今日は簡単な、精神的なお話です。
「やりたくないことは、やらない」と先に決めてみるのもいいですよね、というお話です。
「やりたくないことは、やらない」と先に決めてみる発想
「これをやらなきゃ」ってこと、ありますよね。
で、そういう「やらなきゃ」と感じることほど、やりたくないものなんですよね(笑
そういう場合、「やりたくないことは、やらない」と先に決めてみるのもいいように感じます。
というのも、「やらなきゃいけない」という思い込みが先にあるから、そこから逃れられないわけで。
でも逆に、「やらなくてもいい」という発想を先にできれば、費用対効果を冷静に考えられて、代替手段が見つかりやすくなります。
すると、「この程度のデメリットなら、別にやらなくても受け入れられる」、「別にやらなくても、他に手段はあるな」と分かって、より楽になれることもあると。
やりたくないことは、やりたくない
実のところ、やりたくないことは、やりたくないでしょ(笑
「なんで嫌なことを、無理をしてでもやらなきゃいけないんだ」ってことです。
そこはシンプルでいいと思うんですよ。
それを、いろんな理由付けをして正当化するから、精神的にこじれてくるわけです。
「大人なら我慢しろ」とか、「我慢が美徳だ」、「我慢ができない奴はダメな奴だ」、「我慢していない人が許せない」みたいに。
まぁそう思うのは自由ですが、私はそういうスタイルではない、ということです。
「やりたくないことをやらない」って、シンプルで分かりやすくていいでしょ(笑
やりたくないことをやらない場合、当然デメリットがある
ただ、やりたくないことをやらない場合、当然デメリットがあります。
でも、「やらない」と決めてみると、そのメリットとデメリットを冷静に考えられるようになるかと思います。
特に、「やりたくないこと」というのは、「短期的なメリットだけで、長期では苦しくなるだけ」ということが多いものです。
だいたい、「こんなこと、一生続けたいの?」と考えると、「そんなの嫌だ!」と感じるもので。
これが分かると、「目先の得を捨てて、長期(人生)を優先しよう」とできて、嫌なことに対処しやすくなるかと思います。
冷静に考えてみると
例えば嫌な人と会いたくない場合、「断った場合のデメリットって、何があるだろう?」と冷静に考えられます。
すると、「やらなきゃ」と思い込んでいたことでも、「あれ? 別に会わなくても、デメリットって全然ないやん」とか、「たいしたデメリットでもないやん」、「一時的な拒絶感だけやん」と分かったりするんですよ。
他にも、例えば嫌な仕事とか、嫌な取引先の作業とか、やめることで起きるデメリットを受け入れやすくなります。
「こんなに苦しむのなら、やる価値はないよね」、「こんなの一生続けるとか、アホらしいぞ」、「他のことをした方が、まだ可能性はあるぞ」と検討できます。
そういう「デメリットを受け入れる」覚悟が、嫌な関係を断ち切って、新たな可能性へと導いてくれるように感じます。
他の可能性にエネルギーを使う
で、「やらない」と決めたら、「じゃあどうやって、その代用を得よう」と考えられますからね。
すると、いろんな代用品を模索できます。
そして、手元にあるものをうまく使って、自分を満たしてゆくわけです。
すると、「我慢するために必要なエネルギー」を削減できて、そのエネルギーを「他の可能性を模索したり、実現すること」に使えます。
そういう「自分の中にあるエネルギーを、現状維持ではなく、打開策に割り振る」という発想も、いいかなと思います。
そうやって、我慢をせずに、打開策を重視して行動していくのも、ひとつのスタイルかなと。
まとめ
そういう風に、「やりたくないことは、やらない」と先に決めてみるのもいいように思います。
そこにある、「やらなきゃいけないことは、やらないといけない」という常識を、一度壊してみましょうよ、ということです。
すると、自分の中にある思い込みを手放せて、新たな発想ができるかもしれません。
ということで今日は、「やりたくないことは、やらない」と先に決めてみるのもいいですよね、というお話でした。
今日はここまで~。