今日はお休み日記です。

 

いつも言っていることですが、新しい概念やロジックを出した後は、いわゆる「脳のロジック疲れ」が起きるんですよ(笑

というのも、新しい概念とかロジックって、「整合性は取れているか」と細心の注意を払うからで。

 

で、ここ数日は新しい概念を出したり、ぶっ飛ばして書いていたので、「今日はもうロジックは考えないぞーっ!」という日です(笑

 

心理ロジックが分かると、面白い

でもまぁ、ああいう心理ロジックが分かると、面白いですよね。

特に、性質の違いによって生まれる誤解だとか、分かりにくいじゃないですか。

 

実際に私たちって、「自分の感覚」が世界のすべてなわけで。

すると、どうしても「自分にない感覚」はイメージできなくて、「他者も、自分と同じ感覚で生きている」という前提で考えてしまうものです。

だからいろんな誤解や錯覚が生まれるし、「あの人はこれでうまくいっているのに、自分はできない」みたいな食い違いが生まれているように思います。

 

で、無意識の思考プロセスも、無意識にやっていることだからこそ、なかなか気づかないわけです。

でも、昨日の記事のように思考プロセスを客観的に見てみると、「確かにそういう流れだ!」と分かるんじゃないかと思います。

 

「4つの性質分類」と「ネガティブ療法(精神構造図と心理階層図)」

とはいえ、「4つの性質分類」と「ネガティブ療法(精神構造図と心理階層図)」を組み合わせると、だいぶ強力な心理解説ツールになったように思います。

↑ よく使う、この3つの図ですね。

 

まぁそれだけ説明できることが増えて、このブログの文章量がインフレを起こしているんですが(笑

 

で、まだできたての理論なので、用語定義もちまちまと修正しているし、図も必要に応じてアップデートしてゆくかと思います。

特に真ん中の精神構造図は、将来的に矢印の向きをいろいろ調整するかもしれません。

これはあまり考えずに矢印を振ってましたので(笑

 

深層意識は6層構造になる

これは現時点で考えていることですが、深層意識は現時点で4層ですが、正確には6層構造になるかと思います。

今までの第1層と、第3層を分解して、1つの状態で1つの層に対応した形になります。

 

  • 第1層「社会的意識」: 「社会的に評価されたい」という意識。「他者の価値観ポジティブ」に該当。
  • 第2層「代償欲求意識」: 憂さ晴らし、気晴らしを行う意識。愚痴や不平不満もここに該当。「代償欲求ポジティブ」に該当。
  • 第3層「問題対応意識」: 自己否定を起こす。「代償欲求ネガティブ」に該当。
  • 第4層「自己欲求意識(ポジティブ)」: 自分の価値観でも、活動的な内容を意識する。「自分の価値観ポジティブ」に該当。
  • 第5層「自己欲求意識(ネガティブ)」: 自分の価値観でも、休息的な内容を意識する。「自分の価値観ネガティブ」に該当。
  • 第6層「抑圧領域」: 抑圧がある意識層。「他者の価値観ネガティブ」に該当。

 

実際に表層意識をよく見ると、「社会的評価の追求に限界が来ると、代償欲求が出てくる」と分かります。

表層意識にも、そういう順番がある、ということですね。

 

だから、愚痴や不平不満、憂さ晴らしは「社会的評価から見るとネガティブだけど、自己否定状態から見るとポジティブ」だと言えます。

なので、「愚痴や不平不満を言うのは、ネガティブだ」と言われていると。

それは、社会的評価を基準にした行動評価だということです。

 

ただしそういう憂さ晴らしでも、自己否定をしている状態から見ると、ストレスを解放できる分、まだマシな状態です。

そういう意味でも、代償欲求というのは微妙な「社会生活では、必要悪」的なポジションだと言えます。

 

抑圧領域の一歩手前の状態

で、(6層構造で言う)第5層の「自分の価値観ネガティブ」は、抑圧領域の一歩手前です。

なので、ネガティブになってここに入ると、「自分なりに、休むことが心地よい」と感じます。

 

そしてその上でさらにネガティブになると、抑圧領域に入ることになります。

もうここからは、かなりの「安楽になる恍惚(こうこつ)感」を得られる状態です。

 

そういう風に6層構造にできるんですが、今のところは4層構造で進める予定です。

というのも、私としては、6層にまで分離する必要性は薄いようにも感じるんですよ。

 

ネガティブ療法で大切なのは、「抑圧を解放すること」ですからね。

特に表層意識だとか、「自分の価値観で、ポジティブかネガティブか」レベルで細かい区分けすることに、さして意味はないように感じます。

なら、4層構成でシンプルな方が、全体の流れとして分かりやすいようにも感じます。

 

私が定義している「HSPタイプ」は、世間一般で言う「HSS型HSP」

あと、今まで言おうとしてずっとタイミングを逃していたんですが、私の用語定義で誤解を生みやすいものがあります。

それが、4つの性質分類で言う「HSPタイプ」ですね。

 

この私が定義している「(4つの性質分類での)HSPタイプ」は、世間一般で言う「HSS型HSP」という奴です。

つまり、私が定義している「HSPタイプ」と、世間一般で言う「HSP」は違うものだ、ということです。

 

正確には、次のような対応になります。

  • 私が定義している「HSPタイプ」 = 世間一般で言う「HSS型HSP」
  • 私が定義している「高共感タイプ」もしくは「高共感な人」 = 世間一般で言う「HSP」

ややこしくてごめんなさい。

 

他に用語が思いつかなかった

用語はできるだけ分かりやすく定義したいんですが、これは他にいい用語が思いつかなかったんですよ!(笑

「高共感で、工夫ができるタイプ」をどう呼べばいいのかで、だいぶ悩んだわけです。

で、候補に挙がったのが、「繊細タイプ」、「HSPタイプ」、「高共感境地開拓タイプ」ぐらいしかなくて。

 

なら、分かりやすさと先入観のなさを求めるなら、消去法で「HSPタイプ」しかなかったと。

 

用語定義で悩みまくる

だいぶ前も言いましたが、私自身は、「HSP」みたいな「英語の頭文字を取った用語定義」は極力使いたくないんですよ。

例えばCEOとかCIO、TPO、NPO、IPOみたいな用語が日常にあふれていると、もう意味不明でしょ(笑

それに、「HSP」なんて、その単語の意味を知らなければ、普通の人には理解できないわけで。

 

でも、例えば「繊細タイプ」みたいな定義は、語感からイメージが分かりますよね。

しかも、その用語を知らない人が見ても、「私が当てはまるかも」と理解できて、そういう人に伝えられるわけで。

 

ただ、世間でもよくある「繊細さん」という用語は、私の中では除外対象でした。

というのも、「繊細」というのは、ある意味「社会を基準とした視点」ですよね。

それは、「繊細でないのが正常」とか、「社会にいる人たちが正常で、そこから外れる個性は異常であり、間違った存在」というイメージが私の中で感じられたと。

 

社会がすべてではない、ということ

私の中では、「高共感で、新境地を開拓できるタイプ」という「生命としての役割」を重視したかったわけです。

社会や社会維持は「生命としての役割」の一部でしかないし、社会や社会維持がすべてではない、ということです。

 

なので「分かりやすさ、文字面(もじづら)での見やすさ、理解しやすさ、伝えたいこと」から悩みまくったんですが、結果として「消去法で、HSPタイプしかない」と判断しました。

これは今でも他にいい用語が思いつかないので、仕方ないかなと。

 

そういうこともあって、私が定義している「HSPタイプ」が、世間一般で言う「HSS型HSP」という認識でお願いします。

 

用語定義は楽しい

新境地開拓をしていると、こういう「新しい概念に名前をつけること」がよくあるんですよ。

それは当然で、新しい大地を開拓すると、そこに新しい名前をつけないと、理解できませんからね。

 

境地開拓をしている人からすると、そういう命名は楽しい部分ではあるんですが、悩みどころでもあるように思います。

でもまぁ、「社会維持型と境地開拓型」というのはお気に入りだったりします。

 

あと最近では、「第4層:抑圧領域」とかは、私の中ではバトル系漫画に出てきそうなノリでお気に入りだったり(笑

「抑圧意識」だと、なんだかしょぼいし、そもそも抑圧は「意識できない領域」です。

ならば「意識」よりも「領域」の方がイメージ的に適切だし、しかも格好いいので、お気に入りだったりします。

「最深層:抑圧領域」とか、なんだか最終回っぽい、ラストバトルをしそうな雰囲気でしょ(笑

 

まとめ

今ふと思ったんですが、「今の私は、新しい心理学の体系を作っているのかな」と感じたりもします。

これはこれで、面白いですよね。

 

なので「ネガティブ療法」の土台となるこれらのロジックを、「ネガティブ心理学」と名付けようかと思います。

「あやえも心理学」よりも、こっちの方が普及しそうなので(笑

 

なので「ネガティブ心理学」として、どんどんこの心理モデルを引用して使うなり、応用していってくださいませ。

まぁまだまとめサイトも作ってない、構築中な理論ですが(笑

 

ということで今日は、お休み日記でした。

今日はここまで~。

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