物語を公開して読んでもらう方法

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物語を公開して読んでもらう方法2016-11-29T09:04:54+00:00

Project Description

  • ジャンル: 作家向け読み物
  • 公開日: 2014年4月

概要

このページでは、小説や作品を多くの人に読んでもらう方法について説明しています。

  • 読み手に興味を持ってもらえる、作品の公開方法とは?
  • 読んでもらった後に、口コミで広げてもらうには?
  • 読者からの感想をもらうには?

読んでもらう前に必要なこと

さあ、作品ができたら、後は人に読んでもらうだけです。

貴方が大好きなものを思う存分書けて、貴方自身が楽しめて、そして人にも読みやすい形にできていれば、間違いなくいい物語になっているでしょう。

公開する前に考えておくこと

ただし、人に読んでもらう前に、いくつか明確にしておく必要があります。

貴方の作品は、一言で言うとどのような作品なのか

青春系の作品なのか、恋愛系なのか、感動ものなのか、バトルものなのか、ミステリーなのか、いろいろとあるでしょう。作品の内容や特徴を、できるだけ簡単に、明確に示します。「何をやってもダメな女子高生の主人公が、今をときめく人気アナウンサーと恋をするラブストーリー」とか、「犯罪によって家族を失った主人公が、一人悪の組織に立ち向かうサスペンス物語」といった形で表現できるでしょう。

どのような人が読めば楽しめるのか

その作品は、どのような人が読めば楽しめるでしょうか。「中学から高校生ぐらいの女の子なら楽しめる」、「中世ヨーロッパの世界観が好きな人なら楽しめる」、「○○県在住の人なら楽しめる」など、そのような楽しめる人をできるだけ絞り込んでみましょう。年齢や性別、地域、職業、思想、趣味趣向など、様々な分類があるので、「最もよい切り口」を探してみましょう。

ここで大切なのが、対象者をできるだけ絞り込むことです。対象者を限定すればするほど、多くの人に読んでもらえると思いましょう。理由はこの後で説明します。

この作品で何を楽しめるのか

その作品は、いったい何を楽しめるのかを考えます。「泣ける感動を楽しむ」、「思う存分笑ってください」とか、「緊迫した場面を楽しむ」「世界観を楽しむ」「ドロドロした人間関係を楽しむ」などです。

素人でもこの作品を楽しめるような、「楽しみ方」とは何か

その作品を、素人でも楽しめるようにするには、どのような「楽しみ方」が必要でしょうか。その作品を楽しむために必要なルールや情報などを作ります。貴方自身が何を楽しんで書いたのか、そして貴方がその分野にはまったきっかけなどから、「楽しみ方」を考えてみましょう。

場合によっては、貴方自身の情報を記すこともあります。「恋愛小説を千冊読んだ筆者が、『自分にとっての最高の純愛』を描きました」とか、「実際に刑務所を見てきた筆者が綴ったからこそ、『リアルな獄中の緊迫体験』を味わえる」などもあるでしょう。

作品を効果的に読み手にアピールできる、この一手間

これらを明確にしたら、読む相手に「この作品はこのような作品です。このようなのが好きな人向けで、このような内容を楽しめます」と伝える必要があります

人は、何かを期待して初めてその作品に触れようとします。逆をいうと、その作品の特徴が何なのかが分からなければ、読もうとはしないわけですね。

例えばこれから昼食にラーメンを食べたいとしましょう。「豚骨のダシが美味しく味わえるラーメン屋」「シコシコ麺の食感が美味しいラーメン屋」「ただのラーメン屋」があった場合、ほとんどの人は特徴のあるラーメン屋を選ぶわけです。そして、「豚骨のダシが美味しいラーメン屋」に入ったら、人はダシに意識を向けて、それを味わおうとします。

ですが、特徴を明確にしなければ、誰もそのラーメン屋に入ろうとはしません。どのラーメン屋も得意な分野で勝負しているわけです。「全ての人にオススメ」というのは、裏を返すと「何の特徴も面白みもない」ものだと認識されるわけですね。

効果的にアピールできれば、批判も減る!

また、特徴が明確になっていなければ、人は「売り」とは関係のない全く別の点を期待してしまいます

例えばメニューの豊富さを期待したり、すぐに料理が出てくるスピードを期待するかもしれません。小説で言うと、書き手は恋愛ものを楽しんでもらいたいのに、読み手が感動を期待していたりすることがあるでしょう。そのような場合、読み手は見事に期待を裏切られて落胆して、「期待はずれだった」となってしまうわけです。

多くの才能ある作家が、これを明確に伝えないために、読み手に喜んでもらえなくてモチベーションを下げて苦しんだり、諦めたりするのを見てきました。

「読み手の期待を裏切る」は、最初は避けた方がよい理由

もちろん、「あらかじめ伝えない(期待させない)ことで、わざと期待を裏切るクオリティを与えれば、インパクトがある」という考え方はあります。これは実際に真実です。ですが入門者の段階ではそれだけのクオリティを与えることはとても難しいという問題があり、この方法はお勧めできません。

それを未然に防ぐためにも、「作品の特徴、対象者、楽しめる内容、楽しみ方」は明確に読み手に伝えておくことが大切です。

「楽しみ方」を教えて、確実に楽しんでもらう

ここまでで作った「楽しみ方」を教えることで、興味のある人に効果的に興味を持ってもらい、作品を手にしてもらう率が高まります。

そしてしっかりと中身でもその「楽しみ」を提供できていて、読み手が楽しめた場合、その人は喜びます。その喜びが大きければ大きいほど、貴方の濃いファンになるのです。

そのためにも、「楽しみ方」を効果的に伝えることが大切です。

それでは、どのようにその「楽しみ方」を伝えるのか、その方法を紹介してみましょう。

タイトルに、ジャンルや楽しみ方を入れる

作品のタイトルは重要になります。理想は、作品のジャンル、内容、雰囲気、方向性などが一目で分かるような、象徴的なタイトルがいいでしょう。

意味だけでなく、ひらがなやカタカナ、漢字などの字面(じづら)も大切でしょう。例えばひらがなだけで構成すると若者向けに可愛く見えて、漢字だけの文字列であれば大人向けの固い雰囲気がするでしょう。そのようにして、楽しみ方を端的に感じられるタイトルがつけられれば最高です。

ですが、最初からなかなかそのように高度なタイトルを作るのは難しいでしょう。最初はタイトルは適当で大丈夫です。

表紙の帯に「楽しみ方」を書く

表紙の帯に、「楽しみ方」を書く方法があります。これは小説の表紙を画像形式で提供できる場合や、短いコメントを追加できる場合に利用するとよいでしょう。表紙画像に帯を追加して、そこに「楽しみ方」を記述します。

一般書籍でも、帯に推薦文や楽しみ方が書かれているものです。そうすることで、表紙は「タイトルを知るだけ」ではなく、「楽しみ方を知る表紙」にすることができるのです。

「まえがき」で「楽しみ方」を説明する

短文で効果的な「楽しみ方」を説明できない場合、「まえがき」で説明することも可能です。「あとがき」で筆者が物語の最後にコメントを寄せるのと同じように、物語の「前」でコメントをするのです。

筆者の情報を読み手に知らせる必要がある場合で、自分で自分を紹介するのが違和感が出る場合、他人名義での「推薦文」といった形で楽しみ方を提供することも可能です。一般書籍でも、そのように「まえがき」を用意していることもあるものです。

「いきなり本文に入らなければ、読み手は離れていきそう」と心配することはありません。実はこのような「作者の声」は、効果的だというデータがあります。知人の作家がネット上で小説を公開した際に、アクセス解析をして人が「読む順番」を調べたところ、実は「あとがき」から読む人の率が相当あったのです。そのように、作者の声を「まえがき」で入れておいたとしても、読み手は離れることは少ないのです。

口頭で伝えて渡す

実際に手渡しでする場合に有効なのが、作品を渡す前に、口頭で「楽しみ方」を教えることです。そうすることで、確実に理解してもらえるでしょう。

さあ、読んでもらって、楽しんでもらおう!

これを明確にできてさえいれば、読み手は貴方の作品の持つ特徴を積極的に楽しもうとしてくれます。だから貴方の感性に共感してもらえるようになります

実際に楽しみ方が分かった人で、しっかりと楽しめた人であれば、ちょっとぐらい粗があったとしても、貴方の作品をまた読もうとするでしょう。貴方は書けば書くほど少しずつ実力もついて、作品も面白くなっていくでしょう。すると読む側は、「この作者は少しずつ面白くなっていってるから、今後が楽しみ」になり、リピーターとなり、そして応援してくれるファンになるわけです。

次第に貴方は、「期待の新人」になる

すると貴方は、そのファンにとって「実力が少しずつ上がっている、未来が楽しみな作家」になるわけですね。言い換えると、「期待の新人作家」になっているわけです。いい成長スパイラルに入っていれば、少しずつ実力も上がり、ファンの数も増えていくことでしょう。

貴方は次第に「自分が楽しむこと」という土台の上に、「読んでもらって楽しんでもらえる」というさらに大きな喜びが重なるでしょう。そして、いわば草野球で楽しんでいるだけだった入門者レベルを抜け出して、次の高校野球時代とも言える、成長段階に入るわけです。その高校野球レベルでは、活躍するに従って観客も少しずつ集まり、やがてプロの目にも「有望株」として目にとまり始めるでしょう。

第一歩を踏みだそう!

さあ、何を楽しめるのかをしっかりと明確にして、人に読んでもらって、楽しんでもらいましょう。

人に読んでもらうというのは、その「プロに続く道」を歩き始める第一歩なのです。

読んでもらう方法

以下では、実際に作品をどのように公開するのか、どのように宣伝するのか、思いつく方法をリストアップしてみましょう。

作品を公開する媒体

作品を読んでもらうには、どのような媒体で読んでもらうのかを決める必要があります。電子媒体で読んでもらうのか、それとも紙に印刷するのかで、その後の渡し方も変わるものです。

以下に、作品を公開する媒体の代表例を記します。

ホームページに公開する

簡単なのが、ホームページを開設して、そこで公開するという方法です。小説だけでなく、ブログなども併設できるため、様々なプロモーションやファンとの交流も可能になります。

ブログなど、無料で開設できるページは多くあります。そこを利用するとよいでしょう。

投稿サイトに投稿する

専門の投稿サイトを利用することも可能です。小説やゲームなど、その内容に特化しているため、簡単に体裁を整えたり、表紙をカスタマイズできるものです。読み手に見やすく、そして良質な体裁で小説を公開することができるでしょう。

紙にプリントアウトする

最も読んでもらいやすい媒体として、「紙にプリントアウトする」という方法があります。紙で手渡せば、すぐにでも読んでもらえるものです。

紙媒体ではコストはかかりますが、わざわざPCやスマホでブラウザを立ち上げて、アドレスや検索ワードを打ち込んで、該当ページを探してリンクをたどって、「あった、これだ」と見つけて、そうしてようやく見られる……といった膨大な手間がなくなるのは、強烈なアドバンテージになります。

本当に見てもらいたい人には、URLアドレスなどを渡すよりも、紙媒体で手渡すとよいでしょう。

同人誌・電子書籍として出版する

出版してお金を得たい場合、同人誌や電子書籍として出版するのがよいでしょう。

同人誌は現物なので読んでもらいやすいですが、印刷費や送料などがかかるのがデメリットです。一方で電子書籍はほぼ無料でできて、いつでもどこでも手渡せて読んでもらうことができますが、スマホや電子書籍リーダーを必要とするのがデメリットです。

ある程度のファンができてきたら、検討してみるとよいでしょう。

誰に知らせるかを決める

作品ができて、「楽しみ方」と一緒に作品を公開したら、読んでもらう人に知らせる必要があります。そこで、「誰に知らせるか」、「どのように知らせるか」が必要になります。

まずは以下で、「誰に知らせるか」、知らせる相手の代表例を示します。

ファン

確実に楽しんでもらえる人が、貴方自身のファンです。ファンに伝えると、「待ってました!」と言わんばかりに喜んでもらえて、高い率で読んでもらえて、そして満足した反響を得られるものです。

数は少ないでしょうが、貴方にとってやりがいと喜びをもたらしてくれる、最高の相手ですね。

その情報が大好きな、特定コミュニティの人たち

貴方と同じような趣味趣向を持つ人で、その作品が大好きな人たちに教えることもできます。貴方が属しているコミュニティに教えることもあるでしょうし、似たようなコミュニティに作品情報を通知する方法もあるでしょう。

本当にその情報を求めているコミュニティであればあるほど、その情報は喜んでもらえることでしょう。ですが、そうでない場合は宣伝と間違われて疎まれる場合もありますので、注意が必要です。

その情報を欲している「情報」を扱う人たち

例えばニュースサイトやマスコミなど、「情報そのもの」を扱う人たちに教えることもできます。

この場合、趣味趣向というよりも、社会的にインパクトがある方が取り扱ってもらう率が高くなります。例えば社会問題を扱った作品や、地域社会に貢献できるもの、ニュースとして扱えるだけの実績や話題性などがあれば、より採用してもらえる率は高まります。

マスコミや情報サイトは情報を求めています。これは実績次第で大きなインパクトを作れるので、よい実績ができたら利用するとよいでしょう。

友人・知人

一番確実なのは、友人知人に教えることです。貴方のことが大好きであればあるほど、そして同じ趣味を持っていればいるほど、興味を持って読んでくれるでしょう。

募集など

規定に合えば、小説の募集や新人賞などに送ることも可能です。

ただしこの場合、「相手が求める楽しみ方」の基準に従う必要があります。そのため、貴方が「楽しみ方」を作ったとしても、無意味になることがほとんどです。「貴方の軸」ではなく、「他人に合わせること」が重要になるので、貴方の個性を発揮しにくいことは覚悟しておきましょう。

人に知らせる方法

「誰に知らせるか」を決めたら、次は「どのように知らせるか」を決めます。

以下に、知らせる方法の代表例を記しましょう。

TwitterやFacebookなどで友人・知人に知らせる

TwitterやFacebookなどで告知するのが、一つのよい方法でしょう。ファンや貴方をフォローしている人には、これが最も簡単で、効果的な方法になるでしょう。

ブログで知らせる

ブログで告知するのも一つの手段です。効果的な検索ワードを入れておけば、検索した人が貴方を発見することもあります。

メールで知らせる

特定の人に知らせたい場合、メールで知らせることも可能です。

SNS・コミュニティ系サイトで知らせる

不特定の人に知らせたい場合、SNSやコミュニティサイト、掲示板などで知らせることもできるでしょう。

会話で知らせる

実際に会う人であれば、会話で知らせることも可能です。多くの人と会うような仕事や職業の場合、効果を発揮するでしょう。

プリントしたお知らせなどで知らせる

お知らせなどをプリントして、その紙を配布することも可能です。町内会の回覧板や、何らかのパンフレットに添付する方法もあります。作品が特定の地域やエリアに貢献する場合、この方法が効果を発揮するでしょう。

検索エンジンに登録する

ホームページなどで公開した場合、検索エンジンに登録する方法があります。Googleへの登録は、こちら(🔗 )で可能です。

最初はアテにはできませんが、確実に喜んでもらえる価値のある内容や情報を提供していれば、確実に検索から来る人は増えます。

読んでもらった後は

読み手に読んでもらった後にも、いろいろな施策を施すことで、口コミとしてより広げたり、感想をもらったりすることも可能です。

以下で、読んでもらった後のための施策をいくつか紹介しましょう。

口コミで広げてもらうには

読んだ後に、口コミで広げてもらうことが大切です。そしてそれは、ある程度の仕組みを作ることで、口コミを引き起こしやすくすることが可能です。

以下に、いくつか代表的なアイデアを列挙します。

読み終わった直後に、TweetボタンやFacebookボタンなどのSNS系ボタンを追加する

ホームページや投稿サイトなどに作品を公開している場合、読み終わった直後に、TweetボタンやFacebookボタンなどを設置するとよいでしょう。読後感にインパクトがあればあるほど、口コミとして広がりやすくなります。

ただボタンを配置するよりも、「ツイッターで感想を教えてあげよう」とか、「感じたことを、他の人に教えよう」などというフレーズで行動を促すのもよいでしょう。

また、何かささやかな特典(おまけ小説や、裏話・制作秘話など)を別途用意して、ツイートしてくれた人にプレゼントをする……といった行動もできるかもしれません。

友人・知人に配布可能なカード型チラシを入れておく

紙媒体で公開している場合、読み手の友人や知人に紹介可能なチラシを数枚入れておくとよいでしょう。そうすることで、読み手は「他の人に教えてあげることができる」という手段に気づき、口コミに促すことができます。大きな紙よりも、カード型の方が携帯してもらいやすく、すぐに手渡してもらえます。

感想をもらうには

読み手からの感想が欲しい場合、読み終わった直後に感想の入力フォームを入れたり、アンケート用ページへのリンクを張るとよいでしょう。

アンケート作成には、無料で簡単に作れるアンケートツクレール(🔗 )が便利です。(アンケートサンプルはこちら(🔗 )

十人のファンを作れれば、次の百人はもっと簡単

「ファンが全然できない」とか、「ファンが一人しかいない」と思って落ち込む必要はありません。また、「ファンを百人作るのは、この百倍大変なのか」ということもありません。

実はファン作りで最も難しいのは、実は最初の一人のファンを作ることです。一人ほど熱狂的に応援してくれるファンの人ができれば、次の一人はさほど難しくはありません。そして、二人のファンを作れれば、十人のファンを作るのはもっと簡単にできるようになります。十人のファンができれば、次の百人はもっと簡単です。

そのように、ファンの数は次第にどんどん大きな規模になってゆくものです。なので、最初は少ないながらも、その少ないファンと楽しむとよいでしょう。

熱狂的なファンは一人でも、千人でも、大して変わらない

実は、熱狂的なファンは、一人いても千人いても、あまり幸福感の実感は変わらないものです。情熱的に応援してくれて、感想を熱く語ってくれる一人の人がいれば、「その一人のために書こう」というモチベーションになるものです。その「ファンと共に歩く喜び」は、ファンの数が一人でも、千人でも、あまり関係ありません

ファンは、恋人と同じです。恋人が一人でも、千人でも、「恋人と共に歩く喜び」は大差ないものですよね。そのため、「ファンの多さで喜びは変わる」という思い込みは捨てるとよいでしょう。

また、「ファンの数は多ければ多いほどよい」という発想も捨てましょう。貴方は、一人の人を最高に幸せにして、喜ばせるために、作品を作ることだってできるのです。

「ファンが多ければ多いほど、優れている」とは限らない

たとえて言うなら、医薬品の研究者と手術をする外科医と同じです。薬を作る人は、その新薬で何万人という人を救うかもしれません。一方で、手術をする外科医は、一度でたった一人しか救えません。ですが、「外科医よりも、一度に多くの人を助けられる薬を作る人の方が優れている」なんてことはありません。外科医は、一人のために、その手腕を発揮して、一人の患者に大いに喜んでもらうのです。

そのため、「ファンが多ければ多いほど、優れている作家」だという発想は捨てましょう。同じように、「出版部数が多い作家ほど、優れている作家」というわけでもなければ、「知名度があるほど優れている」というものでもありません。

ファンは「ただの数字」ではありません。貴方の作品を心から楽しんでくれる「その人」は、世界に一人しかいません。同じように、「その人」にとっては、貴方は「世界に一人だけの人」なのです。

この世界のどこかで、貴方の作品を待っている人が必ずいる

貴方にできる、最高の「読んでもらって、楽しんでもらう方法」を見つけた時、貴方はファンの人から大きな喜びと感謝を得て、充実感とやりがいを感じ、よりストーリーライティングが楽しくなるでしょう。

貴方の作品を心から待ち望んでいて、必要としている人が、この世界のどこかに必ずいます。その人は、すぐに見つからないかもしれません。ですが、その人は、貴方が活躍することを、心から願っているのです。

貴方自身が「作家ライフ」を楽しめば、作品の「楽しみ方」を教えられるようになります。その「楽しみ方」をしっかりと説明できれば、貴方の作品は必ず受け入れてもらえます。そして、大好きなことをして、ファンと共に幸せを感じながら生きることができるのです。

まとめ

  • 公開する前に、「作品の特徴、対象者、楽しめる内容、楽しみ方」を考えておこう。
  • 作品を渡す前に、作品の「楽しみ方」を手渡そう。