今日は短めに、考え方のお話です。

うまくいかない時は、「この流れは、こうしろということなのか」と考えるのもいいですよね、というお話です。

 

「なかなかうまくいかない時」の対処法

なかなかうまくいかない時って、ありますよね。

そういうときほど、焦ったり、周囲や自分を責めたくなったり、「やっぱり自分はダメな奴だ」とか感じて落ち込んだりして。

 

そういう場合、「この流れは、こうしろということなのか」と考えるのもいいように思います。

というのも、うまくいかないのは、だいたいが次の2つの原因のうちの、どちらかになります

  • その方法論の中に、気づいていないミスがある(部分に問題がある)
  • その方法論そのものが、間違っている(全体そのものが問題)

 

「何が悪いんだろう?」は、部分を変えようとする発想

で、私たちの場合、うまくいかない場合は「何が悪いんだろう?」と考えがちのように思います。

それって、前者の「自分が持つ方法論の中に、気づいていないミスを見つけよう」というアプローチなんですよね。

「方法論のどこか一部分に問題があるから、それを修正すれば、うまくいくはずだ」という考え方です。

これは、部分的なミスを見つけるだけなので、結構簡単にできます。

 

例えば私の場合、時間がなくて急いでスーパーに向かっているのに、赤信号に引っかかると、もう「うきーっ!」とかなっちゃうんですよ(笑

すると、自然と「どうすれば信号に引っかからないように移動できるだろうか?」とか、経路を考えたりもするんですが。

これが、「方法論の中から、ミスを見つけて修正しよう」という発想です。

 

「方法論そのものが間違っている」という発想もある

でも、それで何度も苦しんだり、長期的にうまくいかない場合、方法論そのものが間違っていることも多いように思います。

買い物途中に信号に引っかかって何度もキレる場合、「そもそも、なぜこんなに急がなきゃいけない状況になっているの?」と考えられると、だいぶ変わりそうですよね。

すると、「作業に執着しすぎだったかな。作業時間を減らすこともできるな」とか、「そもそも、買い物の回数を減らしたらどうだろう?」とか、別の手段を模索できます。

すなわち、方法論そのものを別のものに変えることで、解決しよう、というアプローチです。

 

ただ、この考え方は、簡単ではないと。

変えるのには負担も大きいし、より大きな枠組みで考える必要があります。

でも、これを実現できれば、より大きく全体をよくできるわけです。

 

なので、「小手先では変えられない場合、より広く、全体を変えましょうよ」ということです。

で、そのために、「この流れは、こうしろということなのか」と言ってみるわけですね。

 

いろんなことに「流れ」がある

私の中では、「流れ」ってあると思うんですよ。

流れに乗ればスムーズに進むんですが、流れに逆らうと、苦しくなると。

で、ここでも「流れに乗るといい状況」と、「流れに逆らってでも、突破しないといけない状況」とがあります。

 

その違いは、「現状から出たいかどうか」かなと思います。

現状をもっと進めたい場合とか、勢力拡大をしたい場合、もっといい流れに乗ると。

でも、現状から出たい場合、いろいろ流れを外してみることになります。

 

まぁどっちの場合でも、「この流れは、こうしろということなのか」と言ってみると、よさげな流れを模索できます。

ちなみに私の場合、現状から出たいことが多いんですよ。

なら、「この流れは、こうしろということなのか」と言ってみると、今の流れを切り離して、別の流れを模索できます。

そして「作業時間をこう減らせばいい」とか、「こうすれば、買い物回数を減らしても、満足度を落とさずにすむ」と新たな流れを見つけたら、後はその新たな流れに乗ればいいわけですね。

すると、結構すんなり進んだりすると。

 

まとめ

そんな風に、「この流れは、こうしろということなのか」という、流れで考える発想もいいように思います。

特に現状から出たい人ほど、どんどん流れを外してみるのもいいでしょう。

すると、意外な発見があるかもしれません。

 

ということで今日は、うまくいかない時は、「この流れは、こうしろということなのか」と考えるのもいいですよね、というお話でした。

今日はここまで~。

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