今日は、生き方のお話をしてみましょうか。
「こんな風に生きていいのか!」という実例を知ると、好きに生きられるようになる、というお話です。
「人生が変わる瞬間」の体験
ちょっとした漫画家のインタビュー記事で、興味深い内容があったので、引用してご紹介してみましょう。
一時期スランプで、マンガが描けなくなったんです。
このままじゃダメだ、なんでもいいから新しいことをしてみようと、ずっとやりたかったイタリア語を習い始めて。
それまで私は自分の考えを主張するのがすごく苦手だったんですが、イタリア人はとにかく空気を読まないし、ズバズバ自分の意見を言うし、これでいいのか人間! と衝撃を受けたんです。
そこから思い悩むのをやめて、自分も好きに描いてみようと思えるようになりました。
こういう衝撃って、ありますよね。
私たちは、「人はこうやって生きなければならない」とか思い込んでいるものです。
でも、それとは正反対の実例もあるんですよ。
全くそんなことをしてなくて、しかも好き放題していて、さらにはそれで受け入れられている人がいる。
そういう姿を目にしたとき、私たちは初めて「ああ、そうやって生きてもいいんだ!」と分かるんですよね。
ある意味、「こうしていい」という、自分の生き方に対する許可が得られる、みたいな感じで。
イタリア人とかスペイン人とかは、陽気でしかもあんまり相手のことを考えない、とか言いますよね(笑
ちょっと話してうなずいただけで、「アミーゴ!(友達)」と言われたりとか(笑
ああいう人たちに触れたら、きっと「真面目じゃなくてもいいんだ」、「思う存分に表現していいんだ!」と分かるんじゃないかと思います。
間違ってもいい
まあ、私も言いたい放題言っている人なんですよ(笑
で、最近の私は間違ったことでも、思い込みでも、堂々と言うようになりました。
だいたい私の言っていることは、クリエイターとかアーティストみたいな、境地開拓をする人向けなんですよ。
だから、その時点で8割方の人には合わない、「世間一般から見れば、ほぼ間違ったこと」を言っているわけです。
「私は間違ったことを言っている」、「それで突き進んでいい」と自覚できると、ためらうことは何もなくなるんですよ(笑
「私は正しい」とか、「私は正しくありたい」と思うから、何も言えなくなり、苦しむわけですね。
私自身、このブログでいろいろ書いていますが、数年前とは考え方が大きく変わっている内容もあるんですよ。
時には、「あー、昨日の記事、ちょっと思い込みで飛躍して語りすぎたなぁ」とか思うことも、結構あるわけです(笑
すると、「間違ってもいいや」という許可が出るんですよね。
私自身、日々成長しているわけで、2年前の私と「同じ人」ではありませんからね。
「過去に貴方はこう言った、でも今はこう言っている、矛盾してるじゃないか!」と言われたとしても、私はそういう矛盾を持っている存在なんですよ。
だから、「私は過去でも今でも矛盾していますよ」、「私は間違ったことを日々語っていますよ」で、それでいいと。
この生き方は、「正しい」がなくなるので、すっごく「楽しい」になるんですよ。
私自身が間違っていると自覚しているので、他の人が間違っていても、責められないわけです(笑
「まあ、私も間違ったことを言うし、相手も間違って当然だよな~」と、なんか「間違いながらでいいから、一緒に楽しく願いを叶えようよ」、みたいなノリになるというか(笑
すると、「間違う」、「失敗する」という概念がなくなるんですよ。
全てが「試行錯誤する」になるからですね。
だから、どんどんと挑戦できて、よりよい道を模索できているんじゃないかと思います。
そしていい抜け道を見つけた時は、「やった!」と、仲間と共に喜んで、分かち合いながら、教え合いながら進んでいくと。
まとめ
そんな風に、「こういう生き方もアリなのか!」という実例を見ることができれば、生き方に許可を出せるんじゃないかと思います。
「こう生きないといけない」というのは、結構思い込みに過ぎないものなんですよ。
実は世の中には、「こうやって生きて行けたらなぁ」ということを実現している人って、多いんですよね。
そういう人って、実は自分と同じような生い立ちだったりだとか、経緯をたどっているものだったりするものです。
だから、「自分にもできそう」と感じることも多いんじゃないかな、と思います。
人によっては、私を見て、「そんな生き方もアリなのか!」とか思うかもしれません。
嫌なことはせずに、大好きなことをして、やりたい放題やって、それでも工夫を凝らすことで十分に豊かさを得て、楽しく暮らしていく。
そういう生き方も、アリなんですよね。
「自分はこうやって生きないといけない」という脅迫的な思いは、ほとんどの場合で、それは幻想だと。
私たちは、好きに生きることができる、ということですね。
ってことで、今日は「こんな風に生きていいのか!」という実例を知ると、好きに生きられるようになる、というお話をしてみました。
今日はここまで~。