「当てる」と「外さない」は違う、というお話

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「当てる」と「外さない」は違う、というお話

今日は、ビジネスっぽいお話をしてみましょう。

「当てる」と「外さない」は違う、というお話です。

 

本質をつかめる人は、外さない

おとといの記事で、「本質をつかめる人は、外さない」って触れたじゃないですか。

私たちには、「これを実現したい」という願望があります。

でも、だいたいの場合、私たちにはそれを実現するだけの資源(時間、お金、人脈、才能、地位、名誉、健康など)が十分にないものです。

 

ならそこで、欲しいものの本質を見るわけです。

すると、「これを満たすには、こういう機能を持つものがあればいい」と分かって、身近にある「これを使えばいいんだ!」という代用品が見えてきます。

豚キムチを食べたいのにキムチがなければ、「うまみ、辛さ、酸味、ニンニク、野菜があればいい」と分かって、キムチの代替品を作れると。

そんな「自分に恵まれているもの」をうまく代用して願いを実現して、欲求を満たしていくわけですね。

簡単でしょ。

 

「当たる」と「外さない」は違う

じゃあ、これで「当たる(売れる)」かというと、そうとは言い切れないんですよ(笑

本質を外さなければ、本質に応じたクオリティは確実に確保できます。

でも、クオリティがあれば、売れるというわけでもないと。

 

ということで今日は、「当てる」と「外さない」の違いについて説明してみましょう。

これが分かれば、自分のビジネスに対するスタンスを作りやすくなるかと思います。

 

「当てる」はメジャー的、「外さない」はニッチ的

「当てる」と「外さない」は、基本的に違うアプローチになります。

「当てる」を重視するとメジャー的なアプローチになって、「外さない」を重視するとニッチ的なアプローチになります。

 

で、このブログでは耳タコかもしれませんが、「当てる」ことを考えた場合、クオリティは必須条件ではなくなります

クオリティがあったとしても、売れるわけではないと。

実際、クオリティが低くても売れる作品はあります。

その一方で、すっごいハイクオリティなのに、埋もれたまま世に出ない作品も多いものです。

 

「当てたい」という場合、クオリティが高いかどうかは二の次なんですよ。

なら、何が重要になるかというと、それが「話題性」です。

 

「当てる」ことを考えるならば、話題性が必要

この世の中は、大半の人(8割以上の人)が「ブームや周囲の話題に左右される、普通の人」です。

その「普通の人」たちは、特に思い入れのあるジャンルを持つわけでもなく、周囲のブームや雑誌情報などで「これ面白そう」と決めるタイプの人たちです。

「今月はこの映画が人気なのか。なら見てみようかな」、「この作品、あの人がおすすめだって言ってたな。なら見てみるか」と、人気や人からの話題で決めてしまうわけです。

 

だから、「当てる」ことを考えるならば、自然とこういう「普通の人」たちにアプローチしなければならないわけですね。

すると、自然と「話題性」を作るために、メディアとの連携やイベント、ネットではSEO対策(検索エンジン対策)などが重要になってきます。

出版社や配給会社がやっているのは、だいたいこういう認知と話題性作りです。

彼らは「当てる」ためにやっていると。

 

でも、「話題性」って、出たとこ勝負な部分があるじゃないですか。

だから、売れるものと売れないものの差が激しくなり、なかなか安定しません。

そのため、できるだけ多くの商品を確保して、高頻度でいろんなものをリリースして、その中から当たるものを見つけ出そうとします。

そしてどかんと売れたものに乗って、売れないものはどんなにクオリティがよくても切り捨てる、というスタンスになります。

当たれば大きいけど、安定しないと。

 

「外さない」を考えるなら、クオリティが大切

一方で、「ブームなんて関係ない。私はこれが好き!」という特定の好きなジャンルを持つ人は、2割ぐらいのマイナーな勢力です。

こういう人たちは、「あの監督作品だから見る」、「あの制作会社が好きだから見る」と、クオリティを判断基準にします

 

だから、「外さない」ことを考えるならば、こういう「クオリティを判断基準にする人たち」にアプローチをすることになります。

この人たちはクオリティがよければちゃんと買ってくれるので、規模は小さくなりますが、安定した売り上げを確保できます。

こちらは安定しているけど、なかなか「爆発的に売れる」が起きないと。

 

「当てる」と「外さない」のスタンスの違い

「当てる」ことを考えると、どうしても短期で、高頻度にリリースをするようになります

それは、頻度を高めないと人は忘れちゃうので、話題にならなくなるからですね。

だから時間が大切になり、その枠組みでもある「締め切り」は、何よりも大切な要素になります。

すなわち、締め切りが守れない人や会社は、メジャー向けでは切り捨てられる筆頭なんだと。

 

一方で「外さない」ことを考えると、クオリティの確保が重要になります。

そのためにはある程度の時間が必要なので、あまり締め切りは重要な要素ではなくなります。

むしろ、クオリティが確保できない場合、販売の延期や中止すらあるものです。

クオリティが重要な要素になるんだと。

 

どのスタンスを取るのかは、自分の好みで決めればいいかと思います。

メディアとのやりとりとか、話題作りとか、SEO対策とか、そういうものが好きなら高頻度タイプにして、メジャー向けの度合いを増やすと。

クオリティを追求したい場合、頻度は低くともクオリティを確保して、ニッチ向けの度合いを増やせばいいでしょう。

 

まとめ

そんな感じで、「当てる」と「外さない」は、アプローチがだいぶ変わります。

「当てる」場合はメジャー系の発想になって、「外さない」の場合はニッチ系が合うかと思います。

 

そして、自分の性質に合ったスタンスを選ぶ方が、結果的に早く心地よさを得られるんじゃないかな、と思います。

 

ということで、今日は「当てる」と「外さない」は違う、というお話をしてみました。

実は続きがあるんですが、それは明日にします。

今日はここまで~。

By |2017-07-17T20:27:25+00:002017年 7月17日(月)|ビジネス|