珍しく挑発的なタイトルですが、今日はそんな「人の心はお金で買える」というお話をしてみましょうか。

まぁタイトルはアレですが、中身はいつもの私の書くような内容なのでご安心ください(笑

 

問「人の心はお金で買える?」、答「イエス」

「人の心はお金で買えるのか?」という問いがよくあると思います。
以前も、IT社長とか、劣等感を持ちながら急にお金を持った人とかはよくこれに似たことを言ったりしますよね。

で、その「人の心はお金で買えるのか」という問いかけに対しては、結論から言うと、残念なことに「イエス」という答えになるかと思います。

ただ、これには一つの条件があって、「売っている人からしか買えませんよ」ということです。
これは当然ですよね。
ビジネスの基本ルールでもありますし(笑

だから、「売っていない人からは、心は買えませんよ」という前提はあります。
「お金があれば何でも買える」と言う人はいますが、正確に言うと「お金があれば、売っているものであれば、何でも買える」ということです。

言い換えると、「お金で買えないものはある。それは、売っていないもの」というのはすぐに分かりますよね。
ま、これも当然ですよね。

 

心を売っている人は、多くいる

で、問題は、どれぐらい心を売っている人がいるのか、ということですね。

実際のところ、心をお金で売る人は、多くいます
心どころか、魂までをも売ってしまう人がいるぐらいですからね。

そして実は、日常的に心を売っている人というのは、周囲に多くいるものです。

例えば、好きでもない仕事をしていたとしましょうか。
「もし一生困らないお金があったら、貴方はその仕事を続けますか?」と問いかけて、「ノー」と答える人は、自分の人生や自由の一部を売ってお金にしているということです。

言い換えると、心を売っているということです。
「自分の意志に反することをして、お金を得る」イコール「心を売る」ですからね。

他にも、「一生困らない豊かさがあれば、その人と付き合いますか?」で、「ノー」と答える人は、心を売ってその人と付き合うことで、お金や豊かさにしているということですね。

すると、公務員やサラリーマンみたいな、仕事を好きでも何でもなくて、嫌々やっているような人は、ほとんどが心を売っているということです。

 

「2億円やるから、お前の命をくれ」という悪魔の契約書にサインをする人々

以前も言いましたが、悪魔が「2億円やるから、お前の命をくれ」と言っても、誰も命を差し出す人はいませんよね。

でも、
2億円やるから、お前の命をリースでくれ。
月々15万円で、年齢と共に上がってゆく。一年に二度ボーナスも支給しよう。
それで、お前の命を、平日朝9時から夕方5時まで、20歳から65歳になるまでの、お前にとって最もみずみずしく充実した時間帯を俺にくれ」
と悪魔が言ったら、それに契約してしまう人は多くいるわけです。

そして人生の大半を、好きでもないことに費やして、雇い主である悪魔に不平不満を言いながら、時間を過ごしてしまうわけですね。

そりゃ悪魔と契約しているんですから、しんどいに決まってますよね。
心を売り払っているんですから。

 

好きになるか、夢を持てば、悪魔との契約は無効になる

「1日24時間中、もし一生困らない豊かさがあれば、何時間ぐらい今と生活スタイルが変わりますか?」

この問いかけで、自分がどれだけ心を売っているのか、一つの指標になるかなと思います。
この数値が高ければ高いほど、お金のために心を売ってしまっているということですね。

でも、次の二つのアプローチで人生をとらえ直すことで、一瞬にしてこの数値を改善できます
それは、次の二つですね。

  • 目の前の仕事を、「お金がなくてもこれをやっていきたい」というぐらい好きになること。
  • 夢を持ち、「その夢を達成するために、今ここからスタートしよう」と決意すること。(ここにいるのも、意味があることだと思うこと)

つまり、「自分の心に従って生きる」、「自分で決断して生きる」ということですね。
そういう自分で自分の人生を決めた時に、「心を売らない」と決断できて、そこで初めて自分の人生をスタートできるようになるわけです。

私自身も昔、会社勤めをすることになった時には、そういう悪魔との契約をしてしまっていたわけですね。
ですが、そこから「独立をしよう」と決意した瞬間、「この会社で学べることは、最大限学んでおこう」となって、自発的に行動を起こせるようになったんですよ。

そのときから、「会社に使われる」ではなくて、「会社を使う」側になったわけですね。
そうすると、一気に不平不満が消えて、会社で「得られるもの」に目を向けられるようになりましたからね~。

 

まとめ:自分らしく生きたいのであれば、心を売らないこと

ということで、自分らしく生きたいのであれば、自分の心を売らないことです。

心を売らないようにするには、目の前のことを好きになるか、夢を持って、今ここにいるのにも、何か意味があることだと思うようにすることです。
そんな風に自発的に生き始めると、サラリーマンだったとしても、一瞬で悪魔との契約は消え去ります。

こう言われると、結構びっくりでしょ。
「多くの人が、心を売っていたんだ」と分かりますからね~。

 

ということで、今日は「人の心はお金で買える」というお話をしてみました。
明日はもうちょい別の観点から、この「お金と心」について見てみましょうか。

今日はここまでっ。

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