今日は、久しぶりに精神的なお話です。

般若心経の現代語訳がすごかったので、ご紹介してみましょう。

 

般若心経の現代語訳が超すごかった

般若心経の現代語訳。超スゲエんだけど。マジ感動・゚・(つД`)・゚・(NAVERまとめ)

 

内容を一部引用してみると、こんな感じで、相当エッジを効かせた(とがった)現代語訳になってるんですよ。

先の事は誰にも見えねぇ。
無理して照らそうとしなくていいのさ。
見えない事を愉しめばいいだろ。
それが生きてる実感ってヤツなんだよ。
正しく生きるのは確かに難しいかもな。
でも、明るく生きるのは誰にだって出来るんだよ。

菩薩として生きるコツがあるんだ、苦しんで生きる必要なんてねえよ。
愉しんで生きる菩薩になれよ。

 

あの漢字の羅列が、ここまで分かりやすくなるとか、驚きでしょ。

私は今まで般若心経の解説本を何冊も触れてきましたが、今まで世の中にあった般若心経の解説なんて、はっきり言って「分かりにくい」の一言でした。

どうでもいい時代背景や舞台背景説明があったり、やたら原文との正確性を求めていたりと、教えの的を外したものばかりでした。

でも、この訳では、観世音菩薩とか、舎利子とか、その辺の解説をぶっ飛ばして、本質のみをうまく抽出した訳になっているんですよね。

正確性はなくても、本質を射貫いている、素晴らしい訳かと思います。

 

「分かりにくいものを分かりやすくする」ってのも、一つの才能

最近はスモールビジネスについての話を多くしているので、今回もそれに関連させて言うと、こういう風に「分かりにくいものを分かりやすくする」ってのも、一つの才能ですよね。

おそらくこの訳を作った作者さんは、仏教経典とかが好きだったんだと思うんですよ。

で、それを普通の人にも分かるように、砕けた言葉で解説したと。

親鸞が法然の教えを分かりやすくして広めたのとか、十二人の弟子がイエスの教えを分かりやすく広めたのと、同じようなものです。

 

これぐらい分かりやすく教えてくれる人がいたら、「もっと他の経典を教えて!」とか言いたくなりますよね。

すると、作者さんはどんどんと知っている経典を、分かりやすく教えてあげればいいだけです。

それだけで、もう十分にビジネスになりそうですよね。

まぁ仏教という性質上、「十分にビジネスになりそう」と言うと語弊がありそうなので、「十分にお布施がもらえそう」とでも表現しておきますか(笑

 

まとめ

そんな風に、分かりやすくかみ砕いて教える、というものも一つのアプローチですよね。

よくよく考えると、最近の私も「スモールビジネスを成り立たせる方法」という分かりにくい内容を、分かりやすく説明しているわけで。

しかも、ビジネス全般ではなくて、「クリエイター向けで、個人でやるようなスモールビジネス」という小さな領域に限ったものですし。

 

詳しく知っていることを、分かりやすく教えるだけでも、それは価値になるんだと。

すると、自分の中にある、意外な才能に気がつくかもしれません。

 

ということで、今日は般若心経の現代語訳がすごかったので、ご紹介してみました。

今日はここまで~。

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