昨日に引き続き、今日も時代の流れについてお話ししてみましょう。

「個人でも、ビジョン次第でいろんなことができるようになってきた」、というお話です。

 

個人でも、立派な紙媒体を作れるようになった時代

昨日は電子書籍のお話をしましたが、今日は紙媒体を中心に見てみましょう。

ってことで、今日も興味深いツイートをご紹介。

 

 

上記の写真を見たら分かりますが、同人誌なのに、なんかもう市販本と同じようなクオリティですよね。

しかも、ここの会社(RedTrain OneBooksサービス)みたいに、「部数にかかわらず、1冊当たりの単価が一定」&「表紙・本文も全てカラー印刷にしても値段は同一」で、その上普通に安い、みたいなオンデマンド印刷スタイルも出てきているようで。

何というか、「カラーと白黒が同じ値段」とか、時代の移り変わりを感じたりもします。

普通は「白黒が安くて、カラーは割高」ですからね。

 

で、こういうのを見ると、「個人でも企業と同じ土俵に立てるようになってきたな」と感じたりします。

すると個人でも、ビジョン次第でいろんなことができるようになる、ということです。

 

出版社を介する意味がなくなってきた

先に触れたように、印刷ですら個人で普通にできるようになったわけです。

なら出版社を通すのと同人でやるのと何が違うのかというと、もはや「ファンの確保」と「見栄」ぐらいしかないようにも感じます。

でも実は、この両者も、クオリティと工夫次第で十分に解決できるようにも思います。

 

「ファンの確保」については、もはや出版社に頼らなくても、個人でファンを確保できるようになりました。

昔は個人に届けられるメディアが限られていたので、テレビや新聞、雑誌に広告を出せるような、大きな資本を持つ会社でないと、お客を作れませんでした。

でも今は、TwitterでもFacebookで、個人で情報発信できるようになりました。

で、しっかりとしたクオリティで競争力のあるものを作って公開していれば、自然とファンは集まりますからね。

まぁ多少の時間はかかるでしょうが、分かりやすくクオリティの高いものを惜しみなく分かち合っていたら、少しずつでも人は来るようになりますし、ファンができれば収益も作れるようになります。

 

「見栄」についても、クオリティUPで自慢ができると分かります。

実際に上記のツイートでも、「このクオリティで『薄い本』だとは!」と、驚かれてますよね。

むしろ、「ISBNがついていないこと」に驚くぐらいで。

「出版社を介すことで自慢ができる」というだけでなく、今は「出版社など介さなくても売れる」というのも自慢できる要素になってきたと。

 

これからは「何を作りたいか」というビジョンが重要になる

なら、個人でも企業でも、ほとんど同じ土俵に立てるようになったと分かります。

ある意味、インフラ(開発基盤)が整ってきたわけです。

売る場所も、生産する場所も、個人と企業とでは大差なくなったと。

 

すると、「何を作りたいか」、「何を実現したいのか」というビジョンやイメージが重要になるように思います。

というのも、そういうビジョンがあることで、インフラを最大限に活用できるようになるんですから。

 

実際に、イメージしてみるといいでしょう。

「こういう毎日を送れたら、すてきだな」、「こういうものがあったら、面白いな」と、空想の世界を味わい、楽しみます。

それは、「こういうカップリング最高じゃぁぁあ゛あ゛あ゛!!」、「この二人の関係をもっと味わいたいんじゃあ゛あ゛あ゛」みたいなもので十分です(笑

すると、「作りたい」と思えれば思えるほど、「ああ、これも使える。あれも使える」と、使えるものがどんどん見えてきます。

「なんで今まで、これに気づかなかったんだ!」と、周囲にあった「見えない資産」が、驚くほど見えてくるんですよね。

 

まとめ

そんな風に、最近はもはや、個人でも企業と同じ土俵に立てるようになってきたように感じます。

なら、世の中にあるいろんなインフラを、どう使うか、ということですね。

 

で、これからは、「こういうのがあればすてきだな」と魅力的なビジョンを描ける人ほど、豊かになるように思います。

それは、そういう人ほど、インフラを使いこなせることができるからですね。

すなわち、ビジョンがある人ほど、「見えない資産」に気づけるようになってくると。

 

ということで今日は、「個人でも、ビジョン次第でいろんなことができるようになってきた」、というお話をしてみました。

今日はここまで~。

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