まず最初に、御礼から。

おかげさまで、「たった二日で、劣等感を手放して、幸せになる方法」と、「千の夏と、ひとつの冬」が、AmazonのKindle無料部門で、ランキング入りとなりました。

「Amazonのランキングに、自分の作品が入る」 というのは、私の夢のひとつでもありました。

またひとつ夢が叶って、本当に嬉しいです。

これも、応援してくださっている皆さんがいてくれるおかげですよ。

ありがとうございます!

 

また、きんどるどうでしょう様を始めとして、サイトで紹介をしてくださった方々にも、感謝です。

んでもって、「千の夏~」では、素晴らしいジャケットイラストを描いてくださった晴十ナツメグさんにも、心から感謝です。

小説の場合、中身が分からないので、このジャケット絵のよさがランキング入りの要因になったことには間違いないですからね。

そして、購入してくださった方、ダウンロードしてくださった方や、このサイトを見てくださっている貴方にも、心から感謝です。

本当にありがとうございます!

 

それでは、今日のお話 を

新作本「たった二日で、劣等感を解決し、幸せになる方法」のリリース記念ということで、今日はこの本に関連したお話でもしましょうか。

今日は、「落ち込む」というお話です。

 

「落ち込む」の本質

落ち込むことって、ありますよね。

失敗したとか、ひどいこと言われたとか、嫌われたとか。

落ち込む時って、自分が否定されたような気がして、ほんと心が苦しくて、嫌ですよね。

でも、なんで私たちは「落ち込む」っていう反応をしてしまうのでしょうか。

世の中には、失敗しても落ち込まない人もいるわけです。

ある特定の人は落ち込みやすくて、ある特定の人はぜーんぜん落ち込まないわけです。

なら、「落ち込みやすい人」に共通する、ひとつの心理的な反応があるんですよ。

 

じゃあ、「落ち込む」の本質は何なのか。

実は、落ち込むのは、「人にこう思われてしまった」っていう思いが引き起こしているんですよね。

「あの人に、こう思われてしまった。本当はそう思われたくないのに」

「この人に、私のことを、こういう人だと思われてしまった。本当は違うのに」

全部これなんですよ。

 

ひどいことを言われたとか、批判されたとか、人に嫌われたとか、まさにこれですよね。

「そう思って欲しくないのに、相手に私のことを、こうだと思われた」

それが、「落ち込む」という反応を引き起こしているんですよ。

 

でも、「失敗したとか、新人賞に送って落選したとか、そういう場合はどうやねん」とか思いますよね。

実は、これも同じなんですよ。

それの根源が、「母親にそう思って欲しくないのに、こうだと思われた」という経験です。

 

母親との関係が、「落ち込む」という反応を作り出す

母親から「無条件の愛」ではなく、「条件付きの愛」しか得られなかった人がいます。

「無条件の愛」というのは、「貴方がどんな状態でも、好きよ」と、まるごとその存在を受け入れることです。

「条件付きの愛」というのは、「貴方がこうすれば、好きよ。でもそうしないと、私は貴方を嫌うし、それをし続けると見捨てるわよ」というものです。

そんな風に、親でも、「こうしなさい。でないと嫌うわよ」と、愛情を奪うと脅すことで、子を思うように操ろうとする親がいます。

子にとっては、母親から見捨てられるのは死を意味するので、それだけは避けなければなりません。

 

すると、親から「嫌うわよ」と脅された子は、「母親にどう思われるか」が自分にとっての死活問題になります。

というのも、母親に好かれる行動をしないと、生き延びることができないわけです。

すると、とにかく母親が好む行動をして、母親が自分を受け入れるように、無理をしてでも、自分をねじ曲げてでも、自分がどんなにそれが嫌でも、「それをしないといけない」と思い込むようになるわけです。

で、「母親の機嫌を損ねた」と感じると、「死の恐怖」が襲いかかります

これが、「落ち込む」という反応の根源ですね。

これを何度も何度も繰り返していると、「母親の機嫌を損ねるような結果が出る」イコール「落ち込む」という条件反射ができてしまいます。

私たちが大人になっても落ち込むのは、その条件反射をただ繰り返しているだけなんですよ。

 

ビジネスが望み通り成功できず、失敗した。

新人賞に送ったけど、落選した。

こういうのは、その根底に「母親が喜びそうな行動」というものがあるんですよ。

「このビジネスを成功させると、母親が喜びそう」、「新人賞に受かって、賞をもらえると、母親が喜びそう」、だからその行動を大人になってもしているわけです。

そしてそれが否定されるから、「死の恐怖」が襲いかかってきて、落ち込むわけです。

 

「条件付きの愛」だけで育つと、「頑張ろう」とする

一方で、「母親に喜ばれた」と感じると、「安心」とか「喜び」が生まれます。

頑張って母親の希望を叶えた。

すると、「生きていける」という安心感や喜びが生まれるわけです。

「条件付きの愛」だけで操られて育った子は、「頑張って実現する」というのが「喜びの全て」と思い込んでいます

だから、「幸せになるには、頑張らなきゃいけない」と思うわけです。

本心は、「無条件に愛してもらいたい」のに。

「ダメな自分でも、愛して欲しい」のに。

そんな本心を隠して、そうして頑張って頑張って、母親に愛されようとして、疲弊してゆくわけです。

 

「よく落ち込む人」というのは、そういう「条件付きの愛」で多く操られて育った子なんですよ。

そして、そういう人は「頑張らなきゃいけない」と思い込んでいるとも言えるでしょう。

実は昔の私もそうだったので、その気持ちはとても分かるんですが。

 

なので、落ち込んだ時に、気づいてみるといいでしょう。

「本当はそう思われて欲しくないのに、誰々にそう思われた(誤解された)から、私は落ち込んでいるんだ」と。

その究極が、「あ、実は私のこの行動って、母親を喜ばせようとしてやっていることやん」って。

それは、母親から「条件付きの愛」しか得られなかったから、つまり愛されなかったから、そういう反応が出ている、ということです。

そして、私が提案するのは、「もうその母親を喜ばせようとして、疲弊するのは、やめましょうよ」ということです。

 

解決策とまとめ

そこで、「たった二日で、劣等感を解決し、幸せになる方法」にて、母親を心から切り離すワークを紹介しています。

これをやると、「あの人にこう思われてしまったけど、ま、いっか」と、許せるようになります。

誤解をされても、批判をされても、「本当はそうじゃないんだけどな。ま、いっか」とか、「本当はそう思って欲しくなかったけど、ま、いっか」と、受け入れられるようになるんですよね。

すると、不思議なことに、落ち込まなくなるわけです。

 

言い換えると、「落ち込みやすい人」というのは、母親との間に問題を抱えている、ということですね。

「頑張ったら、受け入れられる」というのは、幻想です

自分の感情を受け入れられるようになると、「落ち込む」ことはなくなります

 

ということで、落ち込みやすい人には、「たった二日で、劣等感を解決し、幸せになる方法」がオススメです。

現在、Amazonで無料配布中なので、是非どうぞ。

今日のお話は、ここまで~。

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