シナリオの方程式(二):対立関係の構築

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シナリオの方程式(二):対立関係の構築2016-11-29T09:04:57+00:00

Project Description

  • ジャンル: 作家向け読み物
  • 公開日: 2014年4月

概要

このページでは、「シナリオの方程式」における対立関係について説明しています。

  • ありとあらゆる感動が作れる「対立関係」とは?
  • 読み手が「深いテーマだ」と感じる物語を作る方法とは?
  • 世界観に合い、意味を持った、効果的なキャラを作る方法とは?

対立関係を作れば、感動を作れる

ここまでで、テーマを「世界観(象徴):目に見えるもの」と「心の状態:目に見えないもの」の、一対一で対応する二つのものに分けました。それではこれらの情報を元に、さらに物語を作り出す方程式に必要な要素を追加していって、作り込んでいきましょう。

次に作るものが、対立関係になります。この対立関係を作り込むことで、物語の本質となる盛り上がり、いわゆる感動を作り出すことができるようになります。この段階では結構抽象的なことを扱いますが、しっかりと理解していきましょう。

感動を作る方法とは?

物語を作る上で、「葛藤が重要だ」ということは一度ぐらい耳にしたことがあるんじゃないでしょうか。さらに、物語で面白い部分としては、葛藤する場面や泣ける場面、悲しい場面だとか嬉しい場面、心を揺さぶられる場面だとか、たくさんあるものです。ここではそれらを全てひっくるめて「感動」と呼ぶことにしましょう。

ならば、どうすればそれらの感動を作り出すことができるのでしょうか。その感動を作り出す方程式が、これから説明する対立関係になります。つまり、この対立関係のシステムさえ把握していれば、葛藤も泣ける場面も悲しい場面も喜びの感動も、ありとあらゆる感動が全てシステマティックに構成できるようになるという優れものだったりします。

感動の定義

さて、それでは最初に、感動の定義から触れておきましょう。

「感動とは、心の抑圧を解放することである」

感動とは、読み手が持つ「心の抑圧」を解放することです。抑圧とは、「癒すことができなかった心の傷」だと思えばいいでしょう。

例えば恋愛で言うと、失恋して心の傷を負うことがあります。その時に泣いて癒されればいいんですが、無理して感情を押し殺してしまう場合があります。そんな風に押し殺すことが「抑圧する」ことになります。ですが、失恋ソングなどを聴くと、同調して涙が出てきますよね。それは、涙を流すことで心の傷を癒している……つまり、「抑圧を解放している」ということになります。

がん患者ががん患者の会で同じ境遇の人を知り涙するのも、発散できずにいる心の痛みを癒すことで、抑圧を解放して涙が出るということになります。その他にも年寄りがふるさとを歌った演歌を聴いて感動するのも、壮大な景色を眺めて感動するのも、実は全て、抑圧を解放していることによって起こっているものなのです。

心の抑圧を解放する、三つの方法

心の抑圧を解放する手段には、三つあります。

抑圧を与えて、解放する方法

これは小説や映画など、物語形式で一般的に用いられるものが当てはまります。誰でも感動できる形式になるものです。物語の最初で抑圧を与えて、後半でそれを解放することで、感動を得ることができます。

抑圧を与えずに、同調することで抑圧を解放する方法

これは失恋ソングやがん患者の会などがこれに当てはまります。同じシチュエーションの人にしか抑圧を解放させることができませんが、ピンポイントで深い感動を与えることができるものです。

「鏡」を見せる方法

最後は「鏡」を見せる方法です。例えばロールシャッハ・テストのように、極度に抽象化された、それでいて何か意味がありそうなものを見せると、見せられた人は自らが勝手にイメージして理屈付けを始めます。このとき、その人自身が持つ抑圧をその抽象的なものに見いだす傾向があります。これによって抑圧を解放するという、高度なテクニックです。「ねじ式」やテレビ版「新世紀エヴァンゲリオン」、またPCゲーム「ゆめにっき」などがこれを用いています。

ここからは、一般的な「抑圧を与えて、解放する方法」のみを説明します。実際に物語で扱うのはほとんどの場合がこれに当てはまるでしょう。

感動を生み出すプロセス:対立関係

それでは実際に感動を生み出すプロセスである、対立関係の構築に入っていきましょう。

ところで、「物語とは、ある一つまたは複数の問題を解決する一連の過程である」というのを覚えていますでしょうか。これを踏まえて、説明していきましょう。

対立関係の図式

対立関係の図式は、のように表すことができます。

なお、象徴と心の状態を別々に記す必要がある場所では、「:S/M」という表記を追加しています。例えば「(2-A:S/M)ヒーローの長所」とある場所は、象徴である「(2-A:S)ヒーローの長所」心の状態である「(2-A:M)ヒーローの長所」という二種類を作り込むことになります。また、これら両方をまとめて(2-A)と短縮して記述することもあります。

「ヒーロー」と「シャドウ」

さて、ここまでも少し触れてきた「ヒーロー」と、新しい言葉である「シャドウ」が出てきました。ここで両者について、しっかりと説明しておきましょう。

ヒーロー

問題を抱えている主体のことです。多くの場合は主人公になります。

シャドウ

ヒーローと思想的に対立する存在のことを指します。簡単に言うと、敵になるキャラだと思えばいいでしょう。

ヒーローを作る

ヒーローは先に作った「(1-a)初期状態」という問題を抱えています。シャドウはそれの全く正反対の対極的存在になります。例えばヒーローが「落ちこぼれ」なら、シャドウの「(1-a’)初期状態の対極」は「優等生」「エリート」「ナンバーワン」といったものになるでしょう。他の例では、主人公が「消極的」なら、シャドウは「積極的」もしくは「行動的」といったものになるでしょう。

「(2-x)ヒーローである対象」「(2-y)シャドウである対象」に、それぞれのキャラクターを割り当てます。人間である必要はありません。ひょっとすると物かもしれませんし、「依頼」とか「世間の常識」などの抽象的なことである可能性もあります。ですが、たいていの場合においては思想的に対立するという性質のために、それを象徴する代表的な人を割り当てた方が、読み手に対しては分かりやすくなります。

そしてヒーローもシャドウも、それぞれ長所犠牲(短所)を持ちます。そして、ヒーローとシャドウの長所と犠牲は、それぞれの犠牲と長所の正反対の内容になります。

ヒーローの世界観、心の状態も作る

実際に作成する場合は、世界観(象徴:目に見えるもの)と、心の状態(目に見えないもの)の二つに対して、一対一に対応するように適用します。そのため、両方を行き来して作ればいいでしょう。

なお、人によってはどちらか一方だけが全然思いつかないということがあるかもしれません。その場合は、一方は空欄のままで構いません。ですが、もう一方はしっかりと埋めるようにしましょう。

「(2-A)ヒーローの長所」とは、初期状態であることによる長所を記述します。象徴はアイテムであるかもしれませんし、職業や地位、名誉かもしれません。また、その状態でいることによる心の状態でのよい点もあるでしょう。

例えばヒーローが「落ちこぼれ」である長所は何でしょうか。一見長所なんてなさそうですが、必ずあるものです。それは「嫌いな勉強をせずに済む」のかもしれませんし、「学校や社会の歯車にならずに済む」というものかもしれません。

「(2-B)ヒーローの犠牲」では、長所を持つ代わりに犠牲にしなければならないことを記述します。欲しいけど手に入れられないものですね。先述した「落ちこぼれ」の犠牲は言うまでもなく、「周囲の人達から見下される」「居場所がない」「いい扱いをされない」などがあるでしょう。

シャドウを作る

「(2-B’)シャドウの長所」「(2-A’)シャドウの犠牲」では、それぞれ「(2-B)ヒーローの犠牲」「(2-A)ヒーローの長所」反対事象を否定形で記述します。例えばヒーローの長所が「落ちこぼれでいることで、人から見下されてしまう」のであれば、シャドウの長所は「落ちこぼれでいないことで、人から見下されなくて済む」になります。このように、綺麗な対立関係になるようにします。

このように、ヒーローとシャドウは、ある一つの問題(テーマ)において完全に対立している、対極の存在になります。物語を味わう上で、「この話は深いテーマを扱っている」と感じることがありますよね。その「深い話」というのは、テーマや問題が多く配置されているのでも、雑多に置かれているのでもありません。「深い」というのは究極まで単純化された、背反する一つの対立関係のことになります。

「象徴」の作り方

象徴について深く触れていませんでしたので、ここで詳しく説明しておきましょう。

象徴の作り方は、以下のような観点で発想するといいでしょう。

  • それはどんな物・アイテムに象徴されるか
  • それはどんな職業・地位・名誉に象徴されるか
  • それはどんな行動・癖・能力として象徴されるか
  • それはどんな環境に象徴されるか
  • それは誰との関係に象徴されるか
  • それはどんな場所に象徴されるか
  • それはどんな時間に象徴されるか

抽象的なものを具現化したり、証として表現したりするわけですね。象徴は、メタファー(暗喩)とも言い換えることができます。

象徴の具体例

例えば「愛情」という抽象的なものを具体的な物として表現しようとすれば、「指輪」や「クリスマスプレゼントの小箱」「バレンタインチョコ」などがあるかもしれません。

「昔の約束」を物で表現すれば、「子どもの頃にもらったおもちゃの指輪」「子どもの頃にもらったぬいぐるみ」などになり、場所で言うと「待ち合わせ場所」になるかもしれません。

「嫌な思い出」などは、「体に残っている傷跡」や「動かない左腕」といったものから、「呪われた病院」「廃墟になった学校」などと表現できるかもしれません。

象徴を「統合する」というテクニック

高度なテクニックとして、象徴を一つの文化や社会のものにまとめる、という技法があります。

例えばディズニー・ピクサー制作映画「カーズ」では、主人公達は車です。トレイラーやクレーン車、普通の乗用車、消防車などいろんな車が登場しますが、主人公のマックイーンはレーシングカーです。彼はレースの世界でしか生きたことがないので、初期状態では「速い車こそ価値があるんだ」と思い込んでいます。ですが田舎町に迷い込んで、そこでいろんな車と出会い、「速く生きる」こと以外の価値を知ってゆきます。

その劇中で、ヒロインとなる車が主人公のマックイーンにこう言います。「昔は今のように地形を切り裂いて真っ直ぐ進むんじゃなくて、地形に沿って走っていたの。車は楽しみに行くために走ってたんじゃなくて、楽しみながら走ってたの」と。この物語のテーマが、「ファストライフとスローライフ」ということだったのですが、その「速い生き方・遅い生き方」を車の世界における「レーシングカーとその他の車」で見事に象徴しています

象徴がうまく機能すれば、物語のメタファー(暗喩)がより洗練されたものになります。そのため、象徴をさらにうまく組み上げることで、世界観をより魅力的に見せることができます。

象徴とは、暗喩(メタファー)のこと

このように、「世界観の魅力」とは、「象徴(メタファー)がうまく機能している」と言えます。世界観は、配置する象徴の全てを、ある一つか二つぐらいの文化や社会で表現するように作り込むようにしましょう。例えば車の社会で表現するなり、弁護士社会、医療世界、仏教世界、神道世界、オリエンタル風、中世ヨーロッパ風、近未来風、サイバー風、ヤクザ世界など、様々な世界や社会があるでしょう。雑多に考えるのではなく、一つか二つぐらいの社会にまとめると美しい世界観になります。

メタファー(暗喩)や世界観のまとめ方についてさらに詳しく知りたい場合、「プロット基礎講座」のメタファーの項目をご覧下さい。

「心の状態」の作り方

心の状態についても、詳しく説明しておきましょう。

多くの物語で普遍的に用いられている具体例をいくつか列挙してみます。

「孤独・人気」型

一方は孤独を好むタイプで、一方は人付き合いを好むタイプ。

孤独型の長所:一人でいることで、人を傷つけずに(傷つけられずに)済む
孤独型の犠牲:一人でいることで、人との喜びがなくなる
人気型の長所:一人でいないことで、人との喜びが得られる
人気型の犠牲:一人でいないことで、人を傷つけて(傷つけられて)しまう

「引っ込み・傲慢」型

引っ込み型の長所:自分を出さないことで、周囲とうまくやってゆける
引っ込み型の犠牲:自分を出さないことで、自分の望み通り生きられない
傲慢型の長所:自分を出すことで、自分の望み通り生きられる
傲慢型の犠牲:自分を出すことで、周囲とうまくやっていけない

「消極・積極」型

消極型の長所:行動しないことで、失敗して傷つくことがない
消極型の犠牲:行動しないことで、望みが得られない
積極型の長所:行動することで、望みが得られる
積極型の犠牲:行動することで、失敗して傷つくことがある

「落ちこぼれ・優等生」型

落ちこぼれ型の長所:落ちこぼれでいることで、嫌なことをせずに済む
落ちこぼれ型の犠牲:落ちこぼれでいることで、評価を得られない
優等生型の長所:落ちこぼれでいないことで、評価を得られる
優等生型の犠牲:落ちこぼれでいないことで、嫌なことをしなければならない

「個別・全体」型

個別型の長所:個を助けることで、一人を救うことができる
個別型の犠牲:個を助けることで、全体を救うことができない
全体型の長所:個を助ないことで、全体を救うことができる
全体型の犠牲:個を助ないことで、一人を救うことができない

「自分救済・他人救済」型

自分救済型の長所:自分を優先することで、自分が安全でいられる
自分救済型の犠牲:自分を優先することで、相手が安全でなくなる
他人救済型の長所:自分を優先しないことで、相手が安全でいられる
他人救済型の犠牲:自分を優先しないことで、自分が安全ではなくなる

……etc.

見えないものを作るのはある程度慣れが必要でしょうから、いろんな映画や小説を見て、どんな型なのかを調べてみるのもいいでしょう。型を知ると、安定した作品を量産できるようになるでしょう。

普遍的な対立を用いた作品例

例えばディズニーの映画「美女と野獣」は「消極・積極」型で、初期状態ではヒーローである野獣は消極型で、シャドウである狩人は積極型です。野獣は自分の姿に自信がなく、引っ込み思案ですが、姿を隠すことによって恥ずかしい姿を人に見せなくて済んでいます。逆に狩人は自分の力に自信満々で、力を見せつけようとしていますが、かっこわるい姿も見せています。(観客にはシャドウの欠点はたいしたことはないように表現するようにするのですが、その辺は後の章で説明します)
映画「ドラえもん『のび太の恐竜』」は「個別・全体」型もしくは「自分救済・他人救済」型で、ヒーローののび太たちは個別型で、シャドウである黒い男たちは全体型です。のび太たちは一匹の恐竜を守ろうとしていますが、自分たちが元の世界に帰れないという問題を抱えています。逆に黒い男達は恐竜を犠牲にする(買い取る)から、のび太たちを元の世界に帰すことができるという利点を持っています。

星の数ほどある物語ですが、心の状態の対立関係を分析してみると、実はほとんど同じような対立関係だったということはよくあることです。心の状態の対立関係はそれほど多くあるものでもありませんので、いくつかのパターンを把握しておくと、構成しやすくなるでしょう。

全ての物語は、世界観(象徴)と心の状態のかけ算

全ての物語は、これら「世界観(象徴)」と「心の状態」の組み合わせで作り上げることができます。そしてお互いが相乗効果を発揮して、かけ算のように良さが上がっていくものです。

なお、心の状態を中心に構成すれば、心の成長物語、言い換えると誰でも楽しめるエンターテイメント寄りになります。ハリウッド映画が代表例でしょう。

逆に世界観を中心に構成すれば、詩に近くなります。代表例はヨーロッパ映画でしょう。

宮沢賢治のように世界観が好きな人もいれば、逆にエンターテイメントが好きな人もいるでしょう。自分のスタイルに合わせて力を配分すれば、自分に合った構築ができるでしょう。

✎ 作成例:対立関係の作成

さて、それでは実際に対立関係に割り当てていきましょう。前回作ったものは、次のものになります。

この情報を元に、いくつか情報を追加しながら対立関係を仕上げていきます。まだ物語の全体像からはほど遠いですが、こんなもんだと思って、少しずつ詰めていきましょう。

ヒーローとシャドウを決める

まず最初に、ヒーローとシャドウのキャラを決めましょう。ここではヒーローは「主人公」にして、シャドウは「ライバルの女」としておきましょう。ライバルの女は、生徒会長とは離れたがる主人公とは逆に、生徒会長に近づくキャラにしたいので、生徒会副会長という地位を持っていることにしましょう。

  • (2-x)ヒーローである対象:主人公
  • (2-y)シャドウである対象:ライバルの女(生徒会副会長)

細かく説明する前に、実際に対立関係に割り当ててみた結果を示しましょう。実際に対立関係に割り当てると、次のようになります。(太枠・赤文字の部分が今回新たに追加した情報になります)

ヒーローとシャドウの対立関係を作り込む

それでは、ヒーローとシャドウ、それぞれの長所と犠牲について作り込んでいきましょう
まずはヒーローについてですが、「片思いクラブに所属」で「消極的」という特徴からイメージして、長所と犠牲を作ります。

象徴の長所は、「片思いクラブに所属」ということから、さらに具現化して何か会員の証を作る事にしましょう。バッジやネックレス、会員証などあるでしょうけど、ここでは「片思いクラブのネックレス」というものにしてみます。

象徴の犠牲については、ヒーローは消極的だから行動できない、だから告白もできない……というところから、「告白権」を持たないことにします。

できたもの

心の状態の長所と犠牲については、今回の対立関係は「消極・積極」型ですので、それを参考にしましょう。すると、次のようになります。

世界観(象徴:目に見えるもの):

「片思いクラブに所属」であることで……

  • (2-A:S)ヒーローの長所:「片思いクラブ」のネックレスを持つ。
  • (2-B:S)ヒーローの犠牲:思い人への「告白権」というチャンスを持たない。

心の状態(目に見えないもの):

「消極的」であることで……

  • (2-A:M)ヒーローの長所:失敗がなくて傷つかずに済む。
  • (2-B:M)ヒーローの犠牲:望みを得られない。

ヒーローの「(1-a)初期状態」は、世界観と心の状態はそれぞれ「『片思いクラブ』に所属」「消極的」ということで、シャドウの「(1-a’)初期状態の対極」はそれぞれ「生徒会副会長」「積極的」ということにします。

シャドウはヒーローの反対事象を否定形で記述するので、次のように導き出せるでしょう。

世界観(象徴:目に見えるもの):

「片思いクラブに所属」ではない、つまり「生徒会副会長」であることで……

  • (2-A:S)シャドウの長所:思い人への「告白権」というチャンスを持つ。
  • (2-B:S)シャドウの犠牲:「片思いクラブ」のネックレスを持たない。

心の状態(目に見えないもの):

「積極的」であることで……

  • (2-A:M)シャドウの長所:望みを得られる。
  • (2-B:M)シャドウの犠牲:失敗した時に心が傷つく。

綺麗な対立関係になってますね。それではこれで進めていくとしましょう。まだ物語の形からはほど遠いですが、次ぐらいから次第に物語の全体像が見えてきます。

まとめ

  • 感動や盛り上がりを作りたければ、「対立関係」を作り込もう。
  • ヒーローとシャドウが一つの軸において対立することで、「深い」と感じる物語を作ることができる。
  • 「心の状態」の普遍的な典型例を知ることで、良質な対立関係をいくつも作ることができる。
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クレジット

http://www.flickr.com/photos/47606840@N00/355890752/ by upheld (modified by あやえも研究所)
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