今日は、私の精神的なお話をしてみましょうか。
最近はいろいろと考え方が変わってきたので、そんなお話です。
技術は人を堕落させるのか
印象に残った記事というか写真があったので、ご紹介。
ここには「スマホが会話を殺した」というタイトルで19枚の写真があるんですよ。
どれも、人々が会話よりもスマホを優先しているという写真になります。
以前の私なら、こういうのを見て「ひどい」とか思っていたんですよ。
でも最近、「これはこれでいいんじゃないの?」と思うようになってきました。
というのも、例えば彼らがスマホを手放したら、いきなり抱腹絶倒のジョークをかましはじめて、みんなが大爆笑の渦に巻き込まれるとか、そういうのはないと思うんですよ(笑
彼らは会話よりも、スマホの方が面白いからそれをやっているだけで。
会話の方が面白く感じられるようになったら、会話に戻るでしょう。
それに、スマホを取り上げたとしても、彼らは「じゃあ映画にでも行こうか」とか、「テレビでも見ようか」みたいになるかと思います。
だったら、次は「映画が人々の会話を殺した」、「テレビが家族の団らんを殺した」、「電話が人々とのふれあいを殺した」、「本が会話を殺した」とかなってゆくわけです。
それの行き着くところは、「全ての技術は、人々のよさを殺す」になってしまうと。
目的を持たずに道具を使うと、道具に使われるようになる
だいたいこういう道具や技術っていうのは、目的があって開発されるんですよ。
本来なら「スマホはこういうために使う」という道具になります。
だから、「会話を楽しむ時は会話を、情報を得る時はスマホを使う」という風に、目的によって手段を選ぶのが普通です。
でも、私はよく現状維持型と境地開拓型で説明していますが、現状維持型の人は目的を持たないわけです。
そんな目的を持たない人が持つと、急に「スマホに使われる」ようになってしまうわけですね。
目的を持たずに、「みんなが持っているから」で持ち始めて、コミュニケーションをし始めることで、「会話をしたいときに、スマホでメールやツイッターをしてしまう」みたいなことになると。
ただ、面と向かっている状態で会話をしたいのであれば、会話を優先するものなんですよ。
言うなれば、「一緒に映画を見る」とか、「一緒にスポーツをする」、「一緒に釣りをする」のと同じようなものです。
だから、「一緒にスマホを楽しむ」でいいんじゃないかと思います。
そういう楽しみ方もある、ということですね。
まとめ
まあ、新しい技術を現状維持型の人に渡したとしても、だいたいろくなことに使わないんですよ(笑
彼らには目的がないからですね。
で、技術に振り回されるようになってしまうと。
ただ、それは「映画を見る」とか、「一緒にスポーツをする」みたいなノリと同じです。
だから、それによって生まれることもあるでしょうと。
スマホでつながることで、失われる会話があるのと同時に、生まれる会話もある、ということですね。
言うなれば、失うものばかりに目を向けるか、生まれるものにも目を向けるか、という違いでしょう。
なので、気にしなくていいかな、と思うようになりました。
そんな感じで、考え方が変わってきたことについてお話ししてみました。
ということで、今日はここまで~。