今日は、くたびれたときの対処法についてお話しましょうか。

 

安野モヨコさんの記事をご紹介

いい記事を見つけたので、ご紹介。

【安野モヨコ談2】パートナーシップの秘訣は相手に幸せにしてもらおうと思わないこと

安野さんは、エヴァ監督庵野さんの奥さんですね。

この記事でとてもいいことに触れられていたので、引用してご紹介~。

 

もちろん、一方的に尽くしすぎても疲れてしまうので、バランスは大事ですけれど。

私も、一方的に尽くしすぎてくたびれたことがあったので、そういう時は、「私、あなたに尽くしすぎてすごくくたびれたから、肩揉んで!」と急いで言います(笑)。

くたびれたからといって、相手に気持ちを伝えないまま当り散らしたり、文句を言っても男の人は分からないですからね。言わないと伝わらないです、絶対に。

怒る時も「今、私は○○の理由で怒っているけれど、もし怒ってほしくないのなら、こういうことをして欲しいです」と、“できるだけ具体的に”に伝えますね。

 

いいですよね、こういうやりとり。

人間関係で疲れる人って、「私の感情を、言わなくても分かって欲しい」っていう欲求があると思うんですよ。

でも、自分の感情を言葉で伝えられないから、いろんな「屈折した表現」になってゆくわけです。

例えば「私、今は疲れてるの。家事を助けて欲しい」と思っていた場合、素直にそう伝えられればいいんですが、時に違う表現になってしまうわけです。

で、そんなとき、旦那さんから「洗濯物干してないじゃないか」と言われた場合、ついカチンと来て怒ってしまったりするんですよ。

本当の気持ちは「疲れている。助けて欲しい」なのに、別の「貴方だって、昨日、これをするはずだったのに、しなかったでしょ!」とか言ってしまって、自分を守ろうとしてしまうんですよね。

 

感情は、素直に伝える方が効果がある

その背後には、「負の感情を出してはいけない」という思い込みみたいなものがあると思うんですよ。

「一人で何とかしなければならない」

「人に迷惑をかけてはいけない」

「誰かを頼ってはいけない」

そういう思い込みがあるんですよね。

それはほとんどの場合、親子関係が原因なんですよ。

親は子から面倒を持ちかけられたくないがために、「子は自分で何もかもできなければならない」と押しつけるわけですね。

 

元々の子は、「自分で全部できるようになりたい」という思いがあります。

でも、できない部分は親に頼らなきゃいけないわけです。

それなのに、「できない」のに親から「私の手を煩わせるな」というメッセージを受け取ると、「できない」ことが悪になってしまうんですよ。

こうして、「できない」みたいなマイナスの感情を出すことをおびえるようになってしまうわけです。

それが、誤解と屈折表現の始まりになるんですよね。

 

だから、最初から「私、とても疲れていて、今日はダメなの。助けて」と素直に言えばいいんですよ。

ダメだという感情を素直に出すことです。

実はこれが、一番効果がある方法です。

すると、だいたいの旦那さんは単純なので、頼ってくれて嬉しくなるものですから(笑

逆に、何でも自分でやろうとすると、その「私は自分でやってるんだから、貴方も自分でやってよね」というオーラを出しちゃうんですよ。

それが、相手の「できない」を許せなくなって、ケンカになってしまうわけです。

もちろんこれは女性だけでなく、男性が女性に対して言う時にも当てはまります。

 

まとめ

なので、安野さんみたいに、感情をストレートに出してみるといいでしょう。

「こういう理由で、こういう感情を持っています。だからこうして欲しいです」と言うわけです。

すると、手を変え品を変えて、いろんな知謀策略を巡らせて操ろうとするよりも、驚くほどすんなりと希望通りに動いてくれますし、円満な関係になるものです。

 

知謀策略に疲れたら、是非やってみるといいでしょう(笑

 

ということで、今日はくたびれた時の対処法についてお話ししてみました。

今日はここまで~。

 

余談

……そんな安野さんでも、激しくうつになって動けなくなった時があったとか。

こういうエピソードを聞くと、苦境にいる人は励みになりますよね。

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