まず最初にお知らせです。

現在新作本を書いていて、次は統合失調の内容を中心とした、心についての内容になりそうです。

まあ、表面的には「現状から出て、夢を叶える方法」みたいなタイトルはつくとは思いますが。

今のところ、ようやく半分程度書いたところです。

 

ってことで、今日はそれに関連して、統合失調についてのお話でもしてみましょうか。

今日は、「アニメが好きな人は、統合失調度が高そう」というお話です。

 

アニメ好きの人は、統合失調度が高い?

忘れている人も多そうなので再度説明すると、私たちの脳は、「統合失調機能」という機能を持ちます。

これは一言で言うと、「イメージを現実だと錯覚してしまう機能」のことですね。

私たちは小説とか読んでも、それは現実ではないのに、ハラハラドキドキしてしまったりするわけです。

本来は全くの非現実なのに、あたかも自分に起こっていることのように楽しめる。

これが統合失調機能による効果ですね。

なので、人間は誰もが統合失調機能を持っていて、その度合いが強いか弱いかという個人差があるだけです。

 

で、これはよくよく考えると、「イメージを楽しめる能力」ってことじゃないですか。

小説だって、文字を読んで、その文字を元に脳内でイメージをふくらませて、それを楽しんでいることになりますよね。

ということは、アニメとか小説とかが好きな人は、統合失調度が高い人なんじゃないかと予想しています。

そして、より低年齢のアニメや物語を楽しめる人ほど、統合失調度が高く、より感情移入ができる人だと。

 

だって、それだけ多種多様なものに感情移入できるんですから。

ちょっとかっこいい表現をするならば、「どんなイメージでも、すんなり受け入れるだけの柔軟性がある」とも言えるでしょう。

 

アーティストやクリエイターも、統合失調度が高そう

人間は5~15万年前に統合失調遺伝子を持つようになりましたが、人は統合失調機能を持つことで、突如として人間としての知性が花開きました。

それまではの数百万年はただ、脳の容量は大きくなる一方だったのに、知性においてはさして変化はありませんでした。

そして、延々と同じような石器を同じように使って、獲物を捕り、食べて寝るのを繰り返すだけでした。

でも、統合失調機能を持つことで、突如として人類は、洞窟に壁画を描いて、音楽を奏でて歌を歌い、踊り、土器に様々な模様を描き、死者を弔うようになりました。

これは、「イメージを現実のように楽しむ」という機能を使った、新たな次元での楽しみですよね。

すなわち、より人間らしくなった、ということです。

 

そして、ある種の「天才」と呼ばれるような人は、その統合失調度が高い人だと言われています。

それはそのはずで、「こういうのがあったらいいなぁ」というビジョンをあたかも現実のように強く感じるから、「それを現実のものにしよう」というエネルギーが出るわけです。

実際、アーティストやクリエイターって、そういう統合失調度が高い人が多そうな感じですよね。

だから、「小説を書きたい」とか「漫画を描きたい」、「絵を描きたい」みたいな強い表現欲求を持ったり、「これを作りたい」という制作への欲求を持つんじゃないかなと。

 

逆を言うと、「これが欲しい」と強く願えば、実現するためのエネルギーがわく、ということですね。

何となく、これは合っていそうな感覚ですよね。

例えばスティーブ・ジョブスとかも、そうとう自分のビジョンにこだわってましたよね。

ただ、それは逆を言うと確執的になったり、盲信したり、ストーカーのようになったりしてしまうので、諸刃の剣ではあるんですが。

ジョブスだって、自分のプロダクトを理想に仕上げるために、常識から考えると相当確執的になってましたよね。

 

まとめ

だから、アニメが好きな人は、統合失調度が高いんじゃないかな、と思ったりもします。

アニメだけでなく、小説とか夢想するのが好きな人って、多いですよね。

逆に、あんまりそういうのが好きではない人は、体を動かしたりするのが好きですよね。

だから、人の性格、特に内向きと外向きの違いでは、その多くは統合失調の度合いで決まるんじゃないか、とも予想したりもします。

 

こう考えると、統合失調機能って、結構面白いでしょ。

同時に、この統合失調機能が多くの苦しみを生み出してもいて、夢が叶わない原因にもなっているので、これを適切に知ることが夢を実現する鍵になるんじゃないかと思ったりもします。

そういうお話を、次の本でいろいろ書いているところです。

お楽しみに。

 

ということで、今日はアニメが好きな人は、統合失調度が高そう、というお話をしてみました。

今日はここまで~。

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