今日は、恐怖を克服する方法についてお話してみましょうか。

私たちは、大好きなことをして生きたいものですよね。

でも、実際に行動しようとすると、恐怖で一歩を踏み出せなくなったりするものです。

「失敗したら、こうなる」と感じると、怖くて動けなくなりますよね。

実はその思考には、一つの「罠」みたいなものがあるんですよ。

今回はそれについて、12月12日(金)午後5時からリリース&無料配布開始の新作本「前向きスピリチュアル――もっと気楽に生きるための考え方」から、恐怖を感じる思考の罠について、抜粋してご紹介しましょう。

 

以下、第四章からの引用です。




 

「未来への恐怖」は妄想でしかない

私たちは、未来へのリスクを知ることで、それを回避することができます。

例えば「台風が来る」と知っていれば、食料を多めに準備したり、壊れかけた雨戸を修理しておくなどの対策ができるでしょう。

ですが、ここで重要なのは、「対策」であって、「恐怖」ではありません

対策をするために、リスクの情報を得るのです。

 

私たちにとっては、実は「未来への恐怖」は不要です。

それは、脳が「脳内で作り出す物語」と「現実」とをごっちゃにして、勘違いを引き起こしているだけなのです。

というのも、繰り返しますが「対策」が重要なのであって、「恐怖を持ち続けること」には何ら意味を持ちません。

恐怖は一度感じれば十分で、ずっと持ち続けるものではありません。

恐怖で動けなくなる人というのは、「恐怖の専門家」になってしまうのです。なぜかというと、先に説明した通り、人はリスクを恐れて、しかも最悪の事態に備えようとするためですね。

 

例えば、台風が来るとすれば、「台風が来たら、どうなるだろう。これほどの被害が起こる。過去にはこういう悲劇が起こった。最悪の場合は、こんなことにもなっている。ここでもあそこでも、こんな悲劇が起こった」などと、恐怖そのものを知り尽くしてしまうのです。

そして、最後には「ああ、もう何をやってもだめだ」となるわけです。

つまり、台風の準備をするのではなく、台風の専門家になってしまい、脳内で恐怖を増大させ、何をやっても無駄のように感じてしまうのです。

結果として、現状維持、すなわち既存の価値観にしがみついてしまうのです。

そしてその現状維持とは、「台風への準備を一切せずに、今まで通りに過ごす」ということでもあります。すなわち、現状維持そのものが最悪の事態を引き起こすことにもなりかねないのです。

 

これは、脳内で自分が勝手に物語を作って、それを演じているに過ぎません。しかも、未来に起こる「可能性がある」だけのことを、勝手に脳内で、臨場感を伴った、あたかも現実のものとして「今、起こってしまっていること」として再生しているのです。

それは言うなれば、映画を見ながら「ああ、世の中はこんなにひどいのか!」、「自分にはもう何もできることはない」と嘆いているようなものです。

ひどいと感じて当然でしょう。何もできないと感じて当然でしょう。

「脳が勝手に作った物語」を「現実」とごっちゃにしているのです。全くの勘違いだとしか言いようがありません。

 

「現状維持で生きるか、現状から出て死ぬか」の罠に気づく

実際の私たちには、多くの選択肢があります。

目的地にたどり着くためにも、「この道はなんか渋滞してるな」、「この道は工事中で行けないのか」と分かれば、少し遠回りでも迂回ルートを取ることができるものです。

そちらの方が、結果としてうまく進めることも多いものです。そして、そういう迂回ルートは多くあるものです。

 

ですが、「未来への恐怖」に支配されてしまうと、最終的には「現状維持で生きるか、現状から出て死ぬか」という二者択一にしてしまいます

つまり、「この道を進まなきゃ生きられない。迂回ルートに入ると、私は迷ったり事故に遭って死んでしまう」という二者択一にしてしまうのです。

 

実際に、「お金がなくなったら、飢えて死ぬ」という恐怖をイメージしてみるといいでしょう。

そのために、例えば「本当に大好きなことだけをして生きていく」と、決意してみましょう。

すると、まずは「こうなったら最高だな」という理想のイメージで、しばらくは興奮することでしょう。

しかしすぐに、「もし失敗したら、どうなるだろう?」と考えてしまいます。

そして「もしうまくいかなかった場合、お金が次第になくなってゆき、貯金も底をつき、住んでいる家も出て行かなければならなくなる……」といった思いが出てくるものです。

 

そこで貴方がありありと脳内で思い浮かべる光景というのは、こういう光景ではないでしょうか。

それは、お金がなくなった状態で、食べるものを買えない状態です。そして住む場所もなく、行くあてもなく町をさまよっていて、寒い夜に、ひもじい思いをしながら、人知れず泣きつつ横たわりながら死んでゆく……そういう光景が頭の中で、臨場感を持って再生されるのです。

貴方の頭の中でこの流れがスムーズに浮かんだ場合、この思考パターンの罠に気づくことです。

これが、先に説明した、「台風が来ているのに、何をやってもだめだ」と思う流れと、全く同じだということです。

 

繰り返しますが、重要なのは、「対策をするために、リスクの情報を得ること」です。

悲劇の専門家になることではありません。

未来に起こりうる最悪のケースは、「死」でしょう。

ですが、それをイメージしている現在は、お金がないわけではありません。「お金を稼ぐ」という対策は、その全ての過程で、いつでも取れるはずです。

少なくとも「現状維持」よりもよい結果につながる対策は、いくらでもあるものです。例えば、「迂回ルートを取って、少しだけ場を変えて、一時的には落ちるかもしれないけど、そこで上がる」といった選択肢もあるはずです。

それどころか、「お金を失わないようにする」などと消極的にならずとも、新天地で新たな価値を提供することで、より豊かになる道を選ぶことだってできるはずです。

 

それなのに、「未来に起こりうる最悪の事態」を「今現在、その未来が起きてしまっている」と脳内で勘違いしているのです。

脳内で勝手に作った物語を演じて、「自分には、もう何もできることはない」と思い込みます。

そうして、「ああ、そんな状況になるぐらいなら、今の方がましだ」と思って、現状維持を選んでいるわけです。

言うなれば、その途中での可能性、すなわち迂回ルートはいくらでもあるのに、「生きるか、死ぬか」の二者択一にしてしまっているわけです。

結果、進化できずに、現状維持、すなわち既存の価値観にしがみつくことを選ぶのです。

自分が取り得る可能性を、自ら捨てているのです。




 

引用は、以上です。

 

まとめ

「大好きなことで独立したい」と言っても、「自分には無理だ」とか、不安に押しつぶされて挑戦できなくなる人は多いと思うんですよ。

自分の中で「未来への不安」が起こったら、こんな風に、思考の罠にかかっていないかチェックしてみるといいでしょう。

すると、「あ、思考の罠にかかってる」って思って、迂回ルートを取ることができるかなと思います。

 

ってことで、「前向きスピリチュアル――もっと気楽に生きるための考え方」は、12月12日(金)の午後5時ちょい過ぎぐらいにリリース&無料配布開始予定です。

Amazonのシステムの遅延の影響で、無料配布開始は数十分から数時間ほど遅れる可能性がありますので、ご了承ください。

あ、上記の内容は全然スピリチュアルではありませんが、気にしないでください(笑

お楽しみに~。