今日は、「嫌なものは嫌でいい」というお話でもしてみましょうか。

 

「嫌い」をなくすと、「好き」もなくなる

私たちには、嫌なことってありますよね。

私たちには個性があるので、「好き」がある人ほど、「嫌い」もあるものです。

それは長所と欠点と同じように、ただの特徴でしかありません

私が「短くまとめるのが苦手」という欠点は、「長文が得意」って長所と同じですし。

ある人が「人付き合いが苦手」という欠点は、「一人での作業が苦にならない」って長所ってことですし。

 

逆に、「嫌い」を全てなくしてしまうと、「好き」も分からなくなるんですよ。

だから、嫌なことを我慢してし続けていると、次第に人生で何をやりたいのか、分からなくなってきます。

そして人生に喜びがなくなってきて、何のために生きているのか分からなくなるんですが。

 

「嫌」っていうのは、価値観なので、それでいいんですよ。

魚は、陸の上が嫌いなわけです。

陸上の動物は、水の中は好きではないわけです。

人間一人一人にもこういう違いがあって、陸地が好きな人がいれば、山が好きな人、海が好きな人もいるわけです。

 

「嫌なものは嫌!」で断ればいい

で、嫌なことを強要されそうになったとき、断る理由は一つでいいんですよ。

それは、「嫌なものは嫌!」です。

相手は理由を訊くでしょうが、嫌なことに、理由なんて必要ないわけです。

「ならあんたはなんで、日本人のような黄色人種をやってるの?」と同じようなものです。

「黄色人種に生まれちゃったから、黄色人種をやってる」という程度で、さして理由なんかありませんよね。

それと同じで、「こんな私に生まれたんだから、こんな生き方をやっている」でいいんですよ。

 

それを、堂々と受け入れることですね。

それが、自分を受け入れる、ということでもあります。

「私はこういう人間だ」と受け入れれば、それによって起こるリスクも受け入れられますよね。

どんなに魚のような生き方にあこがれても、「人間だから、海では生きられない」と、納得できてるものですよね。

それと同じで、自分を受け入れて、覚悟を決めて、好きに生き始めると、他の人の生き方とか、地位とか、名誉とか、そういうものに左右されなくなるんですよ。

そうして初めて、人生の全てを受け入れられて、前向きに生きられるようになると。

 

まとめ

だから、断るときは「嫌なものは嫌」と言うといいでしょう。

私はしょっちゅう使ってますから(笑

同時に、「これが好き」と言うのもいいでしょう。

これ、結構威力あって、人は「あの人はこういうのが好き、こういうのが嫌い」と分かると、好きなことだけを持ってきてくれるんですよ。

 

「それって、周囲が我慢してるんじゃないの?」と思うかもしれませんが、そうじゃないんですよ。

周囲も我慢しないでいると、不思議と「自分だけが好きで、できること」が見えてきます。

すると、「自分だけができること」という、社会の中で貢献できることが見つかって、それを周囲の人に与えると、すっごい喜んでもらえるわけです。

そうして、全員が満足しつつ、人間関係がうまくいくわけですね。

 

ってことで、今日は「嫌なときは、嫌なものは嫌!って言えばいいよ」、というお話でした。

今日はここまで~。

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