昨日の男性と女性のお話で、「面白かった」という反応をいただいたので、今日もちょっとそれに関連するお話でもしてみましょうかね~。

今日は、男性と女性の「脅威」に対する考え方の違いについてです。

 

男性は戦えるので、「脅威」には強い

近日リリース予定の「恋愛物語の作り方」で詳細を書いているんですが、女性の方が男性よりも「脅威」に敏感なんですよ。
「脅威」とは、まぁ自分を傷つけようとする存在だとか、安全が脅かされそうになる危険性とか、そういったものですね。

というのも、男性は個体として強いですよね。
大昔の農耕が始まるさらに前は、ずっと男性は狩猟をしていたので、筋肉もあるし、戦うことができるものです。
そして自力で獲物を捕ることができるので、それほど恐れは必要ないわけです。
むしろ、獲物を探すために「好奇心」を持つことで、様々な場所に赴いて、新しい獲物や狩り場を見つけることができるようになるものです。

一方で女性は、男性のように筋肉は強くなくて、戦うこともできなくて、自力で獲物を捕ることもできないわけです。
すると、村から追い出されたりとか、自分に危害を及ぼすような「敵」が襲ってきたりしたら、太刀打ちもできないんですよ。

 

女性は不安やイライラを引き起こしやすい生き物

だから、女性は脅威に敏感にできているわけです。

男性は比較的精神的に安定していますが、女性の場合、急にイライラしたり、不安になったり、寂しくなったりとか、ちょくちょくあるものですよね。

実際に風邪を引いた時とかを思い出してみると、すごく心細くなるものですよね。
それは、風邪を引いたり体調を崩した時は、無防備なわけじゃないですか。
だから、心細くなったり寂しくなることで他の人と一緒にいることができて、安全を確保できるわけです。

それとか、実際に体調が少し悪くなったら、ちょっとしたことで不安になったり、寂しくなったりするものなんですよ。
それは正常な反応なんですよね。

「最近、すごく寂しい」とか、「すごくイライラする」、「急に不安になる」というのは、体調面がそういうマインドを起こしていることも多いわけです。
「不安になる」は「逃げようとすることで、脅威から遠ざかろうとする」ということで、「寂しい」は「味方をつけることで、脅威を防ごうとする」こと、「イライラする」は「脅威を攻撃することで、脅威を防ごうとする」ということです。
全て、同じ目的なんですよ。

ちなみに、女性ほどではありませんが、男性もこういう傾向はもちろんあります。

 

妊娠中や出産直後は特に「脅威」に対して敏感になる

特に女性が脅威に敏感になるのが、妊娠中とか、出産直後ですね。

特に妊娠中は、無防備ですし、普段よりもさらに個体として弱いわけじゃないですか。
しかも、お腹に別の命もあるわけで。
だから、危険をできるだけ早めに察知する必要があるわけです。

なので、妊娠中とかは、女性は驚くほど不安定になったり、ちょっとした風の音とか物音におびえたり、うつになったりしやすいわけです。
これも、人が生き抜く上で必要なシステムなんですよね。

ただ、あまりにも不安が高まりすぎると、ホルモンバランスが崩れて胎児にも影響が出るので、ちゃんと旦那さんが側にいてフォローして、安心させてあげることですね。
強烈な不安がある時は、男性が側にいるだけでも、女性は安心するわけです。
可能であればちゃんと話を聞いてあげて、気持ちを共感してあげると、さらに安心するでしょう。

 

まとめ:不安や寂しさが起こるのにも、理由がある

そんな風に、不安や寂しさも、理由があるわけですね。

そして女性は元々、不安になったり、寂しくなったりしやすい生き物なんですよね。
その辺を理解できていれば、不安になったり寂しくなったりしても、「ちょっと体調が悪いのかな」とか、そういう根本原因に気がつけるかなとも思ったりもします。

あ、ちなみに女性の場合は、イライラやうつは鉄分不足の場合も多いので、その辺のサプリメントとかも場合によっては効果があるでしょう。
これも、鉄分が少なくなれば個体としての運動機能が低下するので、危機に対して対抗できなくなるからですね。
なので危機に対して敏感になって、イライラやうつ、不安などを引き起こすわけですね。

ちゃんと理由があって、その現象が起きているわけです。

 

そういうことで、今日は男性と女性の「脅威」についてのお話をしてみました。

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