写真加工技術「PhotoDramatica」 Page01:20分で分かる全体像

Home>写真を絵のようにする写真加工技術「PhotoDramatica」>写真加工技術「PhotoDramatica」 Page01:20分で分かる全体像
写真加工技術「PhotoDramatica」 Page01:20分で分かる全体像 2016-11-29T09:02:50+00:00

20分で分かる全体像

動画で分かる、全体像

文章で見るよりも、実際に変換作業を見た方が分かりやすいと思います。全体の変換の流れを説明していますので、こちらをご覧下さい。(HD画質でご覧下さい)

必要な機材・ソフトウェア

まず最初に、写真加工をするために機材やソフトウェアが必要になります。必要な機材とソフトウェアの一覧を以下に記します。

機材名 価格
カメラ RAW形式保存可能なカメラ場合:3万円~
普通のコンパクトデジカメの場合:1万円~3万円
三脚 2000円~
(室内撮影用)照明器具 2000円~

 

推奨ソフトウェア (括弧でくくったソフトは必須ではありません)

カテゴリ ソフトウェア名 メーカー名 価格
フォトレタッチソフト Photoshop Adobe 約8~10万円
HDR合成ソフト Dynamic PhotoHDR Mediachance $59
(レンズの歪み矯正ソフト) PTLens Tom Niemann $25
(ノイズ除去ソフト) Neat Image ABSoft $49.9~$79.9

 

それぞれのソフトウェアは体験版がありますので、そちらで動作確認ができます。

作業の流れ概要

1. 写真撮影
写真撮影をします。
写真をそのまま使うので、晴れの場面は晴れの日に、夕方の場面は夕方に撮影をする必要があります。曇、夜の場面では、曇りの日に撮影したものを加工します。
RAW形式(RAW形式:デジカメ画像の保存形式の一種)で保存できないカメラの場合、同じポジションで露出量を変更して5枚ほど撮影します。RAW形式で保存できる場合、露光量を5段階変えて現像します。
露出(露光)量を変えた5枚の写真

2. HDR(ハイダイナミックレンジ)合成
撮影した写真を、専用ソフトを用いてHDR(ハイダイナミックレンジ)合成することで、色を拡張します。これによって、写真を絵に近い色に近づけることができます。
HDR合成

3. 写真特有の調整
生成した画像にあるモアレなどのノイズを除去し、レンズの歪みも矯正します。
また、写真に写った商業ロゴや看板、不要なものなど、背景として入れておくのにふさわしくないものがある場合、この段階で手作業で除去しておきます。
写真特有の調整:ノイズ除去例

4. ブラシストロークの表現
ブラシで描いたような表現を追加します。Photoshopのフィルタで「カットアウト」の後に、「ぼかし表面」をかけます。
カットアウトをかけたレイヤーは、レイヤーマスクを適用して、カットアウトの量を調整します。空や綺麗なグラデーションはカットアウトなしにして、自然物に多めにかけて、人工物では色の境界が目立つので、境界を目立たないようにかける量を調整します。
ブラシストロークの表現
ブラシストロークの表現:部分拡大

5. 色変換
フォトレタッチソフトで、色を絵の色に変換します。
昼間の場面では、以下のように色を調整します。

  • コントラストを高くする。
  • 緑の色相を青よりにする。
  • 黄色の彩度を下げる。
  • 必要に応じて全体の彩度を調整して、バランスを整える。

Photoshopで色変換
色変換実施例

6. 仕上げ
フレアやハイライトなどの特殊効果を追加して、完成させます。
写真と最終画像の比較

作業に慣れると、1枚当たり10~20分程度で作成できるようになります。

前の記事へ
次の記事へ