私はお金が大好きなんですよ(笑

で、お金持ちとそうでない人の研究本とかよく見るんですが、いろんな内容があるんですよ。
実際に統計とかあって、例えば、以下のような結果が出ているんですよ。

  1. お金持ちほど、「好き」や「得意」でビジネスを選ぶ傾向にある。年収が低い人ほど、「給料の額」や「勤務時間」、「場所」や「福利厚生」などで選ぶ傾向にある。
  2. お金持ちほど、「誠実さ」を大切だと思っている。年収が低い人ほど、誠実さは大切ではないと思っている。
  3. お金持ちほど、「運がいい」と思っている。逆に年収が低い人ほど、運がいいとは思っていない傾向にある。
  4. お金持ちほど、「どんな危機も乗り越えられる」と思っている。年収が低い人ほど、自分に自信がない傾向にある。

 

「お金持ちほど、一瞬で決断する」という理屈

まぁこんな内容があるわけですが、これと同じように「お金持ちほど、決断を一瞬でする」というのがあったんですよ。
しかも、これをよく見かけるんですよね。

その理屈がずっと分からなかったんですが、ようやく今回、その科学的な裏付けが分かったので、ご紹介してみようかと。

 

「損得勘定回路」という脳のシステム

私たちの脳には、いわば「損得勘定回路」みたいなものあるんですよ。
脳の部位で言うと、扁桃体と側坐核という場所で、報酬とか情動を管理する場所なんですが、まぁ分かりやすいように「損得勘定回路」と呼ぶことにしましょう。

で、実は10秒以内で物事を決めると、この「損得勘定回路」が「いいんじゃないの」と判定しやすいわけです。
でも、それ以上時間をかけて考えてしまうと、この回路が「いやいや、なんか損になる可能性もあるぞ! 気をつけろ!」と、「用心モード」になってしまうんですよ。

人にはいわゆる「現状維持システム」というのがあって、強烈な現状維持システムが働くものです。
というのも、昨日まで生きてこられたのであれば、そのシステムに乗っかっていれば、明日も生きられる可能性が高いですよね。
そうすることで、動物として安全を保って、人間は危険な自然環境の中でも、500万年以上も生き抜けたわけです。

 

現状維持を選択していては、夢を叶えられない

でも、「夢を叶えたい」とか、「現状を変えたい」という場合、逆にこのシステムが邪魔になるんですよね。
現状維持のままでは、夢は叶えられませんからね。

ならどうすればいいかというと、10秒以内に物事を決める、ということです。
それ以上伸ばせば、「損得勘定回路」が用心モードになって、ほぼ間違いなく現状維持の選択肢を選ぶようになるんですよ。

ほら、悩むと大抵、思い切った行動はできなくなるでしょ。
でも、何も考えずにさっとやってしまうと、大胆なことでもできちゃうことってありますよね。

 

私の例:冬の朝、洗顔する時の恐怖

例えば私の場合、私は朝に顔を洗う場合、お湯は使わないんですよ。
で、一昨年ぐらいまでは、「冷たい水は嫌だなぁ」ってためらっていたら、恐怖がどんどん出てきて、ずーっとためらい続けるんですよ。

でもこの冬から、もう考えずにさっと行動するようになったんですよ。
すると、真冬のすっごい冷たい水なのに、全然恐怖とか感じずに、ささっとこなせるようになったんですよね。

これも「損得勘定回路」が用心モードになる前に、決断して行動したから、恐怖感を感じることなくすんなりと実行できたわけです。

 

まとめ:あっさりやれば、すごいことが実現できる

私の好きな言葉で、「すごいことはあっさり起きる」という言葉があるんですよ。
まさにこれが象徴しているんですが、より正確に表現すると、あっさりやればやるほど、すごいことが実現できる、ということですね。
逆に、考えれば考えるほど、現状維持にとどまってしまうと。

ということで、いつも悩みがちであったり、現状を変えたいという場合、10秒以内で決断する癖をつけるとよいでしょう。
すると、驚くほど簡単に、現状を変えることができるかと思います。

私はだいぶ即決・即行動の習慣はありますが、さらにその勢いを増してゆこうかと思います(笑

 

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