少し用事が立て込んでいるので、今日は簡単に。

昨日にコーヒーについての話題を出したので、今日はコーヒーにまつわる、どうでもいい思い出話を少し。

 

コーヒーを最後に飲んだ思い出話

昨日も触れたように、私はコーヒーが飲めない人なんですよ。

味や香りは好きなんですが、胃が荒れてしまうので、もうずっと飲んでいなかったりします。

 

ちなみに私が最後にコーヒーを飲んだのは、私が会社員時代ですね。

ってことで今日は、そんなコーヒーというか、会社員時代の思い出話です。

 

大会社の契約風景

私は日本人なら誰もが知るような大企業に勤めていたんですが、入社1年ちょいぐらいのあるとき、とある重要な会議に出たんですよ。

それは、相手会社(マイクロソフト)との連携製品を作る契約をする会議で、マイクロソフト日本支社の副社長とかが来ているような会議でした。

すでに双方が契約内容への合意はしているので、「後は形式的な最終確認をして、契約書にサインと押印をする」という場です。

 

確か、マイクロソフト側が3人で、副社長とか、部長とか、そんなレベルの人でした。

こちら側が4人で、確か部長と副部長、課長と私、だったかなと。

 

大企業の「部長」的立場

ちなみに、「マイクロソフトの副社長に、こちらが部長で対応する」というのは、これでちょうどよかったりします。

というのも、大企業の部ともなると、社員数が500人とか1000人もいたり、それに子会社や関連会社の社員まで加わるわけです。

だから、「大企業の部長」は、「ちょっとした中堅会社の社長よりも、よっぽど規模が大きい」になると。

で、アメリカではすごいマイクロソフトといえども、まぁ今は知りませんが、当時は日本で抱える社員数はさほど多くはなかったので、副社長が来るぐらいでつり合うと。

 

そんな感じで、周囲はみんな部長とか課長レベルなんですよ。

なのに、参加している私だけ、1年ちょいという平社員で。

いや、私は幹部コースにいたので、そういう見習い環境だったんですよね。

あと、私にとって「初めて会社で任された本格的な仕事」が、その連携製品を実現するための調査とか報告だった、ということもありました。

 

重要な会議をする環境

で、そういう合意とか契約をするような重要な会議って、会社の受付近くにある、一番豪華な会議室が使われます

その辺の組み立て机とかパイプイスではなく、ちゃんとした木の机と、柔らかいクッションの張られたイスばかりです。

ま、大企業ですからね。

 

そして来客側から一人一人着席していくわけですが、それも受付の人が、イスを引いてくれるサービス付きです。

もちろん、受付の人の所作は美しいし、そういう練習を受けているのが分かるほどです。

当然、私は一番末端なので一番最後ですが、それでも私にもイスを引いて、座らせてくれて。

 

そういう場でのコーヒー

なんと言うか、「ここは高級ホテルか!」と思うほどの、すごい高級対応でしたから(笑

当然、私はそんな対応を受けるのは生まれて初めてだったので、戸惑いまくりです(笑

なんと言うか、私はずっと「年下のペーペーにもこんな風に接してくださって、ありがとうございます」と恐縮しきりだったんですが(笑

 

で、受付嬢のきれいな人が、コーヒーを運んでくれて、一人一人に配ってくれるんですよ。

その前か後かで上司に教えてもらったんですが、それは専門店から配達してもらう、来客用の最上級コーヒーだとか。

だから配達で冷めないようにそれぞれのカップにカバーをしていて、配る直前にカバーを外して、配ると。

当然、その辺の紙コップではなくて、ちゃんとした立派なティーカップです。

 

これは断れない!

それで、当然私のためにも丁寧にコーヒーを置いてくれて。

そんな状況で、「コーヒーも冷めないうちにどうぞ」とか言われると、断れないでしょ(笑

 

入社1年ちょいの平社員が、「私、コーヒー飲めません」とか、言えるわけがないと(笑

わざわざ専門店から配達してもらった高級コーヒーで、なおかつ契約調印の場ですからね。

 

で、無理矢理コーヒーを飲み込んだ、という思い出があったりします。

そしてそれが、私が最後にコーヒーを飲んだ経験だったり。

 

まとめ

私はコーヒーの味はさっぱり分かりませんが、「きっとああいう味が、おいしいコーヒーなのかな」と思ったりもします。

いやまぁ、状況的に、私は緊張で味どころではありませんでしたが(笑

 

ちなみに契約は、無事に進んで、完了できました。

とはいえ、大企業同士の契約の場とか、やっぱりきっちりした環境でやるものなんですね。

なんと言うか、当時は必死でしたが、いい経験だったように思います。

 

そんな、どうでもいいコーヒーにまつわる思い出話でした。

ってことで、今日はここまで~。

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