今日は、心のお話でもしてみましょうか。

「こんなにも○○してるのに」とか、「どうして分かってくれないの」ということって、ありますよね。

こんなにも努力しているのに、認めてもらえないとか。

こんなにも頑張っているのに、理解してもらえないとか。

そういうことは、早めにやめた方がいいですよ、というお話です。

 

やりたくないことをやめたら、どうなる?

「こんなにも○○してるのに」っていうのは、必ず自分にとってやりたくないことをしている時に起きるものですよね。

やりたいことだったら、見返りもなく楽しくできるんですから。

つまり、その人にとっては、「それをやればやるほど不幸になること」です。

でも、それをやらないといけないというのは、「見返り」とか「報い」が欲しいから、もしくは「それをしなければ害があるから」ですよね。

じゃあ、ちょっとここで、場合分けをして考えてみましょう。

 

もし、その人がそれをやらなくなった場合、どういう結果が起きるかを見てみます。

それをするのをやめると、まずは相手の反応面で考えると、次のような二つの場合によって違いが起こるでしょう。

  • 相手が困らない場合
  • 相手が困る場合

 

「相手が困らない」場合というのは、その人がそれをやらなくても、何ら困ることはありません。

だったら、自分を不幸にすることをやるだけ無駄ですよね。

すなわち、その人は、幸せになれない無駄なことをしているってことです。

結果として、さっさとやめる方がいいですよね。

 

一方で、「相手が困る」場合があるでしょう。

これは、さらに場合分けをして考えます。

  • 放っておいても、相手が自力で解決できる場合
  • 放っておいても、相手が自力で解決できない場合

 

「相手が自力で解決できる」場合、その人がそれをやらないことで、相手に自立を促したことになります。

すると、むしろその人がそれをやらないことの方が、相手のためになったということです。

だから、無駄なのでさっさとやめる方がいいと。

 

「相手が自力で解決できない場合」は、相手はその価値を理解しますよね。

だから、相手はその人のその行動が必要だと、感謝するようになるものです。

すると、さっさといったんやめた方が、相手は価値を理解して、しっかりと報いを得られるようになるわけです。

 

自分にとっても、結局はやめた方がいい

なら、自分の問題についても、やめてみた場合、次のような場合分けができるでしょう。

  • 自分にとって困らない場合
  • 自分にとって困る場合

 

やめてみて、「自分にとって困らない」場合、これこそ「やらなくていい」だと判明して、やらなくて済みますよね(笑

で、「自分にとって困る」場合は、「困るんだから、やらなければならない」と、不平不満を言わずに行動できるようになります。

特に、自分の命に直結するのであれば、否が応でも危機感があって、モチベーションは上がるものです。

心理的には、格段によい状態で対応できるようになります。

 

どのみち、全ての場合において、さっさとやめた方がいい結果になるんですよ。

それで多少状態が悪くなったとしても、少なくとも「幸福感」は上がります。

だって、不平不満がなくなったら、幸福感は上がりますからね。

すなわち、より幸せになる、ということです。

 

まとめ

なので、「こんなにも○○してるのに」ということは、さっさとやめてみましょうと。

「親の介護が嫌」、「今の会社が嫌」、「あの人との付き合いが嫌」、「あれをすることが嫌」、そういうことって、結構あると思います。

で、「もうやめる! 悪いことが起こっても、全部受け入れる!」と決意した瞬間、新たな可能性が見えたりするんですよね。

最初から大きなことはやめられないでしょうから、まずは「嫌な上司からの、飲み会の誘いを断る」とか、「有給をがっつり取る」とか、そういうところから始めて見るのもいいかも。

 

実のところ、「○○が嫌」というのは、それらの合計が「生きるのが嫌」の値になってしまうんですよ。

この「○○が嫌」の量を減らしたら、それだけで生きる希望が出てくるものです。

元気が出ない場合、とりあえず「いい子」をやめて、「嫌なことはやらない!」とやってみるのもいいかもしれません。

 

ってことで、今日はそういう心のお話をしてみました。

今日はここまで~。

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