今日はミニマリストについてのお話です。
「ミニマリストにも、いろんな目的がありますよね」、という結構どうでもいいお話です。
ものを持たないほど、身軽に動きやすくなる
私はあんまりものを持たない人なんですが、こういうスタイルの人を「ミニマリスト」と呼びます。
「もの」には物質的な物だけでなく、人間関係とか、所属先とか、他者や企業との契約なども含みます。
ものを多く持つほど、いろんなことが便利にできるでしょうが、動けなくなるんですよね。
それは、重たいものほど持ち運ぶのは大変だし、例えば人間関係であれば、いろんなしがらみができるからで。
例えば引っ越しとかでも、ものが多いほどしにくいし、人間関係のしがらみがあるほど、離れにくいものです。
逆にものを減らすほど、しがらみが少ないので身軽に動きやすくなると。
ただし、少しのものでいろんなことをこなさなきゃいけなくなるので、工夫が必要になります。
なので、変化が好きな人とか、いろいろ挑戦してみたい人、現状から出たい人、そして工夫が好きな人ほど、ものを減らす方が都合がよくなるわけです。
まぁ工夫が苦手でも、「嫌な現状から出たい」という人ほど、一度ものを減らす方が現状から出やすくなるように思います。
ミニマリストにも、目的がいろいろありそう
そういうミニマリストなんですが、結構いろんな目的があるように思うんですよ。
ぱっと思うところでは、以下のようなものがあるように感じます。
- 視界をすっきりさせたい(視覚的な情報過多に疲れるタイプ)
- 旅が好きなので移住しやすくしたい(旅や移住が好きなタイプ)
- 緊急時にいつでも動けるようにしたい(リスクに敏感なために身軽さを実感したいタイプ)
- 生活コストやランニングコストを下げたい(コスト重視タイプ)
- 工夫や限界生活を楽しみたい(自作や自給自足、サバイバルやキャンプが好きなタイプ)
- 決断量を減らしたい(悩みや迷いを持ちやすいタイプ)
これで、どれがメインなのかで、結構スタイルが違うように感じます。
いろいろ補足
以下で、少し補足をしておきましょう。
「視覚的な情報過多で疲れるタイプ」というのは、例えば「スーパーとか百貨店に入って、しばらく商品を探すと、やたら脳が疲れる」というタイプですね。
それは、情報がありすぎるので、脳が処理しきれなくて疲れてしまうと。
そういう場合、日常から視界をすっきりさせることで、一つのことに集中できるようになるわけです。
「工夫や限界生活を楽しみたいタイプ」というのは、野性的な生き方が好きなタイプですね。
キャンプとかサバイバルとかに限らず、登山とか、海を眺めていたり、自然に触れていると元気が出るタイプです。
何というか、ああいう厳しい自然に触れている時って、「生きてる」みたいな実感が得られるじゃないですか。
自然は厳しいし、楽ではないんですが、それが神経を研ぎ澄ませてくれて、集中して生きられると。
そういう野性本能的な感覚が心地いいんだろうな、とも思ったりもします。
「決断量を減らしたいタイプ」というのは、「今日は何にしようか」で悩みやすいタイプですね。
今日はどの服にしようかとか、夕食に何を食べようかとか、すぐに決められなくて。
そういう場合、最初から服の量を制限していたり、食事でもルーティーンで回す方が楽だし、自分のやりたいことに集中できるわけです。
私の場合は
ちなみに私の場合、一番は「ランニングコストを下げたいから」かなと思います(笑
いやまぁ、私にとっては、やっぱりここが大切かなと。
なので、「ものは増えるけど、ランニングコストが大きく下がる」という場合、荷物は増えても導入することが多いです。
例えば冷凍庫でも、大きなものですが、それだけ食費のランニングコストが下がるものなので、導入しました。
逆に、あまり当てはまらないのは、「視界をすっきりさせたい」かなと思ったり。
でもまぁ、「スーパーに長時間いると、なんかやたら疲れる」というのはあるので、そういう要素がないわけではないな、と思ったりもします。
まとめ
まぁそんな風に、いろんなタイプとか目的があると分かると、「ものを減らすのも、それなりに意味があるな」と分かるし、面白いですよね。
それでも、今の時期は「必需品ほど備蓄を増やす時期」かなと思うので、「減らせばいい」というものでもないんですが。
そうやって、安全や安心を確保しつつ、自分なりの心地よいポイントを見つけてゆけばいいかなと思ったりもします。
ということで今日は、「ミニマリストにも、いろんな目的がありますよね」、というお話でした。
今日はここまで~。