今日は、落ち込むことを回避する方法についてお話ししてみましょうか。
「全力を尽くせば、結果に一喜一憂しなくなる」、というお話です。
制作の山場になると、私がよくするいつものお話です(笑
「全力を出す」ことを考える時期
新作本を書いているんですが、現時点で原稿用紙370枚(本二冊分)ぐらいになってるんですよ。
それでもまだ、半分を少し過ぎたぐらいだという。
一番しんどい時期は過ぎ去ったので、これからが面白い部分になるんですが、後半になればなるほど全力を出さないと乗り越えられなくなるんですよね。
こういう時って、ほんと全力を出すことについて考えるようになるものだったりします。
私の過去のブログでも、「全力を尽くせば、結果は受け入れられる」みたいなことをよく言ってますよね。
だいたい、そういう時って全力を出している頃なんですよ(笑
最近の本は2週間程度もあれば書き上げられる程度だったのであんまり感じなかったんですが、久しぶりに全力を感じていたりします。
で、やっぱり全力を出し切れば、結果はどうであれ、受け入れられるようになるものなんですよ。
それはもう、リリースした時点で満足、みたいな感じですかね。
マラソンでゴールしたときのようなものです。
結果や成果は、周囲によって決まること
結果とか成果っていうのは、そのときと状況によって変わるものなんですよ。
周囲の人たちが調子よければ、自分の順位は落ちるでしょうし、周囲が悪ければ、順位は上がるでしょうし。
でもそういう「順位」とか「ランキング」って、自分の実力ではなくて、ほとんどが他の人の都合で決まるものじゃないですか。
100mを9秒で走れる人はすごいかもしれませんが、周囲の人が普通に8秒で走れるなら、全然たいしたことなくなると。
それは、自分でコントロールできることではないんですよね。
なら結局のところ、自分にできるのは「自分にとっての全力を尽くす」だけですよね。
最下位だったとしても、トップだったとしても、自分にできることを全力でこなすと。
すると、周囲からの雑音が消えて、すっきりするんですよ。
そして、目の前のことに集中できるようになると。
「完全な集中」ってのは、「雑音が全くない状態」ですからね。
それは、「今、目の前のこと」に集中することと言えるかもしれません。
「全力を尽くす」と「頑張る」は別物
「全力を尽くす」と「頑張る」は全く別物なんですよ。
そもそも、全力を尽くしていれば、頑張る必要なんかありませんからね。
ある意味、「頑張る」と「全力を尽くす」というのは、「努力の方向性が違う」ような気がします。
「頑張る」って、未来のために今を犠牲にすることですよね。
でも、「全力を尽くす」っていうのは、今、目の前のことに集中することなんですよ。
だから、「頑張る」と「全力を尽くす」は両立しないわけです。
全力を尽くすと楽しくて、生きている実感があって、不安が消えて、無になれると。
また、無理をしないので健康的で、できる範囲でできることを尽くして、納得できるわけです。
でも頑張ると、期待したり、不安になったり、心が動きまくりですよね。
無理をするので体調を崩しやすくて、嫌なことをやるので報いを期待して、相応の報いがなければ落ち込むと。
まとめ
これは人生でも同じだと思うんですよ。
全力を尽くせば、結果がどうであれ、受け入れられると。
「やりきった!」と満足できるわけですね。
私も多くの作品をリリースしていますが、やっぱり全力を出せたものほど、結果は受け入れられましたから。
もちろんダメだったものも多くありますが、むしろそっちの方が多いぐらいですが、結果的に「やってよかった」と感じてますからね。
なので、「今、目の前」ということに集中する習慣をつけてみるのもいいかと思います。
すると、不思議と気楽になれて、しんどい作業なのに楽に、楽しくできるんですよ。
私が頑張らないのに、楽しくいろんなものをどんどん作っているのは、こういう習慣があるからだと思います。
ということで、今日は「全力を尽くせば、結果に一喜一憂しなくなる」、というお話をしてみました。
今日はここまで~。