今日は、心が疲れた時の対処法についてお話してみましょうか。
疲れた時だけでなく、やる気を出したい場合でも使える方法です。
特にサラリーマンの状態とかで、毎日に疲れている場合がありますよね。
そういう場合に「独立したい」とか思うと、「もっとエネルギーを高めなきゃ」とか、「もっと活動的にならなきゃ」と感じたりすると思うんですよ。
でも、なかなか好きなことが見つからなかったり、焦りだけで空回りしてしまうことも、あるものです。
そういう場合には、どうすればいいのか。
で、結論から言うと、「活動的になろうとしてうまくいかないなら、休んでみましょう」、ということですね。
方法は簡単で、ベッドに横になるだけです。
実は、うつ状態の場合、これが特に効果あります。
「元気にならなきゃ」とか、「生産的にならなきゃ」と思っているから、疲弊してうまくいかない……というサイクルに入っているんですよ。
それは言うなれば、風邪と同じですね。
風邪の時って、だるくて何もやる気が起きないじゃないですか。
そんなときに「元気にならなきゃ」とか思っても、エネルギーが出るはずがありませんよね。
そういう時は、しっかりと休んでみると、体力が戻ったら自然と体を動かしたくなるものなんですよね。
そして、実際に体を動かすと、心地よく感じられるものです。
それと同じで、活動的になろうとしてうまくいかない場合、まずはベッドに横になります。
注意が必要なのは、「本当にベッドに横になるだけ」で、「それ以外のことは一切しないこと」です。
寝ることもしません。
テレビとかはつけずに、スマホとかPCとか、漫画や雑誌には一切触れません。
ただ、ぼーっとベッドに横になるだけです。
本当に心が疲れている場合、ずっとぼーっとできます。
そのぼーっとしている状態が、自分の心を癒している状態なんですよね。
そして、心が癒されてきたら、少しずつ「暇だな」と感じるようになります。
その時に初めて、「こういうことしたいな」とか、「何かしたいな」っていう、内側からの本当のエネルギーが出てくるんですよね。
いわば、それ以前の「やらなきゃ」っていうのは、ただの強迫観念でしかないんですよ。
強迫観念で、好きなこととかできるわけないですよね。
でも、自分の内側からのエネルギーを使うことで、「自分にとって好きなこと」が見つかって、できるようになるんですよ。
本当に心が疲れている場合は、これは結構効果的なので、オススメです。
実は、横になって5分でもぼーっとしてから、「暇だな」と感じるようにすると、「じゃあ、やるか」と、やる気が出ます。
やることがいっぱいあって、ストレスが溜まっている状態だと、意外とぼーっとする時間が重要になるんですよね。
ってことで、今日は「たまには休むと、逆にやる気は出るよ」というお話でした。
今日はここまで~。