今日は、夢についてお話ししてみましょうか。
「現実的な人だけが、夢を語れる」、というお話です。
夢は、現実的でなければ語れない
私たちは、夢を持っているものですよね。
すると、「なに夢物語を語ってるんだよ、現実を見ろよ」みたいな人も出てくるわけです。
だいたいそういう人は、夢を持っていない人なんですよね。
夢を持っていない人からすると、夢を持っている人というのは、前向きであこがれるような存在ですよね。
だから、つい嫉妬してしまって、自分と同じレベルに相手を落とそうとしてしまうわけですが。
まあそんなこともありますが、私たちは「夢と現実」って、よく対比するじゃないですか。
でも実は、夢って、現実的でなければ語れないんですよ。
というのも、例えば「ないものねだり」みたいなことばかりを言う人って、全然現実的ではありませんよね。
そういう人が言う「こうしたいなぁ」とか「こうだったらいいなぁ」っていうのは、「夢」ではありません。
それはただの「妄想」です。
夢は、妄想とは違います。
「夢」とは、できそうにないようなことでも、圧倒的に現実的に考えて実現しようとするからこそ、初めて「夢」になるわけです。
「月にロケットを打ち上げたいなぁ」とか言いつつ、何もしなければ、それはただの妄想ですよね。
でも、本気で物理学を学んで、本気でお金を集めて、本気で研究をして作るからこそ、それは「夢」になると。
夢とは、ないものねだりをしないこと
だから、「夢」とは、「ないものねだりをしない」ということですね。
「独立する」でも、「大好きなことでお金を稼ぐ」でも、ないものねだりをしているうちは、それは妄想でしかないと。
でも、「ないものねだりはやめよう」、「その上で、実現する方法を現実的に考えよう」と覚悟を決めた瞬間、夢になる、ということです。
当然、すぐに叶いそうなことは「夢」とは言いませんからね。
夢とは、「現実的に考えると叶いそうにないことを、あえて現実的に考えて叶えようとする」とも言えるでしょう。
こういうことは、アホじゃなきゃできないんですよ(笑
「できないことを、あえてやる」わけですから。
いわゆる「頭がいい人」には、おそらくできないことでしょう。
ただ、そういう「できない夢に、あえて本気で、現実的になって挑む」という人にファンはつくものなんですよね。
そういう人って、魅力的でしょ。
逆を言うと、ファンを作りたければ、ないものねだりをやめればいいんですよ。
そして、圧倒的に現実的になった上で、夢を語ればいいわけです。
だから、夢を持つ人とは、試行錯誤をする人と同義ですね。
可能性を模索して、新たな道を作り出す、そういう人が「夢を持つ人」です。
まとめ
夢というものは、「夢と現実」という風に、対比するものではありません。
現実の先に、夢がある、ということですね。
圧倒的に現実的な人でないと、夢は語れない、ということです。
ということで、今日は夢についてお話ししてみました。
今日はここまで~。