ファンから見た「この人は特別」という要素を作ろう、というお話

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ファンから見た「この人は特別」という要素を作ろう、というお話

今日は、ファン作りのお話です。

ファンから見た「この人は特別」という要素を作ろう、というお話をしてみましょう。

 

今日もファン作りの考え方をご紹介

まぁ改めて言うと、このブログは「好きなことをして収益を上げて、自由に生きよう」という方向性です。

で、その中で「どうすればファンを作れるか」という方法論はやっぱり重要で、だからいろいろとファン作りについて語っているんですが。

 

その流れで、今日もファン作りのための、一つの考え方をご紹介してみましょう。

それが、ファンから見た「この人は特別」という要素を作ろう、ということですね。

 

漫画家、横山了一さんのスタイル

興味深い記事があったので、ご紹介。

ラフに描いても漫画はバズる。人気マンガ家・横山了一が語るSNS活用法(CANARY)

 

内容は、漫画家の横山了一さんがどういうビジネススタイルで収益を上げているのか、というお話です。

彼は普通の漫画家とは違って、個人のTwitterをメインにして活動しています。

 

面白いのが、この人の漫画はラフが基本スタイルで、それがファンから受け入れられているってことですね。

この人はTwitterで公開した漫画を清書して、書籍を出版しているんですよ。

なのに、ファンから「Twitterで公開しているラフなバージョンの方がいい」と言われて、実際にそれを同人誌で出してみると、しっかりと売れたという。

 

普通、漫画はきちんとペン入れをして、トーンも貼って、本の体裁として仕上げるのが当たり前ですよね。

普通の感覚だと、漫画1ページは5~10時間ぐらいかかるんじゃないかと思います。

でも横山さんの場合、5~10「時間」どころか、ラフなので5~10「分」で仕上げられると。

そんな風に、業界の常識を大きく外れても、自分なりの「特別」を作れれば売れるわけです。

 

ファン作りのためには、ファンからの「特別」が大切

私はファン作りのためには、ファンから「この人は特別」と思われることが大切かと思います。

何か特別なものがあるからこそ、世の中に山ほどある作品の中から、自分の作品を選んでもらえるわけです。

 

上記の横山さんの場合、「日常ネタを含めた、時事ネタをうまく使う」という部分で力を使っていることになります。

言うなればこの人は、「ラフで手抜きをしている」というよりも、「トレンドや面白さをとらえることに力を集中させている」と言えるでしょう。

そういう特別なものがあるから、選んでもらえているわけです。

 

他にも、例えば私の知り合いで、「ヲタクに恋は難しい」という漫画が好きな人がいるんですよ。

で、この漫画、全話ネットで無料公開されています。

なのに、その人はコミックスを全巻そろえてますからね。

まぁコミックス版にはおまけの書き下ろしページもありますが、「それでも手元に持っていたい」という特別なものがあるわけです。

 

「特別」には、障害を越える大きなパワーがある

それは、やっぱり「特別なものは、特別な形として持っていたい」という欲求があるからじゃないかと思います。

これは、どれだけ紙媒体の売り上げが落ちようが、どれだけ電子書籍の販売比率が増えようが、影響を受けることはありません。

ファンからの「特別」というのは、そんな障害を越えるほどの、大きなパワーがあるからですね。

 

よく言う話ですが、誕生日のケーキを「低コストだから」と駄菓子で済ませたくありませんよね。

それとか好きな人に喜んでもらいたい場合でも、たとえお金がなかったとしても、できるだけ工夫をして喜んでもらえるものを作ろうとするじゃないですか。

特別なものになるほど、どんな時でも、精一杯なんとかしていいものを得ようとしたり、実現しようとするわけです。

 

「上手いだけ」ではつまらない

これは裏を返すと、「上手いだけ」ではつまらない、ということです。

ほら、よく「画力が欲しい」とか、「こういう能力さえあれば」とか言っている人がいるじゃないですか。

でも、そういう人が画力や能力を得たところで、売れるわけではありません。

 

それは、「上手いだけで売れる」と思い込んでいるからですね。

上手くても売れない人は、山ほどいます。

そういう人に共通するのが、「特別なものがない」ということです。

 

ただ「上手いだけ」の人って、とてもつまらないですよね。

そこには、自分の魂が共振するような何かがないんですから。

そういう作品を見ると、やっぱり私たちでも、「あ、上手いね。じゃあさようなら」で終わりです。

ましてやそういう作品にお金を出すことなんて、考えられないものです。

 

逆に、魂が共振するようなものがあれば、それはどんなに技術的につたないものでも、人は振り返って見ます。

つたない言葉だろうが、下手な絵だろうが、心に引っかかる作品は手にとってしまうものなんですよね。

 

「特別なもの」は自分で作れる

で、そういう「魂が共振するようなもの」は、今持っていなくても大丈夫です。

むしろ、それは自分で作ることができるものです。

 

言うなれば、それは目的地を設定するようなものです。

上記の横山さんの場合、それを「共感を得られるか、驚きを得られるものを作ろう」と設定したと。

私の場合、2年ぐらい前に「未来に希望が得られる内容を書こう」と決めました。

すると、少しずつ自分の中でそういう使命感が育ってきて、同時に少しずつ「特別」が生まれるわけですね。

 

そういう使命感は、「上手いだけ」を越えたものです。

もちろん続けていれば技術力も得られるでしょうが、技術力は二の次です。

 

だから、自分独自のスタイルが見えてくる

で、そういう「特別なもの」を作ろうとすると、自分の形に合ったスタイルが見えてくるんですよ。

例えば横山さんの場合、時事ネタをメインにするなら、ラフの方がいいと分かります。

というのも、今話題にしていることは、今提供したいですからね。

すると、5~10時間もかけて1ページを仕上げていると、書き上がる頃には話題が終わってしまっているわけです。

なら、「ラフで提供する」というのは、強みになると分かります。

 

自分にとっての「特別」を作ろう考えると、必ずこういう疑問が見えてきます

「時事ネタを使って共感や驚きという特別を作ろう」という場合、「ペン入れとかトーンワークって、面倒だな」と必ず思うようになります。

すると、「そもそも、なぜペン入れとかトーンワークをしなきゃいけないの?」と疑問に感じることができるんですよね。

で、「必要ないや」と分かれば手放すことができて、自分なりのスタイルを作ることができます。

 

実際に考えてみると、ペン入れとかトーンワークなんて、雑誌で印刷することを前提とした技術です。

「雑誌で最もきれいに見せるため」という技術でしかありません。

ペン入れは、「鉛筆のように線の色が薄いと印刷されないから」という理由で、トーンは「グラデーションだと、印刷がつぶれるから」という理由で採用されたものでしかありません。

そして雑誌は1週間に1回、もしくは1ヶ月に1回程度の提供になるので、ペン入れやトーンワークはそういう頻度に合わせた方法論でしかないと。

 

「技術さえあれば」で見えない部分を見る

でもネットで公開する場合、そういう技術は必要ないと分かります。

改めて考えると、「なんで印刷もせーへんのに、印刷向けの技術を考慮せなあかんねん」って思うでしょ(笑

ディスプレイなら薄い色も表示されますし、グラデーションでもきれいに表示されるんですから。

他にも、例えばスマホの小さい画面で見る場合、少々のラフでもきれいに見えるわけです。

なら、なぜ時間をかけてペン入れやトーンワークをする必要があるんでしょうか。

 

「特別なものを作ろう」と思ったときの使命感があれば、こういう疑問が見えてきます。

だから必要ないものはいさぎよく手放すことができますし、技術的には下手でも、人から振り返ってもらえるものを作ることができます。

逆に「技術さえあれば」という感覚では、こういう部分が見えないんですよ。

だから、上手いだけで終わってしまうと。

 

まとめ

そういう風に、ファンから見た「特別」を考えてみるのもいいでしょう。

それは、自分で設定することができます。

「私はこういう部分で、特別なものを与えていこう」と決めるだけでいいと。

 

これってある意味、「他の人とは違う道を歩こう」と決めることですよね。

他の人がやっていることをしても、特別にはなりませんから。

なら、競争を避けて、自分にしかできないことをしようと思えるようになります。

 

そういう発想をしてみると、よりファンができるんじゃないかな、と思います。

 

ということで今日は、ファンから見た「この人は特別」という要素を作ろう、というお話をしてみました。

今日はここまで~。

By |2017-12-02T20:14:14+00:002017年 12月2日(土)|クリエイティブ|