自動着色技術「PaintsChainer」が、ついに実用レベルになってきた、というお話

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自動着色技術「PaintsChainer」が、ついに実用レベルになってきた、というお話

今日は、絵描きさん向けのお話です。

自動着色技術「PaintsChainer」が、ついに実用レベルになってきたということで、ご紹介です。

 

自動着色技術「PaintsChainer」の実力

興味深い技術があったので、ご紹介。

PaintsChainer使い方はこちら

 

過去の記事でも「そろそろ自動着色が来そう」と、何度か触れましたが、ついにそれなりに実用レベルになってきた自動着色サービスが出てきたようです。

実際の変換例を見てみると、以下のようになってます。

 


 

クオリティが上がってきた!

だいぶいい感じで仕上がってますよね。

これのいいところは、ラフからでも彩色してくれるところでしょう。

ただ単純にラフを仕上げるのと、こんな風に色が少しでもあるのとでは、全然違いますからね。

もちろん完璧になるわけではありませんが、一から着色するよりも、「これを通して着色して、手作業で仕上げる」というスタイルもアリでしょう。

 

さらに、キャラクターごとの配色の記憶&再現ができるようになれば、漫画にも対応できるようになるでしょう。

すると、ウェブ漫画は基本カラーになっていくかもしれませんし、さらに発展の余地が出てくるので、白黒の紙媒体は今以上に勢いを失うかもしれません。

 

今はアメリカの西部開拓時代と同じ

言うなれば、今はアメリカの西部開拓時代と似たような時代です。

当時のヨーロッパ経済は限界が来ていて、不景気や飢饉もあって、発展の余地がありませんでした。

一方で新天地のアメリカは、西洋人にとっては未踏の大地が広がっていて、自由があり、希望があり、未来が開けていました。

なので、人々はこぞって西部に乗り出して、開拓をし始めて、そこでどんどん好景気が生まれたと。

 

で、白黒の紙媒体は当時のヨーロッパで、電子媒体がアメリカのようなものです。

こういう場合、どんどん先行して新天地に適応する方が、有利になるし、後々発展しやすいと分かります。

 

「業界の専門家」ほど、本質を外しやすい

実はこういうのは、「その業界の専門家」ほど本質を外すことが多くなります

それは、その業界の専門家は「今までがこうだった」ということに詳しいだけで、「これからはこうなる」という未来を見ているわけではないからですね。

 

例えば電子書籍でも、電子書籍が出てきた当時は、出版業界のプロとか、編集者がこぞって「こんなもの使えない」とこき下ろしていたんですよ。

「段組が使えない」、「表も使えない」、「文字と画像しか使えない」、だから、「こんな機能的に劣ったもの、本として認められない」みたいな。

だから、「段組機能や表機能をつけろ!」とか、「雑誌のように複雑な表示でもできるようにしろ!」とか言っていたんですが。

 

でもこれって、「今までの形にしろ」というだけで、未来の新たなスタイルが見えていないんですよね。

電子書籍の場合、デバイスやディスプレイの大きさだって変わっていきますし、将来にはスマホというスタイルですら「古いものだ」とされて、変わっていくかもしれません。

それに、電子書籍の未来で一番大きな可能性が、「自動読み上げ」と「自動翻訳」です。

さらには、外部から音楽や効果音を加えることで、自動的にさらなる演出が加えられるかもしれません。

 

電子書籍の可能性は、まだまだ広がっている

すると、変な段組とか表機能を追加するよりも、むしろシンプルでプレーンな文字情報のみで本を構成する方が、可能性は開けると分かります。

それは、プレーンな文字情報で本を実現している方が、いろんなデバイスで使えて、さらに自動読み上げでも自動翻訳でも演出追加でも、使い勝手がよくなるからですね。

すなわち、電子書籍はシンプルな形式を維持する方が、未来が開けることになります。

 

実際に、イメージしてみましょう。

全世界の本を自動翻訳で読めて、時には読み上げもできて、時にはテレビ番組やラジオ番組のように、BGMや効果音の演出追加もできて。

さらにはそれを、車の運転中でも、電車の中でも、食事中でも、風呂の中でも、何かの作業中でも、仕事中でも、みんなで団らんしている時でも、どんな場所でもどんなデバイスでも楽しめて。

そして、文字だけでなく、音声だけでも、映像を加えても出力できて、番組や映画を楽しむように、多人数で楽しむこともできる。

そんな世界を「本」が実現する、ということです。

 

ここまで来ると、「本って何?」とかいう次元になりますが(笑

でも、電子書籍というのはそれぐらい可能性があるものです。

日常生活には、「進化した本」が入る余地は山ほどあるんですから。

そういう無限の可能性があると分かると、「段組や表機能を作る」なんてメリットは、古くて取るに足りないものでしかないと分かります。

 

ある意味、流れを見極めることができる人ほど、希望があって、発展する場所を選ぶことができます。

そして、それに合ったスタイルを選び、適応することができます。

それは、未来の可能性や、未来の豊かさを見ているからですね。

一方で衰退する人ほど、「過去がこうだったから、新しいものもそうしろ」と言います。

それは、過去の定型や、過去の栄光しか見ていないからです。

 

まとめ

そういうこともあって、自動着色サービスも、「過去がこうだったから」という発想を捨てて考えてみるといいでしょう。

そして、こういう技術を組み込んだ上で、新たなスタイルを模索してみるのもいいでしょう。

すると、今までにない効率化ができた上で、さらに見栄えのいい作品ができたりするんですよね。

 

いや~、だんだん面白い時代になってきましたね~。

これからはまさに、時代を見ることができる人ほど、うまくいくんじゃないかと思います。

 

ということで、今日は自動着色技術「PaintsChainer」のご紹介でした。

今日はここまで~。

By |2017-10-13T08:04:57+00:002017年 10月12日(木)|未来|