今日も普通に精神的なお話です。
「興味があることにどんどん乗り換えてゆく」という生き方についてのお話です。
ネタ切れを起こした場合に、どうするか
長期的に続けているクリエイターさんの場合、「ネタ切れ」ってありますよね。
最初の方は「これを表現したいんだ!」という勢いだけでできるものなんですが、3年とか5年とか続けていると、だいたい作りたいものは全て作りきってしまったりするんですよ。
すると、最初の頃に持っていたモチベーションとか勢いが失われてしまって、悩み始めることになります。
で、そこからどうするか、ということですね。
ここで、二つの道があるかと思います。
一つは、「ネタは、出なくなってからが勝負だ」みたいなノリで、そこからどうこなしていくかを考えて切り開いてゆく道です。
「ストーリー作家のネタ帳」シリーズはいろいろな使い方ができますが、これは元々、そういう作家さんが使うことを想定して作り始めたものだったりします。
で、もう一つの道は、「ネタが出なくなったら潔くやめて、他の興味あることに飛びつく」という道ですね。
いやもう、私の性格っぽい道でしょ(笑
こういう選択肢が常にあると思えば、結構気楽に動いてゆけるんじゃないかと思います。
過去の成功法則に縛られるのは、「守りに入る」ことと同じ
私たちは、つい「過去にこれで成功した」という自分なりのスキルとか成功法則に縛られがちです。
でも、その「自分なりの成功法則」って、時に自分を制限してしまうことも多いんですよ。
その象徴が、「私には○○しか能がない」という言葉です。
例えば漫画家さんの場合、「私は漫画を描くしか能がない」と思い込んでしまう人がいます。
それを言っている本人が、まだ20代とか30代、40代~50代でも言っているんですよ。
世の中には、90歳で登山を始める人とかいますからね。
そういう人から見れば、80歳以下という「若い世代」なのに「私は○○しか能がない」と言っている人は、小学生が「僕にはこれしかできない」と言っているようなものです。
未来というのは過去の延長線上にはなくて、ちょっとしたきっかけで変わるものです。
もし過去が未来を決めるのであれば、赤ん坊は一生「わたしはずっと、ハイハイしかできない」となることでしょう。
その「私にはこれしかできない」ということが真実ではないことは、考えればすぐに分かることです。
すなわち、「それしか能がない」という言葉の本質は、「現状から出るのが怖い」、「現状のポジションを失うのが怖い」という恐怖心の裏返しじゃないかなと思います。
人は「自分にはこれしか能がない」と思い込むようになると、今まで築いてきたポジションを必死で守ろうとし始めます。
で、守りに入ると、新たに得られるものはなくなり、「自分は奪われるばかりだ」と感じるようになります。
そして既得権益を守り、奪い合うようになる、ということですね。
興味あることに飛びついていくと、攻めの姿勢になる
そうじゃなくて、私たちの未来は、大きな可能性を持っているものです。
私たちの未来は、ちょっとしたきっかけで大きく変わっていきます。
その「変化のきっかけを起こすもの」が、「好奇心」じゃないかと思います。
好奇心さえあれば、どんどん挑戦していくことができます。
それが、変化につながっていくわけですね。
だから、ネタが出なくなったり、興味がなくなったら、新たな興味に飛びつくという道もあるかと思います。
興味があることって、短期間で飛躍的に学ぶことができますからね。
私の場合、興味があることはどんどん学んで、教えるのも好きなので、新しい発見をどんどん教えていくわけです。
すなわち、好きなことをしてできたものをどんどん分かち合っていくわけですね。
すると、それがビジネスになって、私にお金をもたらしてくれると。
で、私はどんどん教えるから、「教わりたい!」という人が集まってきます。
なら、「じゃあ教材にして売ろう」と思いついて、電子書籍を作るなり、PhotoDramaticaみたいに教材動画を作るなりして、販売すると。
それはネットが全てやってくれるので、私はほとんどノータッチで、いわゆる「不労所得」として収入を長期的に得られるようになります。
そういう風にして、過去の足取りが、今の私の収入源になっているわけですね。
こういう「興味あることに飛びついていく」というスタイルだと、全て攻めの姿勢になります。
「どうせいつか、手放すものだ」、「お金もスキルも知識も、墓場までは持っていけない」と分かるので、どんどん分かち合うことができるようになります。
そして、いつか全てを手放すと分かっているからこそ、「このために生きられたらいいな」という、使命感のようなものを得られるようになるんですよね。
まとめ
現状を打ち破る大きな要因は、自信を持つことよりも、好奇心を持つことじゃないかと思います。
自信をつけようとしても、なかなかつきませんよね。
でも、好奇心に従っている時って、恐怖があったとしても、「ワクワクに逆らえない!」みたいなノリで恐怖に打ち勝てるものです。
そういう意味でも、「ネタが出なくなったらやめて、他の興味あることに飛びつく」という道は大いにアリかなと思います。
それは、常に攻めの姿勢でいられるからですね。
攻めれば攻めるほど(挑戦すればするほど)、自分の新たな可能性が見えます。
すると、自信がつくし、可能性も見える、ということですね。
ということで、今日は「興味があることにどんどん乗り換えてゆく」、という生き方についてのお話をしてみました。
今日はここまで~。