昨日の記事でも書きましたが、ちょっとここ数日で劇的体験をしていて、「劣等感が(ほぼ)なくなった状態」というのを味わっています。

これは私の中でも結構、人生初体験なことで、驚きも含みつつも新鮮な体験をさせていただいてます。

で、今日は、その感覚についてお話してみようかと思います。

 

幼児的願望を満たしたら、劣等感は消えます

これは私のここ数日の体験で、分かったことですね。

で、十分に心が満たされて「劣等感がない状態」の人はどういう感覚で生きているのか、そんな感覚的なお話になります。

今まで劣等感にずーっと悩まされていた状態だったからこそ分かる、その違いというか感覚を、覚えているうちに書き残しておこうかと。

これは全て、今の私の感覚です。

 

  • 自分に「足す」という考え方がなくなる

心が十分に満たされると、自分に「何かを足そう」という考え方が消えます。

足す必要なんて、ないな……という状態ですね。

もう十分にあるから、これ以上自分に何かを付け加える必要はない、そんな感覚です。

もちろん、純粋に「こういうことしたい」というのはあるので、「できるようになりたいな」という思いはありますが、余計な飾りはいらないな、という感覚ですかね。

 

  • 周囲の価値観に左右されなくなる

「他人は他人、自分は自分」と、はっきりと区別がつくようになった感じです。

 

  • 地位、名誉、お金に対する「必要以上の欲求」が消える

「満たされる」というのは、例えるなら「お腹が減っていない」と言えるかと思います。

美味しそうな食べ物が目の前にあっても、「美味しそうだな」とは思いますが、「別にお腹が減ってないから、いいや」って感覚と同じですね。

満たされない状態だと、「欲しい、食べたい! 絶対に食べたい! 今すぐ食べたい!」となって、他のことなんか考えられずに飛びついてしまう、そんな状態なんですよ。

でも、心が満たされていたら、光り輝く地位や名誉、お金とかは、「やりたいことを実現するために、必要なだけあればいい」って感じるようになります。

 

  • フラッシュバックが劇的に減る

これは驚くほどでした。

たった数日で、9割5分減、ぐらいです。

 

  • 不安がなくなる

「こうなったらどうしよう」、「ああなったらどうしよう」というのが、ほぼ消えます。

おそらくそれらは、「守られたい」という幼児的願望(「守られていない」という思い込み)が増幅させていた不安だったのかな、とも思います。

「不安」ではなく「問題」として感じられるようになるので、「解決策」に集中できる状態ですね。

 

  • 情緒が安定する

私は元々落ち着いている方だと思っていたんですが、さらに感情的に落ち着きます。

「どっしり」と構えられるようになった、という表現が合ってるかと思います。

周囲のネガティブな情報も、自分から「不安」をあおる必要はないと分かるので、解決策に集中できるようになります。

「感情をコントロールできるようになる」という表現がよさそう。

 

ぱっと思いつくところでは、こんな感じでしょうか。

「劣等感がなくなると、ネガティブな感情もなくなるのか」と言われると、ネガティブな感情は浮かびます。

ただ、それを引きずらなくなるだけですね。

自分で感情をコントロールできるので、例えば「この人、嫌だな」とか思うことはありますが、その嘆きを一時間とか、一日中ずーっと続けるとかはしなくなり、すぐに対策に意識を向けられるようになる感じです。

 

私たちは、「自分の満たし方」を知らなかっただけ

感覚としては、「甘え尽くしたら、甘えの欲求はなくなる」という流れです。

「甘えちゃだめだ」って思うから、いつまで経っても幼児的願望や欲求が消えないのだと。

 

そして、自分を上手く甘えさせる方法が分かっていない、というのがあると思います。

過去の私もそうでしたが、自分へのご褒美というのは、「美味しい食べ物」であったり「贅沢」であったり「休暇」であったり、それを与えるのが「自分への褒美」になると思い込んでいるんですよ。

普通は、そういうのが「自分へのご褒美」だと思いますよね。

でも、実はそれって、幼い頃に親が私たちにした、「条件付きの愛」での報酬システムと同じだったんですよ。

これらの報酬は、「ありのままの貴方(自分)を愛するわ」という愛情ではなく、「頑張ったから、ご褒美ね」という報酬ですよね。

まさに、これこそ「ありのままの自分ではダメ。今の自分ではダメ。頑張らなきゃ価値がない」という「条件付きの愛」なんですよ。

だから、そんな「自分へのご褒美」を与えても、一時の快楽は得られても、本当に心の奥底(幼児的願望)が満たされることはないわけです。

 

私たちは、「自分の満たし方」を知らなかっただけなんですよね。

「ありのままの私を愛して欲しい」と思いながら、「ありのままの自分を愛す」という報酬システムが自分の中にないんですよ。

間違った報酬や褒美を自分に与えることで、より「頑張らなきゃダメだ」という欠落意識を強めているわけです。

 

まとめ

ということで、劣等感をなくしたい方は、昨日私が書いた記事を参考に、「幼児的願望を満たす」というアプローチで対処してみるといいかと思います。

まぁ劣等感への対処法はいろいろありますが、私の中ではこれがドンピシャでしたので。

人生80年としても、このために1週間とか1ヶ月程度の休暇を取ってでも、そして恥ずかしさを忍んででも、取り組む価値は大いにあると思います。

だって、その後の人生ががらりと変わるんですから。

 

ありがたいことに、まさに今、私は人生初というような、そんな「劣等感から解放された感覚」を楽しんでいたりします。

生まれて初めて、心が「お腹いっぱい」になった感じ、みたいな(笑

「これが、お腹が減っていない状態の感覚なのか!」みたいな。

 

そんな感じで、今日はここまで!

まだ明確に言語化できているわけではないので、何か質問があったらコメントにでもどうぞ。

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