最近は抑圧についてよく語っていますが、今日もそういう人間心理のお話です。

普段から自分の深層意識につなげられる人と、つなげない人の「感覚の差」を語ってみることにしましょう。

 

今日は少しスピリチュアルです。

 

普段から深層意識につなげられる人

スピリチュアルな世界で、「深層心理につながる」とか、「深層意識に接続する」みたいなことってあるじゃないですか。

他にも、「神とチャネリング(同期接続)をして会話する」とか、「無意識の声を理解する」とか、まぁいろんなものがあるんですが。

 

私の中では、普段から深層意識につなげられる人と、そうでない人がいるように感じます。

そして、今日はそういう「深層意識につなげられる人と、そうでない人の感覚の差」を説明してみようかと思います。

 

性質別で、深層意識につなぎやすいタイプがいる

それを説明するために、今回も私がよく使う性質分類を見てみましょう。

 

↑ いつもの図です。

 

で、今回は上側(高共感な側)で、左右の軸を使います。

  • 高共感タイプ: 自分の深層意識を理解しにくいタイプ。だから社会と同じ価値観を持ちやすい。
  • HSPタイプ: 自分の深層意識に普段からつなげて、理解できているタイプ。だから自分軸で動きやすい。

 

深層意識に、自分の本音が眠っている

よく言われる「深層意識に、自分の本音が眠っている」というのは、これはまさに抑圧を示しているように思います。

 

私たちの感覚で、「自分の価値観をごまかすのは、表層意識だ」というのは理解できるかと思います。

私たちは表面では仮面をかぶっていて、明るく周囲と合わせていますよね。

だからそういう「表面はごまかしうるもの。深層はごまかせないもの」と分かるかと思います。

 

そしてそういう表面的な仮面をずっとかぶり続けていると、次第に「本来の自分」と「仮面」の区別がつかなくなって、それが抑圧に絡む問題を引き起こすわけです。

例えば「自分と他者の境界が分からない」とか、「本当の自分が分からない」、「自己嫌悪をして、自分を否定してしまう」みたいな症状です。

 

なので、「深層意識に入っていって、抑圧の原因を理解できると、抑圧を解放できて自分本来の価値観で生きられるようになる」と言えます。

 

深層意識の階層

この深層意識を図で示すと、次のような深層意識の階層があると言えるでしょう。(以前の図の使い回しです)

 

  • 第1層「いつもの意識」: 私たちが普段感じている意識状態。最も表層にある意識。
  • 第2層「トラブルシューティング意識」: 第1層「いつもの意識」の価値観でうまく行かない場合、自己否定を起こして行動を止める意識。
  • 第3層「自分内OS」: 自分の価値観がある意識。
  • 第4層「抑圧領域」: 抑圧の原因が封印されている領域。知覚できる中では、最も深層にある意識。

 

で、深層意識とは「行動のフィードバックシステム」だと言えます。

例えば第1層「いつもの意識」でうまくいかない場合、人はネガティブになることで、第2層に入って自己否定を起こします。

それによって自信を喪失したり、うつになることで、しばらく行動を控えて状況変化を待ちます。

そしてもし体調とか状況が変化してよくなれば、第1層に戻ります。

 

ですが、もし状況が変わらなければ、よりネガティブになって第3層に意識を落とすことで、自分の価値観を思い出します。

そして「そういえば、これが好きだったな。これは苦手だったな」と知覚して理解することで、第1層にフィードバックできて、より好きなことを含めて行動を修正できます。

だから、楽しいことを増やせて、ストレス量を減らせるわけです。

 

さらにそれでも状況が変わらない場合、よりネガティブになって第4層の抑圧領域に入ることで、抑圧を解放して自由に行動できると。

 

こういうメカニズムを持つことで、できるだけ社会に合わせつつ、自分の欲求を実現できると分かります。

そして「生きる力がない、幼い頃」に生き抜くために、抑圧というシステムがあるわけです。

深層意識とは、そういう「行動のフィードバックシステム」だと言えます。

 

HSPタイプほど第3層まで意識できている

この場合、HSPタイプは自分軸で動くので、おそらく普段から第3層まで理解できているんじゃないかと思います。

その場合、「常にネガティブな側面から物事を見られる」という感覚になります。

 

実際にHSPタイプの人は、結構常にネガティブな意識を併せ持つじゃないですか。

第1層では、「これをしなきゃ」と感じつつ、だけど同時に第2層で自己否定とか、自嘲を持ちやすいわけです。

例えば「嫌な会社に行くために、化粧したり、身なりを整えなきゃ。面倒だなぁ」とせざるを得ない場合、「ほんと、よくやるわ。こんなのやめたいのに」とよく自嘲したり。

で、第3層の「あの制作、こう作りたいな」とか、「あの作品は、こう手を加えたいな」みたいに、いろんなイメージを持っていたり。

 

そんな風にHSPタイプの人ほど、「表面(おもてづら)と、自己否定と、好きなこと」が内面で共存しているわけです。

そして「表面(おもてづら)を優先しなければならない」という苦痛を常に意識していて、常にネガティブでいやすいと。

 

高共感タイプの人は、第1層ばかりが多い

一方で高共感タイプの人は、私の見る限りでは、第1層ばかりなんですよね。

実際に高共感タイプの言う「これをしたい」という欲求は、自分軸というよりも、「気晴らしをしたい」という第1層の次元(上図で言う第1層の「代償欲求ポジティブ」)ばかりのように感じます。

で、たまに第2層に入って自己否定をするんですが、それでもほとんど第3層で「自分の価値観」に触れられていないように感じます。

 

これは私の予想ですが、そこに「自分軸が薄い」という要素があるからじゃないかと思います。

自分軸が薄いので、そもそも自分独自の価値観がなくて、理解できないわけです。

 

だから高共感タイプの人ほど「ポジティブになろう!」という人が多いようにも感じます。

それは、第1層の「いつものポジティブな意識」と、第2層の「自己否定」が大半なので、結局「社会に合わせて、第1層でいる方がいい」となってしまうと。

 

そして世の中では、共感性がある側では高共感タイプの人が多数派です。

なので結果として、「ポジティブになる方がいい」がメジャーな教えになりやすいのかな、と予想しています。

 

高共感タイプの持つ劣等感

また、そういうのが高共感タイプの「より無意識にアクセスできる方が優れている」という劣等感につながっているように思います。

ほら、高共感タイプでスピリチュアルな人でも、「神とアクセスする」系の人がいるでしょ(笑

 

でも、そういう「普段から無意識につなげられない人」が言っている内容は、たいていは「ありのままで生きよう」だけなんですよ。

つまりそれは、第2層で自己否定を起こして、「その反対をしよう」と言っているに過ぎません。

 

第2層レベルでしか意識できていないのに、それを「神と対話する」と言っているところに、劣等感やこじれを感じられます。

また、そういう「神と対話をする」という表現自体が、「私は他者より優れたことができる人でいたい」とか、「私は普通を超越した人でありたい」という劣等感の表れのように感じます。

そういうのが、「高共感タイプ側のチャネラー(神とつながる系の人)」に対する、うさんくささになっているようにも感じます。

 

「神と対話する」必要はない

でも、第3層の自分軸とか、第4層の抑圧領域にまで踏み込める人には、「神と対話する」なんて必要はないと分かります。

だって、それだけで十分に自分を満たせるからですね。

 

自分軸を理解できて、抑圧を解放できれば、後は自分個人として自由に動けばいいだけです。

「神」に成功を保証してもらう必要も、自分の論理に説得力を与えようとする必要もありません。

 

いや、もちろんちゃんとした人は、「神」という表現を使っていても、ちゃんとしたことを言っているんですよ。

そういうちゃんとした人は、自分の見栄や説得力確保のために「神」を使うのではなく、分かりやすさのために「神」という概念を使う、というイメージです。

「神」をみだりに使わずに、誰かを助けるためだけに「神」を使う、ということです。

そしてそういう人は、やはり人間的に信じられるし、素晴らしいことを言っているように感じます。

 

まとめ

そんな風に、性質によって深層意識まで意識できるタイプと、そうでないタイプがあるように感じます。

で、HSPタイプは普段から深層意識まで意識できていて、それが「普段からネガティブでいやすい」という性格を作るのかなと。

逆に高共感タイプほど、深層意識を意識できないから、「ポジティブでいよう!」となりやすいように感じます。

 

そしてHSPタイプなのに、自分には合わない教えに影響されると、苦しみが始まるように思います。

「ポジティブが明るくていい」、「外向型っぽくなる方が、人気者になれて、社会から評価されていい」と思い込んで、性質とは違うことをしてしまうと。

 

私の中では、例えば「苦しんでいる誰かを救うこと」なんて、「ポジティブにする」という感覚ではないと思うんですけどね。

「苦しんでいる過去の自分を救うこと」も同じです。

世の中には哀しみや苦しみという側面も確かにあって、涙や恐怖の沼の中で、泥まみれになりながら、それでも「助けよう」というイメージです。

まさに「陰と陽がある」という感覚だし、「共感性って、そういうことのためにあるんじゃないかな」と思ったりもします。

 

すると「ネガティブでいていい」と分かって、自分の価値観や抑圧を認識しやすくなるかもしれません。

 

ということで今日は、普段から自分の深層意識につなげられる人と、つなげない人の「感覚の差」を語ってみました。

今日はここまで~。

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