今日は男性と女性の違いについて、また何かお話ししてみましょうか。
いや~、こういう男女の違いって、なんか面白くて好きなんですよ(笑

今日は、「好み」についてのお話です。

最近、漫画の「黒子のバスケ」を見たんですが、これがまた面白いんですよ。
そしてアニメ版のサイトを見た時、「これは一部のお姉さん方に、薄い本が大ウケする!」と感じたわけで(笑

黒子のバスケって、男性女性共に受けてますよね。
でも、男性と女性でウケるツボが違ってますよね。

男性の場合、力が弱い主人公たちが、力を合わせたり工夫をすることで、自分よりも強い存在に勝つ……そんな要素がウケるわけで。
敵キャラから見下されて、「畜生!」と悔しがって、だけど逆転勝利をしてすっきり……みたいな。
そういう「どっちが格上か」みたいな「序列付け」に対して燃えるわけですよね。

一方で女性の場合、「キャラクター」そのものと、「キャラとキャラの関係性」を好きになるって感じですよね。
「この性格のキャラと、この性格のキャラをくっつけたら、どうなるだろう」みたいな内容が好きですよね。
つまり、「カップリング」が大切なんだと。
男性が「上下の序列付け」だとすると、女性は「横のつながり」と言えるわけで。

 

これはなぜかというと、まぁ今まで何回も説明してきたので耳タコでしょうが、人間は500万年もの間、ずっと狩猟採取をして生活してきたわけです。
農耕を始めたのは1万年前ぐらいで。

その間、男性はずっと狩猟をして、女性は村で子育てをしながら近場で木の実とかを採取をしていたわけです。

すると、男性は集団で狩猟をしてきたので、指揮体系が重要になり、「上下関係」の社会を作るわけです。
誰が格上で、誰が格下か、それにこだわって、そしてそれを知ることが重要なんですよね。
でないと、命令体系がスムーズに伝わらないから、狩猟ができなくなるわけで。

一方で女性は、ずっと村で生きてきたので、「横のつながり」で社会を作ると。
誰と誰が仲良しグループ、みたいな。
小学校ぐらいの女の子でも、「グループ」を作るものですよね。
そんな風に、女性は「人間の横のつながり(愛情とか)」が重要になると。

なので、男性は戦いや戦略に熱中して、女性はキャラやキャラ同士の関係性に熱中すると。

うちの地元球団で広島カープがありますが、女性にも人気なんですよ。
でも、男性と女性とでは見ている対象が違うんですよね。
男性ファンは、試合の勝敗とか、選手の成績とか、監督の采配や戦略を気にしていると。
一方で女性ファンは、「堂林くーん!」とか「今村くーん!」とか、特定の選手に声援を送っているんですよ。

実際に堂林が二軍の時に、二軍の球場で何度か観戦しましたが、女性ファンは堂林ユニフォームを着たりして、声援を送っているわけです。
その横で、オッサンたちが、「最近の梵(そよぎ)はアカン」とか「マエケンがええのう」とか言っているわけです(笑
これが、男性と女性で違う「好み」の縮図ですよね。

 

「黒子のバスケ」でも同じで、そんな風に男女でウケる要素が違っているけども、その二つの面白さ(男性に受ける面白さと、女性に受ける面白さ)を一つの作品に入れている……ってのが、素晴らしいですよね。
そんな風に、男女で違う好みを、一つの作品に融合できるんだと。

そして男の子は影響されてバスケをやるようになると。
うちの近所の子でも、その漫画が影響でバスケを始めた子がいるんですよ(笑

一方でお姉さん方は、影響されてBL本を描くと(笑
特に黒子のバスケでは、主人公の黒子自体がとても女性的な立ち位置なので、女性にも十分に感情移入できそうな気がしますし。

まぁそんな風に、男女で違いがあるんですよね。
こう見ると、面白いですよね。
他の漫画とかでも、男女ともに受けている漫画とかは、同じように男性は逆転勝利する内容に燃えて、女性はキャラやキャラ同士の関係性に萌えてるものなので、比較してみると面白いかと思います。

ってことで、今日のお話はここまで!

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