好きなことをして楽々プロになる典型パターン

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好きなことをして楽々プロになる典型パターン2016-11-29T09:05:00+00:00

Project Description

概要

このページでは、大好きなことをしてプロになる方法について説明しています。

  • プロになる人と、そうでない人との決定的な違いは何なのか。
  • 短期間で貴方の能力を高める学習法とは?
  • 普通の人を、貴方のファンに変える方法とは?

確実にプロになる人と、プロになれない人は、ここが違った!

私はこれまで制作監督として、作家さんだけでなく、絵描きさんや作曲家の方、プログラマーやその他開発担当の方などと多く接してきて、その中で不思議に思っていたことがありました。

それは、最初は実力がないのに、短期間でするすると実力を身につけてプロになっていく人がいます。そういう人は、全くの素人の状態からほんの一~二年で見違えるほど実力を伸ばして、短期間のうちに大好きな分野の第一線で活躍していくのです。

その一方で、「こうなりたい!」と思って勉強しているものの、何年かけても全然実力が伸びずに、鳴かず飛ばずの人がいます。実際に三~四年経っても、始めた頃とほとんど実力は変わっておらず、ずっと夢とはほど遠い、嫌いな仕事を続けて不平不満ばかりな人がいました。

「なぜ最初は素人なのに、数年でこんなに差が出るんだろう」……ずっとこの謎を抱えていました。

しかし、心理学と私の経験、そしてうまくいっている人たちの知恵を学んでいるうちに、ようやくこの謎が分かるようになりました。

情熱を作れば、勝手にプロになってゆく

結論から言いましょう。飛躍するのには、「土台」が必要です。

ならば、最も大切な土台は何かというと、「情熱を生み出す」ことだけです。情熱さえあれば、その他のことは全て後からついてきます。苦行も必要ありません。「心構えとはなんぞや」とか「姿勢がうんぬん」などは、二の次です。座禅をしたり、滝に打たれたり、厳しい修行や苦行を乗り越える必要もありません。

考えてもみて下さい、情熱さえあれば、学ぶ意欲もあり、次々にスキルも身につけていくでしょう。そして苦難に打ち勝つ底力を与えてくれて、逆境でも粘り強さと工夫する勇気を与えてくれるのです。つまり、情熱さえあれば後は全て時間の問題にできるのです。

ですが、情熱の灯火を消してしまうと、スキルも身につける気力がなくなり、逆境にも弱くなり、挑戦もできなくなります。全てが無駄になってしまうわけですね。それぐらい、情熱というのは何よりも大切な要素になります。

プロ志望者をダメにする、この言葉に注意!

しかし残念なことに、世の中にはその最も大切な情熱を消してしまう可能性のあるような、そんな精神論がまかり通っています。

「プロになりたければ努力しろ」「頑張らなければならない」「効率化しろ」「自分に厳しくなれ」「手を抜くな」などですね。皆さんも聞いたことあるんじゃないでしょうか。

例えば、「頑張れ」「努力しろ」という精神論を見てみましょう。

世間一般では、「頑張れ」とか「努力しろ」というのが普通に通っています。頑張らないからダメなんだとか、努力しないからダメなんだとか。

「そんなに簡単にモチベーションを操作できるんなら、誰だって苦労せんわ!」
――とツッコミたい人は、私だけじゃないはずです。

頑張りたいけど、やる気が出ない……そういうことって多くあるものです。

努力をしなくても、人並み外れた成果を出す方法とは?

話は少し変わりますが、私は学生時代に、ゲームを一人で作りました。プレイ時間三~四時間ぐらいで、シナリオは原稿用紙五〇〇~六〇〇枚ぐらいのノベルゲームです。それのシナリオから絵、音楽、プログラムまでほとんど自分がこなして、四ヶ月ぐらいで完成させたものです。それは周囲を驚かせて、多くの人に「頑張ったんですね」「努力したんですね」と言ってもらうことができました。普通の人はこんな風に、すごく頑張ったんだとか、努力したと思うでしょう。

でも実は、私は全然頑張ってないし、努力もしていませんでした

頑張らなくても、努力しなくても、人並み外れた成果を出すことができるのです。

努力なしに、楽々上昇する身近な具体例

例えば、ドラクエでレベル九九まで上げる人がいます。レベル九九まで上げるって、途方もないですよね。

なら、その人は、「頑張って」レベル九九まで上げたのでしょうか。毎日目標設定をしたり、「頑張らなきゃいけないんだ」ってモチベーション管理をしたり、失敗や苦痛に顔をゆがめながら、それでも苦難を乗り越えて成功させたのでしょうか。

まあそういう場合もあるかもしれませんが、ほとんどの場合、戦闘が楽しかったり、レベルアップするのが楽しくて、いつの間にかレベル九九になっていたという感じではないでしょうか。

淡々と戦闘をこなして、レベルが上がるに従って、「あと少し、あと少し」とワクワクしながらやっていたと思うんですよ。

「頑張る」をしなくても、成功できる

人は情熱的に心から楽しいことをやってると、「頑張る」ことや、「努力する」ということが消えます大好きなことなら、進んでレベルアップします。そして、手も抜きません。むしろ自分から進んで手をかけて、より自分に厳しくなります。どうすれば効率的にできるかを真剣に考えて、質を高めようとして、行動的になって、今の自分にできる最高の手段を探し出し、選び、実行するようになります。

そんな状態では、「姿勢がうんぬん」「心構えとはなんぞや」いった教えなんて必要ないわけです。また、「効率化しろ」「自分に厳しくなれ」「手を抜くな」といった当たり前のことも言う必要がなくなります。

貴方も知っておかないと危ない、プロ志望者をダメにする「負のスパイラル」

精神医療の分野では、「うつ病患者には『頑張れ』と言ってはいけない」というルールがあります。これは「頑張れ」「努力しろ」という言葉が負のスパイラルを生み、生きることの情熱すら奪ってしまうためです。

その負のスパイラルとは、こんなものです。「頑張れ」と言われた人は、頑張らなきゃいけないと思って、自分をけしかけてしばらくは頑張るでしょう。しかし情熱が続かないので、すぐにモチベーションが落ちてきます。「頑張らなきゃいけない」→「頑張れない」→「俺はだめな奴だ」→「ウツだ……」→「だからもっと頑張らなきゃ!」→(以下繰り返し)という、負のスパイラルが生まれてしまうわけです。

これは「自分に厳しくなれ」「手を抜くな」といった言葉も同様です。多くの「頑張ればできる」という言葉が、多くの人を負のスパイラルに陥れているのです。確かにこの方法でも、一時はやる気が出るでしょう。ですが、「頑張れ」論では長期的に持続するような底力を得ることはできないのです。

成功を引き起こす「上昇サイクル」八つのステップ

なら、いったいどのようにすれば、情熱を身につけることできるのでしょうか。

誰もがみんな、最初から情熱を持っているわけではありません。しかし驚くほどスムーズに、そして楽しみながら成長していく人がいます。一方で、苦しくなって、長続きせずにやめていく人もいます。

実は、うまくいっている人は、情熱を生む「上昇サイクル」の中にいるという特徴があります。この上昇サイクルに乗りさえすれば、喜びを味わうことができて、楽しく、そして圧倒的に早く成長できるのです。そしてうまくいく人は、このサイクルに乗るのが上手いわけですね。

その上昇サイクルとは、次のような八つのステップになります。

好きなことを見つける段階

まずは自分が熱中できる分野を知る段階です。

好きなことをやりまくる段階

小説が好きなら、好きな小説を書きまくったりする段階です。

好きなことを見てもらう段階

何かを作ったりしたら、それを見せたくなるものです。そういう「人に見せる」「自慢する」「楽しいことを語る」段階です。

好きなことで喜んでもらう段階

小説を読んでもらって喜んでもらったり、描いた絵を見てもらって喜んでもらったりする段階です。すると「もっと見たい!」という人が増えてきます。

知名度が上がる段階

「もっと見たい!」という人が増えてきたら、それが少しずつ広がっていきます。

ついにお金をもらえる立場になる段階

ある程度実力が認められるようになると、初めて作品を通して、お金をもらえるようになります。

安定して納品する段階

大好きなことをして、次々に納品して、お客さんに喜んでもらえる段階です。「次も買う!」と言われるようになる状態ですね。

改善してゆく段階

社会や環境に合うように改善し、より発展してゆく段階です。

「全く役に立たないもの」でも成功できる!

この流れに乗ったいい例が、「おもちゃ博物館」の館長である北原照久さんがいます。「開運!なんでも鑑定団」というテレビ番組に出演していた人ということで、知っている人も多いかもしれません。

北原さんは、レトロなおもちゃをコレクションするのが大好きでした。普通に働きながら、趣味でおもちゃを集めていました。家の中は古いおもちゃでいっぱいで、奥さんは「こんなに役に立たないものに熱を入れて……」と、あきれていたぐらいでした。

普通、こんな「おもちゃ収集」が生活の役に立つなんて思えないものです。どう考えても、「おもちゃ収集」みたいな「全く役に立たないもの」でお金を稼いで生きていくなんて、できそうにないですよね。

最高に楽しいものに囲まれて、豊かになる流れ

ですが、北原さんがちょっと普通と違ったことは、週末になると友人をたくさん家に呼んで、自分の持ってるおもちゃを見せて、「これいいでしょう」と自慢したり、見せびらかしたり、そのよさを熱く語っていたという点です。

すると、最初は全く興味がなかった友人たちも、少しずつおもちゃに興味を持ち始めて、いつの間にか「レトロなおもちゃって面白いな」と思うようになりました

次第にその面白さが周囲に飛び火していって、おもちゃ仲間もできます。「すごいコレクターがいるぞ」と言われるようになり、北原さんはその筋では有名な存在になっていきました。そしてある日、ある百貨店から「おもちゃを展示するイベントを開かないか」と誘われます。

北原さんはもちろん、見せるのが大好き、説明するのも大好きなので、入場料を取ってイベントを開いておもちゃを見せます。するとそのイベントが人気になって、多くの人が来てくれました。

さらにはマスコミも来るようになって、マスコミ相手にでも本当に楽しそうに説明します。その影響で、百貨店などのイベントに次々出してゆき、さらには日本全国のコレクターからも「見たい!」と要望が来るようになります。

そして、ついには博物館まで作ってしまい、それでおもちゃを見てもらえるようになりました

今はそのおもちゃ博物館の館長として、最高に楽しいものに囲まれて生きてゆくことができています

貴方も「この流れ」に乗れば、簡単に成功できる

どうでしょう、「レトロおもちゃの収集」という全く役に立ちそうにないものでも、それで人に喜んでもらって、お金を得ていくことだってできるのです。

物事がスムーズに行く人は、この北原さんと同じようなステップで、喜ばれながら情熱を広げていくという、いいサイクルの中にいるのです。

貴方が物語を書きたい、そして書いたものを広めたい、そういう場合も同じです。

このようなステップを踏むことで、いい「上昇サイクル」に入って、頑張らなくても、努力しなくても、楽しく、いつの間にか成功することができるのです。

うまくいかない人は、「いい文章」よりも「いい上昇サイクル」

「なんだかうまくいかないなぁ」という人は、「もっとクオリティの高い文章を書けるようになれば、きっとうまくいく」と思っている人が多いのではないでしょうか。

それも一つの解決の道ではありますが、私がオススメするのは、「いい文章を作る」ことよりも、「いい上昇サイクルに入る」方を意識することです。

先に説明した八つのステップをもう一度見直して見ましょう。

好きなことを見つけてやっていれば、大好きなことなので情熱が生まれます。そして大好きなことを書いて人に読んでもらい、喜んでもらうことで、「次も楽しみにしてるよ」と言ってもらえて嬉しくなって、次の行動に弾みがつきます。そしてそれを拡大してゆけば、「喜んでもらってお金をもらう」ことができるようになるのです。

ですが「いい文章」を目指すだけでは、いいサイクルが回らず、次第に情熱も失われてゆき、困難を乗り越える力も失われてゆくのです。

たった数ヶ月でスキルを飛躍的に伸ばす方法

まず最初は、「好きなことを見つける段階」について説明しましょう。

情熱を生むために最も大切なのが、「大好きなことをする」ことです。これは説明しなくても分かりますよね。大好きなことをしている人というのは、情熱に満ちあふれているものです。

人は大好きなことをしていると、とてつもない成長速度を生みます

私の場合、ゲーム制作時には台湾の絵描きさんと一緒にやっていました。「この人と一緒に作れたら最高だ!」というような方でした。その時に中国語でやりとりを始めたのですが、私は全く中国語を知らない状態から、どれぐらいの期間でやりとりできるようになったと思うでしょうか?
実は、たった一ヶ月で中国語でメールのやりとりできるようになったのです。中学から高校まで六年間英語を学んで、全然しゃべれもしなかった私が、ですよ。

貴方も数ヶ月で、飛躍的にプロレベルになれる理由

他にも、例えば貴方に、英語を話す恋人でもできたら、おそらく一ヶ月以内に簡単な日常会話ならできるようになるでしょう。

また、アメリカのサドベリー・バレー・スクールという学校では、勉強に興味を持った子はたった六ヶ月で六年分のカリキュラムを学び尽くしてしまうという、そういう実例がいくつもあったといいます。至って普通の子が、です。

それぐらい、「大好き」というものには強烈なパワーが秘められているわけです。好きであれば、そうでない人よりも十倍以上も早く学べることもできるのです。

学校などに通わずとも、独学で、短期間で一流になる人が多いのは、この爆発的パワーを利用しているからですね。

そんなパワーが、貴方の中にも眠っているのです。

貴方の「大好き!」を見つける方法

人によっては大好きなことをすぐに見つけられる人と、そうでない人がいます。もし自分の「大好き」が分からない場合のために、大好きを見つけるヒントを以下に列挙しておきます。

今まで好きだったこと、はまったことをリストアップする

今まで好きだったことをリストアップして、そこに共通するキーワードをいくつか挙げてみましょう

例えば私の場合は、ゲームや漫画、アニメなどが好きでした。また、物語を妄想したり、絵を描いたりするのも好きでした。

他にも好きなことを多くリストアップしてゆき、そこからキーワードを抽出してみると、「感動」「物語」「プロット」「制作」「指揮」「体系化」……このようなキーワードが得られました。

すると、これが私にとって大好きな要素になるわけですね。そしてこの要素をできるだけ全て含むものが、私にとっての「本当に大好き」な部分になるわけです。

忘れたくても忘れられないことを見つける

大好きなことがこれといって思い浮かばない場合、忘れたくても頭の片隅に残ってしまっていることを見つけてみましょう。それが貴方にとってやりたいことである場合があります。

例えば「この作家が、忘れたくても忘れられない」、「この作品が、どうしても頭から離れない」というものがある場合、それが大好きなことになりうるものでしょう。

「大好きセンサー」の感度を磨く

人には「大好き」を感じるセンサーがあります。ですが時に、大人になるに従ってこのセンサーの感性が落ちることがあります。

そういう場合は、「大好きセンサー」のリハビリをする必要があります。

自分は今、何をしたいのか。小さな事でいいので、それを感じ取って実行に移しましょう。本当に小さな事で大丈夫です。お風呂に入りたいのであれば入り、旅行に行きたいのであれば、インターネットで旅行サイトでも開いてみるといいでしょう。

これらのリハビリをしてゆくと、次第に「あ、これ面白そう」という感性が戻ってきて、情熱を感じられるようになるでしょう。

今していることを好きになる

ちょっと違った観点から言うと、今していることを好きになることもできます。

最初は好きでも何でもなかったのに、ちょっと褒められたら面白くなった……という経験はないでしょうか。例えば私の場合は、中学生の頃に、先生に「字が綺麗だね」と褒められたことがありました。すると、とたんに綺麗な字を書くことが楽しくなるものなんですよ。

それぐらい、人は簡単に物事にはまるのです。

だから、今していることにちょっとした工夫を加えて、人に喜んでもらうこともできます。そうして成長サイクルに入るということだってできるのです。

好きなことをして、見てもらい、喜んでもらう

それではここからは、「好きなことをやって、見てもらい、喜んでもらうまでの段階」について説明しましょう。

特にこの段階が一番重要な段階です。この「好きなことをして、見てもらい、喜んでもらえる」サイクルさえできれば、少なくとも楽しみながら成長することができます。そうすることで、情熱量を高めて、成長に勢いをつけることができるのです。

貴方の作品を他の人に見てもらえるコツ

この段階で止まっている人の特徴として、「人に気を遣いすぎる」ということが挙げられます。逆を言うと、この段階では「相手にどう思われるだろう」と考えない方がうまくいくのです。

気を遣わない図太い人は、この段階を驚くほどスムーズに乗り越えていきます。というのも、気を遣わないから相手の迷惑なんか全く考えずに、どんどん自分の好みや作品を押しつけていきます。すると、中には影響されて「面白い!」という人も出てくるものです。

すると、十人に一人でも気に入ってくれる人がいたら、その一人の存在がすごく大きな喜びになります。そしてその人が他の人に情熱的に貴方の作品を宣伝してくれることで、より多くの人に広がっていく……という流れになるわけですね。

成功を阻んでいるのは、「自信のなさ」

一方で、気を遣いすぎる人は、「自分の作品を楽しんでもらえるのだろうか」と意識しすぎる傾向にあります。なので自分の作品を見てもらいたくても、「やっぱり相手の時間を費やすことになるし、迷惑になるだろう」と思って、自分の好きなことを広めることができないでいます。だから見てもらえずに、喜んでもらえなくて、情熱が失われていくのです。

なぜこうなるのかというと、これは「自信のなさ」から来ています。自分自身や自分の作品に自信がないから、「自分の作品には、価値なんてない」と思い込んでしまっているのです。

自信を身につける方法

そこでどうすれば自信を得られるのかというと、これも簡単です。貴方が大好きなことを、徹底的にやることです。

人は、大好きなことをすると、エネルギーが高まり意識が集中します。そして「これが好き!」という自分の中からあふれ出るエネルギー、それが「自信」なのです。

つまり、「自信」とは、自分の中からあふれ出るエネルギー量のことです。他人軸ではなく、自分軸です。「人にばれないようにこっそりやろう」、「自分だけ楽しめればいいや」という程度では弱すぎます。「私はこんなにも好きだ!」と叫びたくて叫びたくてたまらない、「人に言わなきゃ落ち着かない!」、「このためなら命だってかけていい!」というぐらいまで、好きなことを徹底的にすることです。そうすれば、自信は身につき、人に見てもらえるようになります。

好きなことをして収入を得る、こんな例

例えば私が知っている人で、アニメのキャラが好きな男性がいました。彼は車も好きでした。すると、車にどんどん、アニメの絵柄を描いたステッカーを貼っていきます。世界に一つだけの、オリジナルステッカーです。彼が他と違うのは、彼のは明らかにやりすぎなほど、気合いが入っているのです。イベントにも出て、仲間もできます。そして動画も撮影して、動画サイトに公開しました。すると、「ここまでするなんて、この人頭おかしい! でもすごい!」と笑われながらも尊敬されてゆき、次第に世界に一つだけの、オリジナルステッカー作りの受注が来るようになったというのです。そうして彼は、大好きなキャラとステッカーに囲まれて、収入を得ることができるようになったのです。もし彼が「気を遣いすぎる」と、こうはなれなかったでしょう。

そんな風に「私はこれが好きなの!」と、とことん追求してみることです。中途半端はいけません。「あんたやり過ぎ!」と、マニアにもあきれられるほど、爆発させるのです! すると、「ここまでするなんて、この人バカだー!」と言いながらも、貴方の情熱に感化され、貴方を尊敬する人は必ず出てきますその最初の「貴方のファン」が、貴方に大きな喜びと、原動力をもたらしてくれるのです。

自信を失うのは簡単で、「人の目を気にすること」

一方で、自信を失うのはとても簡単です。それは、「人の目を気にすること」です。

「他の人にウケたい」、「多くの人に受け入れてもらいたい」と思えば思うほど、評価軸は自分軸ではなく他人軸になります。すると、この世界で「貴方が決められること」や「貴方が発信すること」がなくなってゆきます。言い換えると、「他の人が持つ価値観の奴隷」になってしまうのです。そんな状態で、自信を得ることなど不可能だと分かるでしょう。また、人にウケようとすればするほど、自信がなくなってゆくというスパイラルにはまることにも気がつくことでしょう。

貴方も経験があるはず、この「貴方発で広がった」例

ここで一つ、いい上昇サイクルの例を挙げましょう。例えば小学生の頃、教科書の端にパラパラ漫画を描くのが、クラスで一時のブームになったことはないでしょうか。小学生は、パラパラ漫画を描いたら隣の人にすぐに見せるものです。そして「おおー」と驚嘆の声が上がって嬉しくなって、もっとすごいパラパラ漫画を描きたくなったことがある人は多いと思います。

その時に、小学生は「隣の人は、パラパラ漫画を楽しんでもらえるだろうか」、「相手の時間を費やして迷惑にならないだろうか」などとは考えないものです。

「無駄なものを作ろう」とすると、価値が生まれる!

多くの人が、「自分の作品には価値がない」と思い込んで、自信をなくしています。ですが、価値など全く意識しない方が、成功します

なぜなら、楽しいことは、基本的に無駄なことだからです。「おもちゃ収集でここまでするなんて、この人バカだー!」、「ステッカー愛をここまで極めるなんて、アホだー!」と言われるからこそ、同時に尊敬されるのです。だから他の人に見てもらって、喜んでもらって、ブームになるのです。

貴方の作品が広がっていくのも、これと同じです。貴方にとって面白いことは、無駄なことでいいんです。それを「相手に無駄な時間を費やすからやめておこう」とか、「自分の作品には、価値がない」などと思うことはありません。小説にしろ物語にしろ、人生にとって思いっきり無駄だからこそ、面白く、楽しいのです。

貴方が「無駄を極める」ことで、貴方も、貴方の作品も、魅力が急上昇します。ノーマルな人が見たら、腰を抜かすほど極めるぐらいでいいのです。そうすることが、貴方に情熱をもたらし、自信をもたらし、そして多くの人々に受け入れられる最高の方法になるのです。

すると、気楽に多くの人に見てもらえます。多くの人に見てもらえると、必ず喜んでもらえる人が出てきます。そうすれば、うまくいい上昇サイクルに乗って、短期間で作家として楽しく成長してゆけるのです。

会社勤めでも、好きなことができる!

会社勤めのように自由にできない環境だったとしても、気を遣わない人は上手い具合に自分の好きなことを実現できる傾向にあります。

例えば、叶井俊太郎さんという人がいて、その人は海外映画の買い付け会社に勤めていました。叶井さんはいわゆる「エログロ」という分野が大好きだったのですが、残念なことにその会社は、普通の映画を買い付ける会社でした。

しかし叶井さんは、ことあるごとに「エログロ! エログロ!」と上司にたきつけていました。上司は最初は「そんなことうちの会社でできるか!」と怒鳴るのですが、叶井さんは気にもとめません。何かミスがあったりしたら、「もしエログロだったら、もっと集中できるのになぁ」とか、熱意がないとか言われたら、「エログロだったら、一生懸命やるんですけどねぇ……」とか、時あれば「エーログロ! エーログロ!」と言っていたわけです。

あまりのしつこさに、ついに上司の方が根負けしてしまう日が来ます。「なら一度だけでいいからやってみろ! でも、失敗したら二度と言うなよ!」と。

すると叶井さんは大好きな分野なので張り切って、情熱的に世界中からいい作品を探し出して、買い付けます。それはノーマルな上司が見ると腰を抜かすようなほどの、超マニアックな作品でした。

ですが、さすがはエログロ好きな叶井さん、マニアに受けるセンスを持っていたのでしょう。その作品が一部のマニアに大ヒットしてしまいます。そしてその会社は叶井さんに一目置くようになり、叶井さんは次から次へとヒットさせるので、最後には会社そのものがエログロ方針になってしまったのです。

これは、普通の会社員の「気の遣わなさ」が、会社の方向性すら動かしてしまったのです。

普通の人を、貴方のファンにする方法

先に触れた「おもちゃ博物館」の北原さんは、興味のない人に対しても情熱的に面白さを語ることで、相手も興味を持つようになりました。

貴方にとって、「貴方が大好きなこと」は、どういうことが面白いのでしょうか?
何が面白いのか、情熱的に語れる面白さを書き出して、それを表現してみましょう。

人に貴方の作品を読んでもらいたい場合、「作品だけを渡す」のではなく、まずは「何が面白いのか」を語りましょう

そして、「ここのこれが面白い」、「ここのこれをこう楽しむものだ」ということを教えるのです。

すると、次第に普通の人でも、貴方の作品の「楽しみ方」が理解できるようになります。そうすれば、その楽しみ方を知った人々は、次々と「貴方の作品をもっと楽しみたい!」となるのです。楽しんでもらえれば、貴方は嬉しくなって、もっと研究して、もっと書きたくなります。そして貴方がレベルアップするにつれて、貴方のファンは、貴方をもっと好きになり、上昇サイクルが生まれるのです。

これがすなわち、「好きなことをして、見てもらい、喜んでもらえる」という上昇サイクルを、上手く回してゆくコツなのです。

貴方が成功するまでは、時間の問題

この「好きなことをして、見てもらい、喜んでもらえる」サイクルさえできれば、「知名度が上がる段階」、「お金をもらえるようになる段階」、「安定して作品を納品する段階」を達成するのは時間の問題です。

うまくこのサイクルが回り始めると、楽しく、情熱的に成長できるようになっていることでしょう。そして楽しんでいてふと気が付いたら、プロになるチャンスが目の前に転がっているのです。

ついに、貴方がお金をもらう時が来る!

貴方が「好きなことをして、見てもらい、喜んでもらえる」サイクルに乗ることができれば、どんどんファンは増えてゆき、貴方にとって大きな変化をもたらすきっかけが起こるでしょう。それは、「お金を払ってでも読みたい!」という人たちが出てくることかもしれません。もしくは、貴方自身がストーリーライティング活動に多くの時間を費やしてしまい、生活に支障が出て、生活のためにお金を得るようにする必要に迫られることかもしれません。他にも、ひょっとすると新人賞などの形で認められることかもしれませんし、他の会社や出版社からオファーが来ることもあるでしょう。

おめでとうございます。貴方はこの瞬間、ついにお金をもらってストーリーライティングを行うことができるようになるのです。

上昇サイクルの中に入っていれば、お金をもらい始めたとしても、どんどんファンは増えてゆきます。貴方はお金を得て、より作家活動に専念できたり、活動の幅を広げることができるようになります。そのため、より多くの楽しみを、多くのファンに届けることができるようになるでしょう。そうして貴方は、「期待の新人作家」になってゆくのです。

実力が低くても、お金をもらえる

私はこれまで多くの作家志望の人を見てきましたが、「十分にお金を受け取れるだけの能力も才能もあるのに、全くお金を受け取れない」という人が多くいました。一方で、全然実力もない段階なのに、早い段階でお金を得て、活動の幅を広げる人もいました。

実際に私は初めて大学生の時にノベルゲームを自分でシナリオを書いて販売したわけですが、当時は初めての長編(とは言っても本一冊分程度)の文章量で、もちろん文章レベルも素人に毛が生えた程度の低いものでした。その後も、同じようにレベルの低いゲームや音楽CDを販売していました。ですが結果的に、普通の大学生がバイトで稼げるような額ではないほどの額を手にしました。

つまり、「好きなことをして、見てもらい、喜んでもらえる」サイクルをうまくまわせていれば、ファンができ、貴方の実力が低かったとしても、それなりのお金を受け取ることができるのです。

お金がどんどん入ってくる「考え方」とは?

いつまで経っても作品をお金にできない人の特徴として、以下のような考え方があります。

  • 「自分の作品には、お金を受け取るだけの価値がない」と思い込んでいる。
  • 「お金は会社から受け取るものだ」と思っていて、「個人からお金を受け取る」ことに慣れていない。

これらに対する解決策として、次のように考えるとよいでしょう。

「全く無駄なもの」にお金を使う。

「自分の作品には、お金を受け取るだけの価値がない」と思い込んでいる場合、お金を払って買ってもらうことに非常に心理的な抵抗を起こす場合があります。ですが、先にも説明しましたが、「面白いものは、基本的に無駄なもの」です。だから価値がないものを極めれば極めるほど、面白く、楽しく、人は熱狂的になれるという価値が生まれるのです。そして、人はそういう熱狂的になれるものほど、お金を使って楽しみたいと思うものです。

そのため、まずは貴方自身が「全く無駄だけど、大好きでたまらないもの」にお金を使ってみましょう。すると、「無駄なものにお金をかけてはいけない」という思い込みが外れて、「人は全く無駄なものにも、喜んでお金をかける。そして、それこそが人生を充実させる価値あるものなんだ」と気がつくでしょう。

「会社から買う」のではなく、「個人から買う」をしてみる。

これは両親がサラリーマンだった場合に多いのですが、「お金は会社から受け取るもの」という刷り込みがある場合があります。この場合、「個人からお金を受け取る」のに心理的抵抗が生まれます。これによって、例えば自分で電子書籍をリリースしてお金を得ることもできるのに、一人一人からお金を得るのは「慣れていない」から、怖くて動き出せない場合があるのです。

この場合、貴方が大好きな本やアイテムを買う場合、「会社から買う」のではなく、「個人から買う」ようにしてみましょう。同人誌即売会に行くのでもいいですし、個人経営の店で買うのでも、通販を利用するのもよいでしょう。既に個人で販売している、そういう作家仲間を作ってもよいでしょう。

すると、「あ、個人で売ってもいいんだ」というように、環境に慣れることができます。すると、貴方は次第に「お金を受け取って作品を渡す」ことに慣れてゆくことができます。

貴方のファンが増えてゆけば、自然と「どのようにしてお金を受け取って、作品を渡すか」というベストな方法は見つかるものです。自分で作品を作って配信するのもできますし、受注することもあるかもしれません。オファーや依頼があるかもしれません。貴方にとって心地よい、そんなお金の受け取り方と、作品の提供の仕方を選択するとよいでしょう。すると、ファンを増やしながら、お金もどんどん入ってくるという最高の上昇サイクルを起こせるのです。

ついに、専業として活動できる日がくる!

お金が入ってきて、ファンも増えてくると、ついにその日がやってきます。その日とは、貴方が作家活動だけで、十分に生きていけるだけのお金を稼げる日です。

そのとき、貴方は「ついにこの日が来た」と感じることでしょう。そしてその日こそ、貴方が新たな一歩を踏み出す記念日になるのです。さあ、ファンたちに感謝して、この日を祝いましょうファンの人たちも、大いに貴方を祝福してくれることでしょう。なぜなら、もっと貴方の作品を多く味わうことができるのですから。

貴方はこの日、これまでの日々を振り返ることでしょう。そしてこれから広がる未来に、こう感じるでしょう。「ああ、『頑張る』じゃなくて、『楽しいことをする』を選択してよかった」と。貴方にとって、今まで楽しいことをしてきて、そして喜んでもらえて、その上昇サイクルでこれからも発展できるのですから。

もし、「血反吐を吐きながらでも、辛い修行を頑張る」を選択していたらどうでしょう。これからも、さらに「血反吐を吐くぐらい頑張らないと、もっと上へ行けない」のです。どんなに一流になっても、幸せになれない。こんな無間地獄があるでしょうか。

貴方は幸福感と感謝に満ちあふれながら、この日を祝うことができます。そして新たな日々を、さらに情熱的に「大好き!」を極める道を、始めることができるのです。

改善していく段階の必要性

さて、ここまでは「気を遣わない人の方が成功する」段階でしたが、そのままでは落とし穴があります。

気を遣わない人はスムーズにプロになれる傾向にあります。個性もあって、それが曲がらないので固定ファンもいて、安定して作品を提供できるでしょう。

しかしそういう人は、プロになった後、しばらくして成長が頭打ちになってしまうことが多いものです。なぜかというと、自分の作品を作る事しか興味がないので、周囲に合わせることを考えないからですね。いわば、個性が強すぎて、あくも強すぎるわけです。

プロレベルになるまでは、あまり気を遣わなくてよい

ですが、ある一定以上のレベルに上がろうとするなら、ある程度お客の要望や改善点を受け入れていく必要があります。

そこで初めて「周囲に気を遣う方が成功する」という形になるわけです。

周囲に気を遣わない方が、プロレベルになるぐらいまではうまくいきます。ですがその後は周囲に気を遣ってゆくことが大切になるわけですね。この全く正反対な要素を、段階によって変えること、それが最大の成功要素になるのです。

気を遣いすぎるタイプの人は、人に見てもらうことができるようになりさえすれば、後は比較的簡単に一流になっていくものです。気を遣える人なので、プロになった後は改善していきやすい性質だからですね。

上昇サイクルをマスターする

この上昇サイクルを知っていれば、最初はド素人だったとしても、スムーズに楽しく成長してゆけるようになるものです。「一芸に秀でると多芸に通じる」というのはこういう意味でもあるでしょう。

うまくいく人は、独特のテンポがあるものです。そのテンポというのが、上昇サイクルでもあります。

マスターすると、驚くほど楽しく、情熱的に物事を進めることができるようになるでしょう。

まとめ

  • 情熱を作ることが、楽に短期間に成功するコツ。
  • 大好きなことを徹底的に極めると、自信が生まれる。
  • 「作品を渡す」よりも、「楽しむ方法」を教える。
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