今日は短めに、精神的なお話です。

「理解者をイメージできる人は、やはり強いな」と思ったお話です。

 

理解者をイメージできる人は、やはり強い

Twitterを見ていると、とあるところで、こういう人がいたんですよ。

それは、その人はとても個性が強くて、普通の人のように「歯車になる」というのがとても難しい人で。

だけど、周囲に理解者がいないので、Twitterで長々と愚痴ったり、理解者を求めて「私に共感できる方がいたら、誰か会って一緒にお話しませんか? 私は○○県在住です」みたいに繰り返していたわけです。

 

一方で、結構似たようなタイミングで、こういう人がいたんですよ。

ちなみにその人も個性が強いタイプで、「現状から出たい」という人だったんですが。

ただ、その人は、つらいことがあったら「仕方ない、今日も尊敬する経営者をイメージして、脳内会議だ」と言っていたと。

 

これを見て、「ああ、イメージできるとか、どうイメージを使うかって、大きな工夫なんだな」と思ったわけです。

そして同時に、「理解者をイメージできる人は、やはり強いな」と思ったり。

 

現状から出る時、人は孤独になりやすい

実のところ、「現状から出る」っていうのは、途中で孤独になることが多いように思います。

というのも、「今属している社会」では、その社会や環境でそれなりに満足していたり、安定している人たちがほとんどなわけで。

 

そんな中で、私たちは「今の環境」は苦痛なわけです。

すると、そういう環境で「ここは自分には合わないから嫌だ。出たい」という欲求を言っても、ほとんどの場合で理解者は誰もいないんですよ。

だから、孤独を感じてしまうと。

 

で、安易に周囲に相談してしまうと、「現状に居続けることが最善だ」と返ってくるわけです。

例えば、「3年我慢すれば、分かってくる」とか、「いいところを見つけなさい。いいところに目を向けなさい」、「ここではみんな、最初はそうだったんだ」みたいな言葉がありますよね。

場合によっては、相手が「自分の好きな環境を否定された」と感じてしまうこともあるでしょう。

それによって、相手は「こんないい場所を否定するなんて、許せない」、「お前は間違っている」みたいに、怒り出すこともあるかもしれません。

 

「嫌なものは嫌」でいい

でも、嫌なものは嫌でしょ(笑

それは、「我慢すれば、次第に分かってくる」という問題ではなくて、合わないものは合わないんですよ。

「あ、これは自分の個性とか、身の丈に合わないわ」と分かったものは、服とか靴と同じように、「我慢すれば合う」なんてことはないと。

 

ある意味、「3年待てば、分かってくる」じゃなくて、「3年従えば、抵抗する気力を失って、生き方を変えるタイミングを失う」なんですよね(笑

そして次第に自分に言い訳を始めて、自分に嘘をつき始めて、気がついたら老人になって、「自分の人生って、いったい何だったんだ」と呆然としてしまうと。

個性のない人とか、歯車になれる人なら後悔はしないんでしょうけど、個性の強い人ほど後悔しやすくなるわけです。

 

まぁ、そういうのも一つの人生なんですが、私自身は自由が好きだし、豊かになるのが好きだし、そもそも我慢をしたくない人ですからね。

それに、私の人生は私のものなので、「自分の責任で、他の人とは違う道をたどってみよう」と決めています。

なので私は、「合わない場からは出よう。そういう生き方もいいじゃない」と自分に許せているように思います。

 

脳内イメージは、早いし楽

ただ、先述したように、私たちと同じように、「同じ場、同じタイミングで、その環境から出たいと思っている人」なんて、なかなかいないんですよね。

まぁ運がいい人は見つかるかもしれませんが、私の場合は常に、理解者が誰もいない中で、一人で解決して、一人で次のステージに向かう必要があったと。

 

そういう場合、やっぱり孤独を感じるもので。

なら、上記のように、脳内イメージで理解者や応援者を得られるというのは、強いように思います。

 

実際に、脳内イメージで尊敬する人に相談したり、励ましたりしてもらえると、早いし楽ですよね。

そもそも交通費やお茶や食事代もかからないのでノーコストだし、スケジュール調整も必要なくて。

すると、そういうイメージで相談できると、脳内で常に「自分の味方がいる」と感じると。

だから、さして孤独とか感じずに、突き進むことができたように思います。

 

私の中で、励まされた人物

ちなみに私の中で、とても印象深くて、何度か深く「味方がいる」と励まされた人物の言葉があります。

それは親鸞(しんらん)という仏僧の言葉で、彼がこういう感じのことを言っているんですよ。

「一人きりで歩いていると感じるなら、あなたの横には、見えないけど、もう一人寄り添って歩いている人がいるんだよ。それが親鸞だ」みたいな。

 

解説すると、「だから、あなたは一人きりじゃないよ」、「親鸞は、あなたが一人で頑張っているのを、そばに寄り添って見ているよ」ということですね。

「それを、すぐ横にイメージで思い浮かべてみなさい」ということかと思います。

これが、私の中でだいぶ印象深い言葉でしたし、結構励まされたように思います。

 

まとめ

そんな風に、脳内イメージで相談したり、味方を作れる人は、やはり底力があるように思います。

そしてそういう味方は、本とか動画、ブログやSNSの、人間像からでも得られるわけで。

 

「そういうのも、一つの工夫だ」、「それも、一つの才能だ」と分かると、自分の強みが分かるし、いろいろ工夫できるかもしれません。

 

ということで今日は、「理解者をイメージできる人は、やはり強いな」と思ったお話でした。

今日はここまで~。

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