100億円のハリウッド映画が3万円の編集ソフトで編集される時代

すごいですね~。
ほんと、時代が進んでる感じがします。

これからの情報時代は、ツールそのものの差はなくなっていくものなんですよね。
例えば電子書籍を書くにしても、AdobeのInDesignを使わずとも、Wordでも十分にできますし、フリーのOpenOfficeでもSigilでも、もっと言うならエディタでHTMLの手打ちでもできるわけで。

工業時代は、「どれだけ大規模な設備を作ることができるか」が重要だったんですよ。
大規模であればあるほど大量に生産できるから、コストも下げることができて、競争に勝てると。

でも、情報時代は、もちろんサーバやネットワークなどのインフラ部分は規模の戦いですが、「情報そのもの(いわゆるコンテンツ)」は規模はあまり重要な要素ではなくなったんですよね。

例えば、普通の人を1000人集めたとしても、一流の美術デザイナー1人のデザイン力にはかなわないですよね。
普通の人1000人が1000冊本を書いたとしても、一人のベストセラー作家が一冊リリースした方が多く売れるわけです。

農業時代は、土地を持っている人(=王様)が、ほぼ絶対的な権力を持っていました。
でも、その後産業革命が起きて工業時代になったら、良質な工業製品を作れる人(=大企業の経営者)が力を持てるようになったんですよ。
つまり、王族に生まれなくても、豊かになれるチャンスが広がったわけです。

で、今は工業時代から情報時代に移り変わって、さらにチャンスの機会が広がったわけです。
つまり、王族に生まれなくても、大企業の経営者じゃなくても、たとえ個人でも、「良質な情報」を作れる人が力を持てるようになったと。

そして「情報」は、工夫次第で作れますよね。
これから少しずつ、PCのスペックとか、使っているツールの価格とか、そういうものは製品力に関係しなくなると。

だったら、お金がない人でも、アイデアと工夫次第で豊かになれるチャンスがあるわけですね。
これはほんと、いい時代ですよね。

なので、これからの時代で豊かになるには、「良質な情報」という点に着目して価値を見つけるようにするといいでしょう。
すると、お金もちゃんと入ってくるようになるものです。
だったら、嫌な仕事とかもせずに済んで、楽しく毎日を過ごせるようになると。

ツールの力よりも、情報や知識の力。
これがこれからの時代のキーワードかなと思います。

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