶ「幸せ者」

そういう「できない理由」の専門家のことを、「ドリームキラー」と言います

こういう人は、他人の成功が大嫌いなんですよ。
だから、そういう人を見ると、足を引っ張ろうとしたり、引きずり下ろそうとするわけです。

一方で、自分を受け入れている人のことを、「幸せ者」と言います

こういう人は、他人の成功が大好きで、人を応援したくなるものです。
だから、真剣な人を見ると、応援したくなり、どんどん周囲の人を成功させていくわけです。

ドリームキラーの周りには、同じようにドリームキラーで囲まれているものです。
逆に、幸せ者の周りには、同じように幸せ者で囲まれているものです。

この両者が交わることは、ほとんどないんですよね。

 

「幸せ者」タイプだと、応援してもらいやすくなる

このページを見ている人の多くが、「幸せ者」タイプかなと思います。
だって、ドリームキラーの人は、こういうブログはすごく嫌う内容ですからね(笑

なので、このページをすんなり読める人は「幸せ者」の傾向が強いタイプで、もし「大好き!」みたいな人であれば、だいぶ「幸せ者」タイプかなと思います。
だから未来を安心していいと思うんですよ。

そして、人生を楽しみたいのであれば、ドリームキラーを遠ざけるのがいいかなと思います。
その上で、幸せ者タイプの人に、どんどん触れていくと。

周囲が幸せ者タイプなら、応援してもらえますからね。
これからしようとしていることを応援してくれて、周囲の人も苦しまずに成功しているから、自分も苦しまずに成功していいんだと分かるようになるんですよ。

だったら人に苦しむことを強制することもなくなりますし、ありのままで自分を表現してゆけるようになるわけです。
努力も頑張りも必要なくて、だけどそのままで受け入れてくれると。

これって、最高でしょ。

 

まとめ:「幸せ者」に触れる率を上げると、応援されて、成功できるようになる

ちなみに、「自分の努力」と「周囲の環境」ではどちらが影響力が強いかというと、「周囲の環境」の方が圧倒的に影響力が強いものです。

なので、どんなに努力をしたところで、ドリームキラーに囲まれながら成功しようとしたって、できないんですよ。
逆を言うと、周囲に幸せ者を増やせば増やすほど、するするっとうまくいくわけです。

なので、本当に人生を変えたい場合は、自分が普段触れている人たちを再考するといいでしょう。

Twitterのタイムラインに流れているメッセージは、どれぐらいの率でドリームキラーと幸せ者の比率なのか。
ブラウザのブックマークに入れていたり、巡回サイトでは、どれぐらいの率でドリームキラーと幸せ者の比率なのか。

ドリームキラーの言う内容に喜んでいる場合は、その人自身もドリームキラーであるものです。
逆に、幸せ者の言う内容に喜べる場合は、その人は幸せ者になってゆくものです。

その、「幸せ者」の比率をぐっと上げましょうと。
すると、次第に自分を受け入れられるようになり、多くの人から応援される人になってゆくわけですね。

応援されれば、成功なんてすぐですからね。

 

ということで、今日は「自分を許せる人」と「そうでない人」のお話をしてみました。

今日はここまでっ。

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