今日は、元気が出るお話をしてみましょう。
「能力やお金がなくても、やりたいことはできる」、というお話です。
「手がないピアニスト」の演奏動画
いい動画を見つけたので、ご紹介。
見ての通り、演奏者の青年は手(指)がないわけですが、これが見事な演奏を披露しているんですよ。
もう、こういうのを見るだけで、励まされますよね。
私たちは、「これをしたいけれども、これがない」とか思うものです。
才能がないとか、お金がないとか、時間がないとか、環境がないとか、いろんな理由をつけてしまうものです。
でも、こういうのを見れば、「ないならないなりに、やりたいならやればいい」ってわかりますよね。
おそらく、この青年は両手がなくても、「ピアノを弾きたい」と強く願ったんだと思います。
たぶん、努力はしていないと思うんですよ。
他の人から見ればそれは「努力」に見えるかもしれませんが、本人からすると、「ただピアノを弾きたかったから、熱中してやっていたら、弾けた」って感覚だろうと思います。
少なくとも、「認められたいから」とか、「すごいピアニストになりたいから」で始めたことではないでしょう。
両手がない時点で、そんな「すごいピアニスト」になる道は閉ざされているんですから。
でも、この青年のいいところが、コンクールに出るのではなくて、YouTubeで公開したってことですね。
コンクールとか新人賞とか、そういう「認められる」という部分を手放して、情熱とともに作品(ピアノ演奏)を仕上げたと。
すると、結果として「すごいピアニスト」になってしまうんですよ。
こういう「手を持たないピアニスト」なんて、世界でもわずかしかいないでしょうからね。
一流のピアニストですら、まねしようとしても、できませんし(笑
まさに、欠点だと思えていたものが、実は最高の恩恵を与えてくれる、オンリーワンな長所だったということです。
まとめ
だから、私たちでも、「これをしたいけど、これがない」ということは多くあるかもしれません。
でも、そんな問題は大して関係ないように思います。
大切なのは、「それでも、それをやりたいか」という情熱部分ですよね。
そして「必要なもの」に事欠きながらもそれを仕上げたとき、その人は英雄になる、ということです。
こういうのを見ると、人っていろんな可能性があるんだなと感じたりします。
ということで、今日は「能力やお金がなくても、やりたいことはできる」、というお話をしてみました。
今日はここまで~。