不労所得は働かなければ作れない、というお話

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不労所得は働かなければ作れない、というお話

今日は、ビジネスっぽい考え方のお話です。

「不労所得は、働かなければ作れない」、というお話をしてみましょう。

 

「不労所得は、結局働かなきゃ作れないんでしょ」

先日、とあるところでこういうツイートを見かけたんですよ。

それは、「不労所得って、働かなきゃ作れないんでしょ。なら結局働くことになるんじゃない」みたいな。

 

これはまさにその通りなんですが、私はこのツイートを見て、「ああ、確かに普通の人は不労所得に対して、そう感じるものかもしれないな」と思ったわけです。

というのも、「働かなきゃ作れない」と思うっていうことは、その根底には「不労所得は働かない(何もしない)で得られるものだ」という思い込みがあるわけです。

 

確かに考えてみると、多くの人が不労所得に対して、「何も考えずに、何もしないで得る素晴らしい収入だ」みたいに幻想を抱いているように思います。

それはあたかも、「石油王が自分を気に入ってくれて、養ってくれるようになった」みたいな、そういう「自分の能力外の要因で得られたもの」だと思っているわけです。

ある意味、「大富豪が現れて、自分に100億円くれたらいいのになぁ」と夢見ているのと同じです。

 

「不労所得」って、いったい何なの?

まぁそういう幻想を夢見るのもいいんですが、実際の不労所得は、そういう夢見的なおとぎ話ではなくて、だいぶ現実的なお話です。

ただ、不労所得を作ることができれば、ビジネスによってはより費用対効果が高くなることもある、という程度でしかありません。

自分が実際に体を動かして収益を得るよりも、不労所得にした方が多く収益を得られることがある、というものですね。

 

じゃあ、どういう場合になるほど、そしてどういう生き方をする人ほど、不労所得が合っているのか、ということになります。

なので今日は、そういう「不労所得とは何か」ということを、詳しく説明してみることにしましょう。

すると、ニッチで自由に生きるのが好きな人ほど「あ、確かにそれなら不労所得の方がいいな」と分かるんじゃないかと思います。

 

不労所得は、知性で作るもの

いきなり本質から語ると、不労所得というのは、知性で作るものです。

まぁ「働く(嫌なことをしなきゃいけない)」という感覚かどうかはさておき、何も作業をしないで得られるものではありません。

必ず、何かの作業が必要になります。

だから、冒頭のように、「最初から最後まで、何も作業をせずに得られる幸運ではない」と言えます。

 

それは言うなれば、自宅の前にジュースの自販機を置くようなものです。

自販機を置くにしても、自販機を買いに行くとか、自販機のベンダーと契約をしに行かなきゃいけませんよね。

それとか、商品が減ったら補充する必要もありますし、場合によっては補充要員を雇ったり、外注する必要もあるかもしれません。

だから、必ず「何か作業をしなければ、不労所得は作れない」と言えます。

 

広い視野で見ると、不労所得は勤労所得に含まれる

もう少し正確に言うと、不労所得というのは、自動販売システムを設置した後で、システムが自分の代わりに担ってくれた収益部分のみを指します

ジュースの自販機の例で言うと、「商品を確保しておいて、お客が望んだら、その飲み物を与える、という繰り返し行う単調作業を代行した価値」だけが不労所得になります。

 

これは、「自分でジュースを売ること」と比較すると、分かるでしょう。

もしそのシステムがなければ、自分が代わりにそれをやらなきゃいけませんよね。

「お客から商品名を聞いて、商品を取り出して、代金をもらって、おつりと商品を渡す」というのを、自分でやる必要があります。

でも、そういう単調作業って、工夫次第で自動化できるものです。

なので、それをシステムで自動化して、自動化した部分で得た収益が、不労所得です。

 

だから、「自販機を設置する」という作業を含めてトータルで見た場合、不労所得も勤労所得も、必ず「作業をして得た収益」と言えるでしょう。

すなわち、広い視野で見ると、「不労所得は勤労所得に含まれる」、とも言えるわけです。

言うなればそれは、ただ単純に、何かの作業をして「短期的な収益を得る」か、「長期的な収益を得る」かの違いでしかありません

で、「短期的な収益を得る」という発想が勤労所得になって、「長期的な収益を得る」という発想が不労所得だ、という程度ですね。

 

不労所得は、長期的なビジネスほど有利になる

ならそういう不労所得は、長期的なビジネスほど有利になると分かります。

というのも、1ヶ月かけて1ヶ月しか続かないシステムを作っても、無意味ですからね。

「それなら1ヶ月ほど自分で作業すればええやん」って話ですから(笑

「1ヶ月かけて、数年以上、時には10年とか20年ぐらい放置していても収益がある」というぐらいだと、十分に価値が出てくると分かります。

 

で、実は収益というのは、長期的に回収するほど利益率が高くなる傾向にあります

というのも、多くの人が「作業をしたなら、その対価はすぐに欲しい」と思っているからですね。

1ヶ月作業をしても、多くの人が「10~20年かけてトータルで100万円を得る」よりも、「月末に20万円を得る」ということを望みます。

だって、20年かけて100万円を回収する場合、単純に割ったとしても、その月末に得られるのはたった8,000円ですからね。

「1ヶ月かけてたった8千円にしかならないなんて、そんなのじゃ生きていけないよ!」と反応するから、結果として費用対効果が低く、生産性の低い(けれどもすぐに払ってもらえる)時間給から逃れられなくなるわけです。

 

だから、回収リスクが低い作業(すぐに払ってもらえる仕事)ほど利益率が低くなって、回収リスクが高い作業(すぐには払ってもらえない仕事)ほど利益率が高くなるものです。

すなわち、長期的なものほどリスクが高くなるので、利益率(かけた作業に対する収益額)が高くなると。

 

ニッチなビジネスと不労所得は、相性がいい

すると、ニッチなビジネスと不労所得は、とても相性がいいと分かります。

ニッチなものほど長期的な収益を作るので、不労所得にする方が費用対効果をさらに高められるからですね。

 

そして、知恵を使えば使うほど、収益は上げられます。

また、リスクは知性で減らせます。

時流を読んだり、世の中の構造や人の心理を知ること、失敗したときの撤退戦略を作ることで、手痛い失敗を回避できます。

 

もちろん、不労所得といえども、寿命はあります。

永遠に続けられる収益システムなんか、ありませんからね。

まぁ最低でも数年間は持続できて、できれば10年とか20年続けられるものを作りたいと思うものです。

 

だから私にとっての不労所得というのは、「知恵を使って長期的な収益を作る」というのと同じノリです。

自分に与えられた「見えない資産」、「今まで価値がないものだと思っていたもの」に価値を見つけて、それを幸運だととらえて、できるだけ手間をかけずに得られる高い収益を作る、という考え方です。

すると、自然と自動システム化する発想になりますからね。

 

知恵を使わない人ほど、痛い目を見る

これが分からずに「不労所得は何もせずに得る、素晴らしい収入だ」と思うと、痛い目を見ることになります。

というのも、そういう「何もせずに得る収益だ」と思う人ほど、「お金で不労所得を買うものだ」と思い込んでしまうからです。

例えば「1億円あれば、不動産を買って家賃収入6%あれば年間600万円の収入になるから大丈夫だろう」とか、「1億円あれば、全部3%程度の高配当の株式にすれば、年間300万円の収入になるから安心だろう」とか、思ってしまうわけです。

 

でもほとんどの場合、そういう「知恵を使わずに、お金だけ使って不労所得を得ようとする人」は、資産を失います。

というのも、そういう人ほどリスクを嫌う(リスクに対処するほどの知性がない)ので、「安心なもの」を買おうとします。

すると、必ず「ブームの後追い」をしてしまいます。

そして、短期的に少し上がったとしても、すぐにブームが終わって、地獄を見るわけですね。

 

「ブームの後追い」をすると、落ちぶれる

例えば不動産収益がブームの場合、不動産会社から「今、不動産投資がブームですし、このエリアがブームですよ。そしてこの物件を買ってオーナーになって貸し出せば、これぐらいの収益を作れますよ。実際に、これぐらい上がっています」とかいう実データに引っかかるんですよ。

それは確かに、実際のデータであり、今まで投資した人の多くがそれでほくほくしていることでしょう。

そして、考えもなしに、そういう「実際に多くの人が成功した」物件を買ってしまうと。

 

でもほとんどの場合、ブームがブームであると分かっている段階で、既に競合が多数参入しているものなんですよね。

だから、目先は少し上がったとしても、すぐにブームが終わって、供給過剰になり、価値は下落していきます。

後は、体力勝負になるので、大手しか生き残れません。

しかも、空室になると収益が入らない上に、維持費だけはかかるので、逆にマイナスになってしまうわけです。

この辺の詳しいメカニズムは、こちらの記事(「損をしない」よりも「上手な損をしよう」と考えると、長期的利益が得られる、というお話)に書いています。

 

それとか株式でも、欲を持つ人ほど「できるだけ業績がよくて、高配当な株式がいい」と銘柄を選びます。

でも、たいていの場合、そういう絶好調な業界は、ピークが近いものなんですよね。

そして株式が下落し始めると、株式は数年で30%とか50%の下落とか当たり前にありますからね。

すると、たった数年で、「1億あった資産が半分になってしまった」とかあるわけです。

で、慌てて売ったりして、結果としてブームの後追いをする人ほど、「高い時に買って、安い時に売る」というのを地でやってしまうわけです。

 

不労所得は、お金がなくても作れる

逆を言うと、不労所得(長期的な収益システム)は、お金がなくても作れるものです。

今、私たちの手元にあるものだけからでも作れます。

それは、不労所得は、知性で作るものだからですね。

不労所得は、私たちが持つ「見えない資産」を組み合わせて作るものです。

 

確かに、少し前まではそういうシステムを作ることは困難でした。

でも、今ではインターネットサービスがどんどん登場して、基本的なビジネスほど安価で処理してくれるサービスがあります。

そういう「安価で便利な道具」を使いこなせれば、初期投資なんてほとんど必要なく、自分のビジネスを自動的に作れます。

今はそういう風に、工夫で収益を作れる時代になった、ということですね。

 

まとめ

なので、不労所得とは「長期的な収益システムを作ることだ」と思えばいいでしょう。

「何もせずに得られる収益」ではない、ということですね。

 

そういう長期的な収益システムを考えると、費用対効果が高くなって、どんどん「薄利な時間給」から解放されてゆきます。

そうやって、自由を得つつ、高い収益を積み重ねていくわけです。

 

もちろん、これは最初ほど質素に生きる必要があります。

不労所得作りは、最初がなかなか積み上がらないけれども、後半からぐっと楽に飛躍するスタイルです。

一方で時間給になるほど、最初が楽だけど、後半からしんどくなるスタイルです。

 

まぁどちらのスタイルを好むかは人によるんですが、私は不労所得を好む、というだけです。

私はニッチが好きで、質素でも苦にならなくて、しかも自由に生きることを一番重要視する性質ですからね。

そういう「自由が欲しい、嫌な仕事をしたくない」という人ほど、不労所得(長期的な収益システム)を作る方が効果的じゃないかと思います。

 

ということで今日は、「不労所得は、働かなければ作れない」、というお話をしてみました。

今日はここまで~。

By |2017-11-18T09:06:26+00:002017年 11月17日(金)|ビジネス|