今日も精神的なお話です。
「問題が山積みの場合、問題を各個撃破してゆくのもいい」というお話です。
台所の排水溝を修理していました
昨日はちょっと、台所の排水溝を修理していました。
今の家に引っ越してきてから、台所の排水が時々流れにくくなることがあったんですよ。
今まではパイプクリーナーで場つなぎ的に対処していたんですが、ここ数週間ぐらいで本格的に流れにくくなって。
なので、「根本的に対処しよう」ということで、処理してました。
で、排水溝の構造を調べて学んで、どこが問題なのかを推測して。
いや~、学ぶのはしんどかったんですが、問題場所の予想が当たって、対処できてうまく流れるようになると、もう最高に気分がいいですね!(笑
またひとつ、家の仕組みと対処策について、知識と経験が増えた実感があったり。
油やマヨネーズは、パイプの中で固まる
ちなみに、油とかマヨネーズとかを排水溝に流していると、パイプの中で固まっちゃうんですよね。
だから、そういう油系のものは、排水溝に流さない方がいいと。
私はそれを大学時代、一人暮らしを始めてから知ったんですが、おそらくこの家の以前の住人はそれを知らなかったようで。
排水溝のパイプを取り外してを見ると、パイプの中がほぼ完全に、白い石けんみたいな固形物でふさがっていたり。
いやほんと、それを砕くだけでも、だいぶ力がいりましたから。
あの堅さを知ると、「パイプクリーナーとか、薬剤でも、あれは落とせないな」と実感したり。
ただ、水回りについては、これさえ知っていれば、大きなトラブルは回避できるようにも思ったりもします。
まぁ北国の人は、水道管の凍結対処とかあるんでしょうけど、私はその辺はまったく知らなかったりします(笑
ひとつの問題に集中して対処できる方が、楽にできる
で、私の場合、今回は他の作業をすべて中断して、この修理作業に取りかかりました。
すなわち、私の場合はひとつの問題に集中して対処できる方が、楽にできるんですよね。
おそらく、私は複数の処理を同時にできないタイプなんだろうと思います。
悩みがいくつも出てくると、とたんに「もう何もやりたくない」と動けなくなるタイプですから(笑
そういう場合、他のことを手放してでも、ひとつずつ問題を各個撃破(個別に撃破すること)する方がいいように感じます。
そしてこれは、問題が多くて混乱しているほど、こういう各個撃破の地道な処理が、後々に楽になるように感じます。
その場しのぎをするほど、一発逆転を狙うようになる
確かに、やらなきゃいけないことがたくさんあって混乱している場合、ひとつのことを根本処理しても、全体では全然変わらないように感じるんですよ。
だから、見ないふりをしたり、くさいものにはふたをして、その場しのぎだったり、場当たり的に過ごしてしまうんですが。
でも、そうしていると、どれも根本対処できなくなって、どんどん問題が山積みになってしまって。
こういう状態になると、「一発逆転」を狙うようになります。
「宝くじさえ当たれば」とか、「ビットコインで一発当たれば」となって、逆に豊かさを失ったり。
それとか、「億万長者になれば」と夢見て、何十冊、何百冊と学ぶばかりで、ずっと「今は勉強中です」となって、何も行動しなくなったり。
で、結局何も問題は解決せずに、むしろ問題がどんどん増えてしまったりするんですが。
各個撃破は地味でも効果がある
でも、人生を楽にしていくのは、そういう一発逆転よりも、地道なひとつひとつの対処の方がよさそうに思います。
実際の戦略でもそうなんですが、各個撃破は地味でも効果があるんですよ。
確かに最初は面倒なんですが、ひとつずつ片付けていくと、少しずつ自分の負担が楽になっていきます。
だから今回の排水溝問題も、他の作業をすべて一時的に手放して、今回の問題に集中したわけです。
すると、半日ぐらい集中的に学んで、2~3時間で対処したぐらいで解決できちゃったという。
「もっと早めにやっておけばよかったのに!」
で、そういう経験をすると、「たった1~2日で対処できるなら、もっと早めにやっておけばよかったのに!」と感じるようになるんですよ(笑
だって、今まで何年も排水溝問題で頭を悩ませていたのが、たった数日で解決できるんですから。
しかも今回はお金をかけずに対処できたので、早めに対処するほど、今までパイプクリーナーを定期的に買っていた費用を浮かせられたわけです。
実際に私たちが抱えている問題って、そういう「集中すれば、短時間で解決できること」って、多いと思うんですよ。
ある意味、「独立できれば」とか、「宝くじに当たれば」、「億万長者になれば」という大きな問題に見えることは、実は「多くの問題が積み重なった、幻想的な目標」と言えるかもしれません。
それは、「一発逆転したい」という思いが作り上げた「簡単そうに見えるけど、抽象的で、解決の切り口が見えない大きな問題」だからですね。
裏を返すと、各個撃破とは、「面倒だけど、具体的で、切り口が見えやすい問題」だと言えるでしょう。
それを地味に解決していくと、どんどん悩みが減っていくんですよ。
「長い間悩ませていた問題が、またひとつ減った!」となって、どんどん身軽になっていきます。
すると、やればやるほど人生が楽になるので、ひとつずつ処理していくのが楽しくなりますから。
そこから少しずつ、難易度が高いものに挑戦すればいい
で、そういうものほど、最初は「やれば、確実に報われる」と実感できます。
それは、掃除とか片付けとか、確実に成果が出るものから着手できるからですね。
すると「やれば成果は出る」と自信がつくし、そこから少しずつ難易度が高いものに挑戦すればいいと。
例えば「手応えのある小さな作品を作る」、「ファンから少しでも喜ばれる記事や絵を作る」、「自分が納得できる、小作品を作る」なんてものは、どちらかというと「確実に成果が出るとは限らないもの」ですよね。
それとか、「売り上げを作る」、「コンスタントな売り上げを作る」、「それを不労所得の形にして、安定させる」なんて、最も難しい部類のものだろうと思ったりもしますが。
確実にできるものを対処した後で、少しずつ難易度を高めていって、挑戦していくわけです。
まとめ
そういう風に、問題が山積みの場合、各個撃破を重視するのもよさそうに思います。
特に、ひとつのことに集中したい人ほど、そういう戦略が有効になりそうに思ったりもします。
いやもう、やればやるほど、「こんなにすぐに解決できるなら、早めにやっておけばよかったのに!」と感じますから(笑
すると、どんどん人生を楽にしてゆけるんじゃないかなと思います。
ということで今日は、「問題が山積みの場合、問題を各個撃破してゆくのもいい」というお話でした。
今日はここまで~。