まず最初に、お知らせです。
新作本「前向きスピリチュアル――もっと気楽に生きるための考え方」は、12月12日(金)か13日(土)ぐらいにリリース&無料配布開始予定です。
タイトルが少し変わりました。
お楽しみに。
それでは今日のお話です。
少し前に、学生さんから就職についてアンケートを答えたんですよ。
で、どうせなので、今日は学生さん向けに就職活動のお話でもしてみましょうか。
年収や福利厚生よりも、「好き」かどうか
もう結論から言うと、就職活動をする時には、年収とか福利厚生よりも、「好きな仕事がどうか」で判断するといいかと思います。
というのも、初任給ってのは、所詮「初年度の給料」なので、その後にいくらでも変わるんですよ。
で、好きであれば熱中してできますし、すると成果も出るんですよね。
すると、収入なんて、たった数年でがらりと変わることだってあるんですよ。
それに休日とか福利厚生にしても、好きなことって、全然ストレスたまりませんよね。
でも、「好きでもないことをさせられる」って、ものすごいストレスなんですよ。
社会人の方とか、この感覚、分かるでしょ。
だったら、「好きでもないけど、休日が少し多い」よりも、「好きなことだけど、少し休日が少ない」方が、はるかに精神的にも肉体的にも楽なことが多いんですよね。
私が会社勤めをしていた頃、大学の一つ年上の先輩が同じ会社に入っていて、配属後に挨拶に行ったんですが、席にいないんですよ。
「○○さん、いますか?」と訊くと、「彼、心の病気で長期休職中」って言うわけです。
精神的にやられちゃって、ずっと会社に来られなくなったと。
入社三年目の夏前ですよ。
実質二年ぐらいで、そうなっちゃったと。
「肌に合わない」っていうのは、それぐらいあるんですよね。
ちなみにさらに二つ上の先輩も同じ会社に入っていたんですが、その人に挨拶に行くと、仕事しながらもうすっごい笑顔なんですよ(笑
その人は、大学の時も生き生きしてましたが、会社でも同じぐらい生き生きしてるわけです。
それはやっぱり、好きなことだからかなと思います。
同じ会社の同じ事業所なので、福利厚生とか給料は似たようなものなのに、この差が出るんですよね。
まとめ
そういうこともあって、やっぱり「楽しめるかどうか」が重要かなと思います。
収入とか休日みたいな数字よりも、会社の空気が自分に合いそうかとか、社員が楽しそうにやっているかとか、そういう感覚的なものの方を重視した方がいいかと思います。
数値なんて、やる気次第でいくらでも変えられますからね。
でも、その「やる気」が削がれると、苦しいだけですからね。
他の多くの人が「あそこはいい」と言っていたとしても、自分には合わないことだってあるんですよ。
逆に、「あそこはひどい」っていう場所ほど、実は自分に合っていた、みたいなこともあります。
同じ会社でも、合う人と合わない人がいるものですからね。
なので、感覚を重視して就職活動をしてみると、いいかもしれません。
心と体の健康があっての仕事ですからね。
という、今日はそんな就職活動のお話でした。
今日はここまで~。