今日は、「与える喜び」を味わう方法についてお話ししてみましょうか。

 

「与える喜び」を味わうには、コツがいる

最近、いろんなものを与えるようになったんですよ。

電子書籍もよく無料配布をしてますし、開発技術も出してますし、ブログも書きまくってますよね。

ブログとか、1ヶ月ちょいぐらいの分量で1冊の本ができちゃうぐらいなわけで(笑

すると、「お金を払わずに受け取るのが心苦しいぐらいです」と言うような人が出てきたりとか。

こういう反響が出てくると、「あ、値段をつけて出せば、結構何でも売れるな」と分かるものですよね。

 

その売ることについてはまた後日、話をするとして。

ここ最近、だいぶ「与える喜び」を味わう方法が分かってきたんですよ。

よく、「与えなさい、さすれば与えられん」とか、「与えることは喜びですよ」とか言いますよね。

でも、これって与えればいいだけではなくて、結構なバランス感覚の上で、初めて成り立つものなんですよ。

 

で、私が現時点で分かっている、そのバランス感覚をお話ししてみましょう。

このコツさえ分かれば、誰でも与えることができるようになって、「与える喜び」を味わえるようになるでしょう。

 

「一番与えたくなる時」はいつ?

じゃあ、ちょっと考えてみてください。

私たちにとって、「一番与えたくなる時」って、いつでしょうか?

言い換えると、「一番羽振りがよくなる時」ですね。

例えばお金で言うと、いつ与えたくなって、羽振りがよくなるのか。

 

それって、ほとんどの場合、「新たに手に入ったとき」ですよね。

給料日とか、ちょっと羽振りがよくなるでしょ(笑

それとか、特別に宝くじが当たったときとか、臨時収入が入った時とかで、周囲に好きな人がいたら、喜びを分かち合いたいじゃないですか。

すなわち、「手に入った瞬間」が、一番「与えたい」と感じる時で、実際に与えると喜んでもらえて、自分も満足できて、減ったとしても後を引かないわけです。

そもそも、「減った」という感覚がないからですね。

 

でも、「既に持っているものを与えよう」とすると、なんか嫌でしょ。

財布の中に一万円入っていたとして、それで何もお願い事をせずに、神社に100円を投げるのですら、少しためらうわけです。

だって、「その100円があれば、ジュースでも買える」とか、つい考えちゃいますよね。

だから、与えにくいし、与えた後でも「あの100円があれば、ジュースが買えた」とか思ってしまうわけです。

 

「自分のものになりきっていない」から、与えられる

これは言うなれば、「新たに手に入った瞬間」っていうのは、「まだ自分のものになっていない」ってことなんですよ。

自分の財布に加算されていない状態なわけですね。

だから、どんどん与えられるわけです。

だって、まだ「自分のものじゃないから」ですね。

 

他の人のものなら、どんどん与えられるんですよ(笑

だいたいそうでしょ。

他の人のお金だと分かっていたら、豪遊できるでしょ(笑

自分のお金ならバスで行くとしても、会社のお金だと分かっていたらタクシーを使っちゃうのと同じ心理です(笑

 

私がどんどん与えられているのは、それが「手に入ったばかり」のものだからなんですよ。

ほら、ノウハウでも何でも、新しいことに気がついたら「これってこうなってたんだよ!」とか言いたくなるものですよね。

どんでん返しの内容とか、ミステリー小説の犯人を人に言いたくなるのと同じです(笑

「新たに気がついたこと」って、言いたくて言いたくてしょうがないわけです。

それは、お金と同じで、「手に入った瞬間」はまだ「自分だけのもの」にはカウントされていないからですね。

 

「知っていること」ではなく、「気づいたこと」を言うから楽しい

で、私はそれをどんどん言っているだけなんですよ。

このブログでも、毎日「気づいたこと」を書いてます。

本でも、ほんとつい最近に気づいたことを書いていたり、中には書きながら気づくことだって多いわけです。

 

逆を言うと、「既に知っていることを言う」とか、「知っていることをまとめる」なんてことは、ほとんどしません。

そんなことやっても、面白くないですよね。

今さら「九九のかけ算」を表にしてまとめるとか、手間なだけでやる気も起きないでしょ。

他にも、他の本を読めば分かることなら、私は「この本を読んで」の一言で終わらせます。

 

でも、例えば「そういや九九って、半分しか覚えてないな」とか気づくことってありますよね。

私の場合、「7×8=56」の「ヒチハゴジュウロク」というのは覚えてますが、「8*7」の「ハチヒチ」で言おうとすると、言えないんですよ(笑

必ず反転させて、「7×8」に置き換えないと言えないと。

でも、「これでそれなりに大学に入れたんだから、実は全部覚える必要なんかないんじゃないの?」とか思いますよね。

「ひょっとすると、世の中にはそんな無駄なことが多いんじゃないの?」みたいな。

 

そういう「気づき」は、すっごい語りたくなるでしょ。

実際に語っていて面白いですし、どんどん語れると。

私が得たノウハウというのも、初期は「持っているものを全て出し切ろう」という棚卸し的なことはやっていたんですよ。

でも今ではほぼ完全に、「気づいたことを、その場その場で、どんどん与える」というスタイルになってます。

 

だから、惜しげもなく与えられるんですよ。

それは、「私のノウハウ」ではないからですね。

手に入ったばかりのものなので、私のものになりきっていない、だからどんどん与えられると。

 

言うなれば、毎日が「予想外の給料日」のようなものです(笑

「あれ? 今日はこういう発見があったぞ!」、「おお、今日はこういう気づきがあった!」みたいな、それがどんどん起きているってことですね。

 

「予想外に手に入ったもの」なので、それを手放してもマイナスにはならないんですよ。

言うなれば、「幸せのお裾分け」みたいな感じですね。

だから、与えてもマイナスにならないですし、喜びを分かち合えるんだと。

無理に与えることもなければ、マイナスにもならない、だから純粋に与える喜びを味わえる、ということです。

 

まとめ

ということで、与える喜びを味わいたい場合、是非「気づいたことを語る」、「手に入ったときに、すぐに与える」をやってみるといいでしょう。

お金の場合、お金が入った瞬間に寄付をしてみることですね。

すると、純粋に与えることを楽しめるようになれるんじゃないかと思います。

 

だから、誰でもコツさえ分かれば与えることはできる、ということですね。

私はどんどん与えていますが、私だけが特別精神性が高いわけでも何でもないということです。

ただ、そのコツを使って与えているだけですね。

 

欧米の成功者の本でも、「収入の10%をまずは寄付をして、残りで生活をする」とか言う人がいますよね。

これも、入った瞬間にお金を寄付に向ける、すなわち「まだ自分のものになっていない状態」で与えることで、損をした気にならずに喜びだけを得られているんじゃないかな、と思います。

 

すると、その「10%の寄付」は、ほぼ間違いなく額面以上の喜びを与えてくれるものなんですよ。

私がノウハウをどんどん与えていても、それ以上に喜んでくれる人が出てくるので、「そのノウハウで稼ぐ額」以上の心理的な豊かさを私は得ているわけですね。

 

こうすることで、与える喜びを味わえるんじゃないかな~と思います。

是非これを味わってみるといいでしょう。

ほんと、後生大事に抱えているのがアホらしくなるほど、すっごい豊かさを得られますから。

 

ということで、今日は「与える喜び」の味わい方をお話ししてみました。

今日はここまで~。

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