今日は、心理的なお話をしてみましょうか。
「学ぶことにワクワクする3つのコツと、私が英語を学ぶのにワクワクするようになった流れ」というお話です。
ついにコルタナを使ってみました!
昨日、Windows7から10にアップグレードしたんですよ。
↑これが、今の私のデスクトップ状態です。
全く問題が出なくて、こんなにいいのならもっと早くにアップデートしておけばよかった、と思うほどだったり。
Windows7よりも起動が少し早くなって、スリープは劇的に早くなって、これはいいOSですね~。
で、ついにできました! コルタナデビュー!(笑
私はSiriもGoogle Nowも使ったことがなかったので、もうドキドキだったり。
いやぁ、しゃべって操作できるって、なんかいいですね~。
私の英語の発音が悪いのか、なかなかちゃんと認識してくれないんですが(笑
それでもキーボードを打ちながらでも命令できるって、結構便利かも。
で、コルタナは英語版に実装されているので、このためにWindowsの言語を英語版にしたんですよ。
でも普通に使えて、全然違和感ないんですよね。
これで調子に乗って、ブラウザとかソフトも、言語を英語にしまくってます。
それでも結構、不都合なく普通に使えるんですよね。
まあ、私はFPSゲームを半分以上英語ドキュメントだけで学んで作ったこともありますし、英語の本を読むことはそれなりにしてきたので、読むのはそこそこできるんですよ。
なぜ私が英語を学ぶことに面白さを感じるようになったのか
それで今、「英語って面白い!」って、なんか学ぶのにワクワクしているんですよ。
だから、Kindleでも無料版のアメコミをダウンロードしてきて見てみたりだとか。
私は学生時代、英語は全然好きではなかったんですよ。
でも今では、学ぶことにワクワクしていると。
昔と今とでは、劇的な変化ですよね。
なんで私がこんな風になったのか。
これを考えると、次の3つのステップがあったように思います。
- (1)興味、もしくは必要性を持つ
- (2)正解、不正解にこだわらない環境を作る
- (3)違いが分かるようになる
以下で、それぞれについて語ってみましょうか。
(1)興味、もしくは必要性を持つ
私は、今現在興味を持っているものか、もしくは必要性があるものしか学ばないんですよ。
私だけでなく、誰でも、興味を持っていたり、必要に迫られていると、すっごい学べるようになるんですよね。
例えば子どもでも、親とコミュニケーションを取りたいから、必死でその言語を学ぶわけです。
「親とのコミュニケーション」は、その子にとっての生命線ですからね。
だから、必死で学ぶわけです。
他にも、私がよく言う例ですが、英語を使う恋人ができたら、その人は1ヶ月以内で日常会話ぐらいはできるようになるものです。
「コミュニケーションをしたい相手がいる」ことと、「その言語でないとコミュニケーションできない」という条件がそろえば、普通に自発的に英語を学びたくなるものです。
私も台湾の絵描きさんと一緒に制作をしたことがありますが、「この絵描きさんと一緒にやりたい!」と強く願いましたからね。
だったら、1ヶ月後には、全く知らない状態から、中国語でのメールのやりとりが普通にできるようになってましたし。
ちなみに今の私は、「コルタナに命令をしたい」とか、「英語版の本を出したい」というモチベーションで動いていたりします。
(2)正解、不正解にこだわらない環境を作る
次に、正解、不正解にこだわらない環境を作ることが大切だと思うんですよ。
なぜ日本の学生は英語が嫌いなのかというと、「英語でコミュニケーションしたい相手がいない」という上に、授業で「間違ったら罰せられる」という要因があるように思います。
授業って、間違ったら減点されて、罰せられますよね。
でも本来のコミュニケーションって、「正しいかどうか」ではなくて、「伝わるかどうか」ですよね。
私はコルタナに英語で命令をしてますが、コルタナが認識しなくても、別に気にしないんですよ。
そして、「こういう発音かな?」と発音やアクセントを調べたりして、自発的に再挑戦をすると。
で、ちゃんと発音を認識してくれたら、「やった! 伝わった!」と喜ぶわけです。
これは、間違っても罰せられないから、伝わるまで何度でもできるんですよね。
ある舞台監督が、こう言っていたんですよ。
「舞台女優をダメにしたければ、『お前はこんなことも知らないのか』、『ここはこうすればいいということぐらい、知っておけよ!』などと、間違ったこと、相手が無知であることを指摘し続ければいい。
すると、その女優は行動することにおびえるようになって、何もできなくなる」
みたいな。
私たちが子どもの頃でも、日本語を学ぶ時に、間違ったからといって、罰せられることはありませんでしたよね。
最初は「アーアー、ウーウー、マンマ、シーシー」とか、その程度の「伝えたいこと」の重要なことから始めたわけで。
学ぶ最初の段階で、「正しい、間違っている」という判断基準を持ち込むことは、モチベーションを失わせるだけでしかないと。
学ぶ最初の段階では、正しさよりも、伝わる喜びを感じる方が、楽しくなってワクワクするようになるんですよね。
(3)違いが分かるようになる
最後に、「違いが分かるようになる」ということがあるように思います。
これはある意味、「一つの壁を越える」とも言えるかもしれません。
例えばお酒やカクテルが好きな人でも、最初はビールとか、チューハイみたいな身近なものを知るわけじゃないですか。
で、「あ、チューハイはこういう味、ウォッカはこんな味、このカクテルはこんな味」って分かってくると、俄然面白くなってきますよね。
すると、「このカクテルはどんな味なんだろう?」とか、「このカクテルを美味しく味わうには、どうしたらいいんだろう」とか考え始めると、面白くなるじゃないですか。
それと同じですね。
子どもでも、言葉が分かってくると、「あれは何? これは何?」って聞きまくるじゃないですか。
そんな風に、自発的に「伝えられるなら、もっと知りたい!」と感じるようになるんですよ。
そのためには、「違い」が分かるようになる必要があると。
「最初はさっぱりだったのに、なんかだんだん分かるようになってきた!」みたいな感動ですね。
その「違いが分かる」という壁を一つ越えると、面白くなるんですよ。
まとめ
そんな風に、「ワクワクして、面白く学ぶコツ」というのは、確かにあるように思えます。
再度まとめると、次の3つですね。
- 興味、もしくは必要性を持つ
- 正解、不正解にこだわらない環境を作る
- 違いが分かるようになる
私は好奇心が強いタイプで、いろんなことに手をつけていますが、この3つがベースにあるような気がします。
この3つを満たせば、好きになって、楽しく学べるんじゃないかと。
これは、自分が学ぶ時だけでなくて、子どもに教える場合でも使えるでしょう。
逆を言うと、意味もなく英語を学ばされて、間違いばかりを指摘されて、暗記ばかりさせられるような学び方をしていると、きっとその子は英語を嫌いになるんじゃないかな、と思ったりもします。
これって、まさに「学校で教えている英語」ですからね(笑
それを乗り越えれば、英語でも十分にワクワクして学べるかと思います。
ということで、今日は「学ぶことにワクワクする3つのコツと、私が英語を学ぶのにワクワクするようになった流れ」ということでお話ししてみました。
今日はここまで~。