“さあ、プロットを書き始めよう”
プロットの書き方
このページでは、プロットの書き方について説明しています。
これによって、実際にプロットを書けるようになるでしょう。
プロットの内容
実際の脚本やシナリオ、小説などの最終形は、それぞれの業界で決まった様式があります。
ですがプロットについては、今のところ、それほど決まった書き方はありません。共通して言えることは、次のような内容を記しておく、ということです。
- 起こる内容を、時系列に記す。
- 詩は書かない。変化の内容のみを簡潔に記す。
- ある程度の詳細度に分ける。
プロットは、どのような詳細度で書けばよいのか
プロットは、いくつかの詳細度で記します。それによって、相手に分かりやすいプロットを作ることができるようになります。
詳細度は、次のような五つぐらいに分類するとよいでしょう。
- ストーリー: 物語全体を3~10文ぐらいで記す。
- 三幕構成: ストーリーを三幕構成で区切って、各幕を3~10文ぐらいで記す。
- シークエンス: ストーリーを「神話の法則」十二のステージに区切って、各ステージを3~10文ぐらいで記す。
- シーン: 十二のステージを場面ごとに区切って、各場面を3~10文ぐらいで記す。
- ビート: シーンをさらに区切って、キャラクターの行動内容まで記述した詳細設計。
小さな物語ほど、ストーリーや三幕構成レベルでよいでしょう。しかし大規模な物語になるほど、より詳細な設計図を作りましょう。
さあ、プロットを作ろう!
ここまでで、「プロット基礎講座」として、プロットの基本的な作り方について説明してきました。ここまでの知識を用いれば、最低限のプロットを作れることでしょう。
面白い作品は、設計図の段階から面白く感じるものです。それは、他の人に見せたとしても、面白さは分かるものです。
だから、家を建てるのにも設計図を作るのと同じように、物語を作る場合でも、しっかりと設計図であるプロットを作り込むようにしましょう。
貴方の素晴らしい作品をいつか目にする日を、楽しみにしています。
2015年11月7日 中村あやえもん
まとめ
クレジット
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