今日は、精神的なお話です。
「どっちにしても、未来への不安はある」と分かると、動きやすくなるかも、というお話をしてみましょう。
先に夢を追うか、お金を追うか
お金よりも夢を追った人の40%が大富豪に? 高城剛が勧める逆説的成功論(Mag2News)
記事の内容は、とあるビジネススクールの生徒1500人に、「先に夢を追うか、先にお金を求めるか」でアンケートした結果の内容です。
で、卒業後20年後に追跡調査したと。
すると、「億万長者になっていたのは、夢の仕事を選んだ人が39%、お金優先で仕事を選んだ人が0.1%」という違いが出ていた、という内容です。
数値にすると、400倍も結果に違いが出ていると。
まぁ話半分に聞いたとしても、200倍ぐらい違う、ということですね。
エネルギーと収益、どちらを先に作るか
言うなればこれは、「熱中できることでエネルギー出力量を優先して、収益額を後回しにする」か、「収益額を優先して、エネルギー量を後回しにする」か、という違いかなと感じます。
収益額を優先すると、安定はするでしょうが、エネルギー量に枷(かせ)ができやすいように感じます。
ある意味、「減ってゆくエネルギーをさらに犠牲にして、収益を得る」という形になりやすいわけです。
それって、トータルの豊かさでは、プラスマイナスゼロですよね。
「自分にとって大切なもの(時間や健康、人生)を差し出して、お金を得る」というトレードオフの関係になりやすいんですから。
だから、「嫌だけど、会社に行かなきゃ」という現象が起きてしまうと。
でも、エネルギー量で収益作りの問題を乗り越えるようにすると、トータルの豊かさを増やしやすいように感じます。
それは、「あふれ出たエネルギーを、収益作りにも回せる」という「余ったものを利用できる」からですね。
だから、「本来は無駄になっていたものを、うまく使える」という形にできて、プラスにしてゆきやすくなると。
なので「好きで情熱的にやっていたら、収益ができていた」とか、「収益作りも意外と面白くできた」とかいう現象が起きやすいように感じます。
どっちにしても、未来への不安はある
で、私なりに言うと、「どっちにしても、未来への不安はある」とすると、動きやすくなるかなと思います。
「収益額を優先する(嫌な仕事をする)」を選ぶのは、未来への不安があるからですよね。
でも、実はどっちの道を選んでも、未来への不安はあるんですよ。
収益額を優先すると、「いつまでこんなことを続けるんだろう?」と不安になって。
逆に好きなことを優先すると、「収益が作れなかったらどうしよう。収益が激減したらどうしよう」と不安になると。
なら、「不安を回避しようとして得られるもの」は、実は大したものではなかった、ということもあり得るわけです。
むしろそれは、枷(かせ)や犠牲の方が大きかった、みたいな。
もちろん、守りは重要なんですよ。
私も、一時的な高い収益量よりも、継続性を重視した不労所得を作りますからね。
ただその構築エネルギー源は、「熱中できること」を利用している、ということです。
まとめ
なので、分岐点で迷った時は、「どっちにしても、未来への不安はある」と考えてみるのもいいかもしれません。
そう考えると、「未来への不安に対する、無駄な犠牲」を最小限にできますからね。
それに、「生きるエネルギーの価値は、お金に換算したらいくらになるか?」を考えてみるのもいいでしょう。
すると、「お金は最低限あれば、後はエネルギーにまわしてもさほど困らない」と分かったりして。
すると、よりうまくエネルギーを出せて、いろいろと活動できるかもしれません。
ということで今日は、「どっちにしても、未来への不安はある」と分かると、動きやすくなるかも、というお話をしてみました。
今日はここまで~。