主人公の一人。シャルナワーゼと1歳離れた弟。
両親はおらず、姉のシャルナワーゼと共に二人で暮らしている。
アルフール小国の片田舎で姉と共に、高値で売れる鳥や小動物をターゲットにした狩猟で生計を立てている。
狩猟で銃を用いるため、銃の使い方は一通りマスターしている。
しかしエルグス侵攻によって姉と共に捕らえられ、奴隷としてエルグスに護送されてしまう。
中性的な顔立ちで見た目はいいのだが、中身はわがままで生意気、お調子者、泣き虫、空気が読めない、重度のシスコンという、悪材料が揃いに揃った性格。
姉に頼りながら、共にアルフール国境を目指す。
主人公の一人。レオンの姉。
弟のレオンに振り回されながらも、なんだかんだとレオンを守るおもり役。
性格は少し天然なところもあるが、意外としっかりしている部分もある。レオン同様に見た目はいいのだが、なぜか悲惨なほど男に縁がない。
高いところが苦手。
弟よりも体力は少ないが、機敏な行動ができ、繊細な行動に向いている。
飛び出しがちなレオンを抑えながら、共にアルフールを目指す。
エルグス軍の女司令官。
知的で冷徹な判断力から、若くして軍のトップに上り詰める。
部下を大切にするが、敵に対しては極めて冷徹に、容赦なく襲いかかる。
執政官ジェバ・サディラの命令により、逃げ出した奴隷二人(レオンとシャルナワーゼ)を始末するため、二人を危機に追い詰めてゆく。
エルグス自治領の執政官。貴族出身。
エルグス領主であるグスタフ・オルムの命令に忠実に従う、エルグス自治領のナンバーツー。
極めて政治力が高く、有能であるが、野心的で自意識が強く、自分より身分が低い全ての人間を見下すという歪んだ性格の持ち主。
軍司令官であるエメ・ベルリオーズに、逃亡した奴隷二人を始末するように命令を下す。
エルグス自治領の領主
アルフール侵攻を命令し、略奪や奴隷狩りを指揮する、戦争を引き起こした元凶。