目的を持つと、自然と「身の丈にあった生き方」ができるようになる、というお話

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目的を持つと、自然と「身の丈にあった生き方」ができるようになる、というお話

最近は、「外向型と内向型」、「競争社会と境地開拓」、「現状維持とパイオニア」みたいなコンセプトにはまってるんですよ。

ってことで、今日もそのお話です(笑

今日は、目的を持つと、自然と身の丈にあった生き方ができるようになる」、というお話をしてみましょう。

 

「身の丈に合った生き方がいい」対「大きければ大きいほどいい」

「身の丈に合った生き方がいい」という価値観と、「大きければ大きいほどいい」みたいな価値観がありますよね。

「お金は必要なだけあればいい」という人もいれば、「億万長者で使い切れないほど持つほどいいんだ、ガッハッハ~」みたいな人もいるわけで。

「家は、必要な広さがあればいい」という人もいれば、「一人二人でも、お城に住む方がいいに決まってるだろう!」みたいな人もいるんですよ。

「お酒は、心地よい程度に味わえればいい」という人もいれば、「前後不覚になって、ぶっ倒れるまで飲め!」みたいな人もいて。

 

「なんでこんな違いが出てくるんだろう?」と思ったら、これは「目的を持っているかどうか」で決まるんですね。

目的を持つ人ほど、「ぴったりある方がいい」と思うようになります

逆に、目的を持たない人ほど、「大きければ大きいほどいい」と思うようになります

 

目的を持てば、「ちょうどいいサイズ」を求めるようになる

目的を持つ人は、「私はこうしたい」という思いを持つものです。

例えば「こういう製品を開発したい」とか、「こういう豊かさを人に与えていきたい」という場合、お金とかもの、時間や健康などを手段として使えるわけです。

すると、自然と全てのことを、「その目的を実現するかどうか」で判断するようになるんですよ。

 

言うなれば、「リンゴをむきたい」という目的を持つ場合、「ちょうどいいサイズの包丁」を求めるものです。

そこでアホほど大きい包丁とか、超豪華な日本刀は、逆に使いにくいのと同じです。

 

私の場合、今でいうと「ストーリー作家のネタ帳シリーズを仕上げる」という目的があるわけです。

すると、私が毎月10億円の収入を持っていたとしても、ほとんど意味ないんですよ。

だって、これは「世の中でも私にしか書けないこと」だからですね。

発注できればいいんですが、発注できないものですし、この能力を持つ人は日本でもほぼいないぐらいで。

むしろ、それで税務関係に膨大な時間が取られるなら、「そんなにもいらないや」ってなるわけです。

 

健康だって、「本を仕上げたい」という思いがあるから、健康に気を配ると。

お酒も「次の日でもちゃんと本を書ける程度に、楽しめる程度にしておこう」と、基準を作れるわけですね。

家も、広すぎると掃除が大変なので、自然と「心地よく過ごせる広さがあればいいや」となると。

 

そんな風に、目的があるほど、そのほかのことは全て「手段」になるわけです。

だったら、「ぴったり合う手段」の方がいいですよね。

リンゴの皮むきは、果物ナイフとか、普通の包丁で十分なんですよ。

 

目的がないと、「大きければ大きいほどいい」になってしまう

でも、目的がない人ほど、「大きければ大きいほどいい」と考えるんですよね。

なんかやたら「とりあえず年収1億円」とか「億万長者になりたい」とかいう人がいますが、そういう人はだいたい目的がないものなんですよ。

本当に目的を持っていて、必要な額があれば、今ならKickstarterのような場所で資金集めすることだってできますからね。

「リンゴをむくため」とか、「毎日の料理をスムーズにこなすため」という目的がない人ほど、意味不明なブランド包丁を求めたり、飾り立てた日本刀を求めたりするんですよ。

全然使いこなせていなかったり、たいした用途にも使っていないのに、意味もなく高いスペックで最新のスマホに乗り換え続けていたりする人とか、ブランドもののバッグを持っている人とかいるでしょ(笑

 

彼らは、目的がないから、「大きければ大きいほどいい」になっちゃうんですよね。

なぜかというと、彼らは「強さを誇示する必要がある」からです。

目的を持たない人たちは、目的を持たない社会で生きています。

これは言うなれば、「社会を維持するため」だけの目的で生きている、とも言えるでしょう。

 

すると、その人の目的は「社会に心地よく居続けること」になります。

まあ、今まで私が触れてきた「社会維持型人間、現状維持型人間」がこれになるんですが。

で、強さを誇示できれば、周囲からの扱われ方が変わりますよね。

ちやほやされたり、大切にされると。

すると、心地よくいられますよね。

だから、強さや見栄を誇示する必要があるわけです。

 

無駄な大きさは、力を誇示するためだけのもの

でも、目的を持つ人から見ると、それは明らかに「無駄な大きさ」なんですよね。

例えば「世の中から貧困をなくしたい」という目的を持っている人がいたとすれば、世の中の半数ぐらいの人が、1日2ドル以下で暮らしているという現状があると。

そういう人がお金を持てば、ちゃんとそのお金を目的のために使いますよね。

 

一方で目的を持たない人がお金を持つと、何百億円という意味不明な建築物を建てたり、意味もなく高い建築物を建てたりするわけです。

目的がないから、力を誇示する必要があるんだと。

「自分は、みんなができないような、こんなすごいことをできるんだぞ」と誇示して、「酒をここまで飲める」、「これだけ早飯できる」、「これだけ不健康な状態でもいられる」、「これだけ無駄にできるお金がある」、「これだけ使える奴隷がいる」と言うと。

そうすることで、彼らは社会的な地位、というか「居心地のよさ」を確保しようとしているわけですね。

 

それは本質的には、「競争社会」は居心地が悪いものだからじゃないかと思います。

居心地が悪いから、奪って、独占して、居心地のよさを確保すると。

まさに、「目的を持たない強者」がすることというのは、こういうことですよね。

分かち合えば全ての人に配分できるとしても、強者は「自分の居心地のよさ」を確保するために、分かち合うことはしません。

 

まとめ

そういう点でも、「目的を持つ」というのは、手っ取り早く幸せを味わうにはいい方法なんじゃないかと思います。

目的を持てば、身の丈に合ったものを選ぶようになります。

すると、不必要に大きなものを求めることはなくなります。

同時に、「余る」ものが出てくるので、それを適切に使えるようになりますし、余ったものは、他の目的を持っている人と分かち合うことができるようになります。

 

一人一人がいろんな目的を持つことで、個性が出ます。

その個性を元に、自分が貢献できる分野で活躍できます。

すると、いろんな違いがあるので、少々の違いがあったとしても、気にならなくなります。

すなわち、違いが大きいことで、寛容になれる、ということですね。

 

そして目的に向かって進めることで、失敗も経験となり、忍耐強さが生まれて、しかも情熱的にその目的に向かってゆけると。

そういう生き方も、いいんじゃないかなと思います。

私はこういう生き方をしていて、戦うことなく気楽に生きているので、結構オススメだったりします。

 

ということで、今日は「目的を持つと、自然と身の丈にあった生き方ができるようになる」、というお話をしてみました。

今日はここまで~。

By | 2015-08-10T19:00:33+00:00 2015年 8月10日(月)|心理学|目的を持つと、自然と「身の丈にあった生き方」ができるようになる、というお話 はコメントを受け付けていません。