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「囚われの姫」ストーリー展開

解説

今回は、私の書いた作家向け王道プロット本「ストーリー作家のネタ帳 イベント編1―キャラクターの王道プロット15種」の中から、新たにプロット実例を作ってみました。

この本を知らない方のために説明しておくと、この「ストーリー作家のネタ帳」シリーズは、ストーリー作家向けの「王道プロット集」です。王道展開がいろいろ説明されているので、キャラクターと世界観を用意すれば、簡単に一つのプロットが作れる、というものです。

で、この「メリットがないのに優しくする」というのは、その本でも一番最初に説明されている王道プロットになります。なぜ一番最初に掲載したのかというと、全ての王道プロットの中で、私が一番好きだからですね(笑)。

主人公は、自分にはメリットがないのに、相手のために優しくして、助けてゆくことになります。そして二人は絆を深めてゆき、最後に相手から救われる、という流れになります。

これは、映画「ローマの休日」や、ゲーム「ICO」でも用いられている展開で、老弱男女問わず受け入れられる、ウケのいいプロットになります。また、「最初はコメディで入って、最後は感動で終わる」という、使い勝手のよいプロットなんですよね。

で、ネタ帳では一つ(親戚の子を預かる物語)しか作成例を説明していなかったので、ここでもう一つ「囚われの王女」という内容で、作成例を作ってみました。

私は王女の自由奔放なところと、主人公の苦労人なところが気に入ってます(笑)。

このプロットの作り方を知りたい場合、是非「ストーリー作家のネタ帳 イベント編1」をご覧くださいませ。

クレジット

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