- タイトル: 「内向型の生き方戦略」
- カテゴリ: 電子書籍
- ジャンル: 自己啓発
- リリース日: 2017年11月8日
概要
★ 内向的な性格を、強みにしたい人
★ ネガティブで完璧主義な性格を、「なんとかしたい」と悩んでいる人
本書はそんな「内向的な性格が原因で生きづらい」という方向けに、「心地よい生き方ができる考え方」を記した本(電子書籍)です。
本書を学ぶことで、以下のようなメリットがあるでしょう。
この教材は本(電子書籍)として販売しています。
なぜ外向型、内向型という違いが生まれるのか
私たちは、様々な個性を持っているものです。その中でも特徴的なものとして、「外向的な性格」と「内向的な性格」があります。
これは私の実感ですが、社会では「外向的な性格の人ほどよい」、「内向的な性格はあまりよくない」という雰囲気があるように思います。
そういう周囲の状況もあって、内向的な人ほど「私も明るい性格になりたい」、「うまく人付き合いできるようになりたい」、「多くの友達が欲しい」などと思い、無理に自分を変えようとしているようにも思います。
ですが、そうやって変えようとしても、なかなか自分の性格は変えられないものです。
結果として自分を変えることができずに、「内向的な自分はダメな奴だ」と落ち込んでいるように感じます。
ですが、ここで少し考えてみましょう。
なぜ人は、外向型と内向型という性格の違いを持っているのでしょうか。
もし一方的に外向的な性格の方が優れているのであれば、五〇〇万年という人類の進化の過程で、内向的な性格は淘汰されているのが自然です。
それなのに人間社会では、外向型と内向型の比率がだいたい八:二で構成されています。
ならば、「人間という種を維持する上でも、何らかのメリットがあるから内向的な性格がある」、と考えるのが自然ではないでしょうか。
では、その「内向型の人がいるメリット」とは、いったい何なのでしょうか?
そこで本書では、外向的な人を「社会維持型」、内向的な人を「境地開拓型」と定義し直すことで、両者の違いを分かりやすく説明します。
また、社会の対極に「境地」があるとして、そのような「境地へ向かう」という発想と、境地へのたどり着き方、そこでの生き方などを紹介します。
それによって、社会では少数派である内向型の人でも、社会と適度な距離感を保ちつつ、心地よく生きる方法を提案しています。