人間は現状を変えたいタイプが2割、変えたくないタイプが8割、というお話

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人間は現状を変えたいタイプが2割、変えたくないタイプが8割、というお話

今日は、人間心理についてお話ししてみましょうか。

「人間は、現状を変えたいタイプが2割、変えたくないタイプが8割」、というお話です。

 

社会維持型と、境地開拓型

最近高頻度で語っているのに、「社会維持型人間と、境地開拓型人間」がありますよね。

ほんとこれはしっくり来る、私の中でも近年まれに見る分かりやすい考え方だと思うんですよ。

で、あるお医者さんの日記で、いい内容を見つけたので引用してご紹介。

「2:6:2の法則」,あるいは「2:8の法則」が示すように,全ての人間集団は「現状を変えてみたい2割」と「現状を変えたくない8割」で構成されています。(中略)

「現状を変えないのが正しい生き方 & 新しいものはとりあえず否定するのが無難」という生き方をする8割と,「常識が否定されるのは当たり前 & 新しいものはとりあえずダメ元でやってみる」という生き方をする2割です。
だから,2割と8割は根本の部分で意思疎通ができません。
両者は基本的な考え方 が違っているからです。(中略)

世の中(システム)が安定している時代では後者の生き方が生存に有利になり,世の中(システム)が不安定な時代には前者のほうが生き延びる確率が高まります。

 

この「現状を変えたい2割の人」が、私の言う「境地開拓型」になります。

一方で「現状を変えたくない8割の人」が、私の言う「社会維持型」になります。

 

私は昔から、「生きる意味」を考えていたんですよ。

私はずっと、これは劣等感から来るものだと思っていたんですよね。

でもここから考えると、実はこれは先天的なものじゃないか、と思うようになってきました。

 

で、このページを見ている方は、多かれ少なかれ、境地開拓型になります

そういう人しか来ないようにしてますからね。

そして、私たちの苦しみのほとんどが、この違いから生まれているように思えるんですよ。

すなわち、「先天的に境地開拓をするように生まれた人」が、「現状維持を評価する社会」にいることによって、苦しみが生まれるんだと。

 

ここでは、現状維持社会を「社会」と呼ぶことにします。

そして、境地開拓型の人が社会にいることで、どれだけ苦しむかを、いろんな具体例を挙げて見てみましょう。

 

社会が教えることと、境地開拓型の人とのギャップ

社会では、「明るくて、外向的で、小さなことは気にしない方がいい」と教わります。

「一年生になったら、友達百人、できるかなっ♪」とか歌ってますよね。

でも境地開拓型の人にとっては、ごく少数の信頼できる人と、深く付き合う方が合ってるんですよ。

それなのに、「友人は多ければ多い方がいい」、「大勢で馬鹿騒ぎする方がいい」とか思うから、友人関係で「友達が少ないのは、劣っているんだ」などと苦しみを生むわけです。

 

社会では、「競争に勝つ方がいい」と教わります。

でも、境地開拓型の人にとっては、「達成できること」の方が合ってるんですよ。

だから、他者と比較されたくなくて、自分なりの目的を実現することを重視します。

それなのに、「成績が上の方がいい」、「年収が多いほどいい」、「いい会社に勤めている方がいい」、「権威に認められる方がいい」とか、「ランキングで上の方がいい」とか思うから、好きなことができなくなり、苦しんでいくわけです。

 

社会では、「生きる意味を考えるのは、病んだ人のすることだ」と言います。

そして何も疑問を感じずに朝目覚ましで起きて、何も疑問を感じずに出社して規則通りに働いて、何も疑問を感じずに飲み会で騒いで、何も疑問を感じずに夜に寝る、そんな一日を何も疑問を感じずに繰り返して、一生を終えます。

でも、境地開拓型の人は、「目的」を大切にします。

「何のために」とか、「生きる意味」が重要になるわけですね。

それなのに、社会の「いいから黙ってやれ」、「黙って学校に行け」、「みんなが学校や会社に行ってるんだから、お前も行け」という価値観に縛られるから、苦しむようになります。

 

社会では、「長いものに巻かれる方がいい」とか「強者の歯車になる方がいい」と教わります。

ルールに従い、歯車として動くことが優れていて、だから国家公務員とか、大企業のサラリーマンなどがもてはやされます。

でも、境地開拓型の人は、自由に動ける方がいいんですよ。

歯車なんて大嫌いで、指示されるのも嫌いで、自発的に「これをやりたい」と思うわけです。

それなのに、「大企業に入る方がいい」、「有名なところに所属する方がいい」とか思うから、苦しむことになると。

 

社会では、「便利な方がいい」と教わります。

社会には便利な交通機関やコンビニが多くあり、家の中には便利グッズが山ほどある方が、楽ができていいわけですね。

でも、境地開拓型の人は、「工夫できる方がいい」んですよ。

言うなれば、ある程度不便な状況の方が、目的を見つけられて輝くわけです。

それなのに、便利で何でもできる場所に埋没してしまうことで、「自分は何もできない」、「社会に何も貢献できない」と苦しむことになってしまいます。

 

社会では、「過去は水に流す方がいい」、「人を許せる方がいい」と言います。

社会維持型の人は、過去をすぐに忘れられる性質を持っています。

だから、社会では結構簡単に批判をしたり、人を傷つけることがまかり通ってます。

それは、「相手は自分と同じように、どうせすぐに忘れる」という前提に立っているから、相手を簡単に傷つけられるわけですね。

 

でも、境地開拓型の人は、過去の記憶を強く持ち、しかも許せない性質を先天的に持ってます。

というのも、誰にも頼ることができない環境なので、それだけ強く学習するわけです。

だから、傷つけられるのにもおびえて、人を傷つけるのにもおびえるわけです。

批判に弱く、他の人を批判することも控えます。

なのに、社会の中にいてしまうことで、批判にさらされて苦しむわけです。

 

社会では、「他人を変えよう」とします。

社会維持型の人は、基本的に「自分が現状維持できることが最高」だからですね。

なので、やっかいごとを持ち込むような人を嫌い、批判します。

でも、境地開拓型の人は、「自分を変えよう」とします。

 

なら、例えば境地開拓型の子どもがいたとして、親や周囲の大人たちが社会維持型だった場合、周囲はその子を責めて、変えようとします。

その子は必死で変わろうとします。

「全て、自分のせいだ」と背負い込み、努力に努力を重ねて、頑張ります。

でも、子どもなので、当然、周囲に迷惑をかけなければ生きていけません。

それなのに、周囲の社会維持型人間がその子に「お前の存在は迷惑だ」と示します。

その子はそれ以上自分を変えられないほどまで努力した結果、どうすることもできなくなり、自殺せざるを得なくなります。

 

社会では、比較を好みます。

「平均年収」とか、「平均身長」、「平均体重」、「年収ランキング」、「売り上げランキング」、みたいな平均とかランキングが大好きです。

でも、境地開拓型の人は、「自分なりに生きること」を重視します。

自分にぴったり合った状態であれば、他の人がどんなに「それは変」と言っても、幸せを味わえます。

それなのに、周囲に合わせて「平均を持とう」とするから、苦しむわけです。

 

他にも山ほどあるんですが、挙げたらきりがないので、この辺にしておきましょうか(笑

 

「ありのままの自分で生きる」ということ

境地開拓型の人は、先天的に、境地で生きるようにできているんですよ。

こだわって、完璧主義で、変化を受け入れられて、不便が好きで、クリエイティビティーを発揮することに生き甲斐を感じられて、自由が好きで、地位に固執しないと。

それなのに、社会の価値観を植え付けられるから、「ありのままの自分」でいられなくなるわけですね。

 

これは言うなれば、社会は社会維持型人間でできているから、こうなるんでしょう。

だから、子どもも自然と「社会維持型で当然だ」と思い込むと。

特に両親が共に社会維持型人間だと、その家庭で生まれた境地開拓型の子どもは、地獄を味わうことでしょう。

好きなことが分からないように封殺されて、自由を奪われて、人形のように歯車として動くことを強制されて、クリエイティビティーを禁じられて、比較や競争を押しつけられると。

これはまさに、境地開拓型の人にとっての「この世の地獄」ですよね。

 

まとめ

そんな風に、境地開拓型として生まれてきた人が、社会維持型の価値観を押しつけられることで、多くの苦しみが生まれているんじゃないかなと思います。

実際、境地開拓型は2割と、少数派ですからね。

それに気づいて、「私は境地開拓型として生きていいんだ」と許すことができれば、どんどん輝いてゆけるんじゃないかなと思います。

 

ちなみに私は、完全に境地開拓型なので、独立して自由にやっている今が最高だったりします(笑

大企業に勤めていた時代は、やっぱり「苦しい」だけでしたからね。

逆に、自由に好き放題できる方が、私は輝けるんですよね。

 

ということで、今日は人間は現状を変えたいタイプが2割、変えたくないタイプが8割、というお話をしてみました。

今日はここまで~。

By | 2016-11-29T09:03:32+00:00 2015年 8月28日(金)|心理学|人間は現状を変えたいタイプが2割、変えたくないタイプが8割、というお話 はコメントを受け付けていません。