今日は製作時の心理的なお話です。
「ドーパミン的な心地よさを指針にすると、より熱中できそう」というお話です。
空飛ぶ傘が面白かった
内容とは関係ない、今日のネタ。
いわゆる、ドローンを使った「空飛ぶ傘」なんですが、こういうアイデアっていいですよね。
最新技術を日常に応用して、便利にする、みたいな。
傘を使うと必ず片手がふさがりますが、これだと両手を使えるので、物を運んだりとか、作業とかをしやすくなると。
元々このクリエイターさんは、マジシャンだったようで。
それで「空飛ぶ傘」というイリュージョンをやっていたら、パリで雨が降っているのを見て、「実際に傘が飛んだらすごいのに!」と感じたわけです。
そうしてこれができたと。
こういうコンセプトが分かりやすいのもいいですよね。
まぁ、「分かりやすい=真似されやすい」なので、リスクもあるんですが。
なので真似をされにくくしたい場合、技術力を上げるか、ライフスタイルを仕上げると、より個性的になれそうに感じたりもします。
「これは世界一素晴らしい作品になる!」という興奮
それはそうと、ここんとこアイデアが出っぱなしで、寝不足気味です。
朝から夜までイメージが止まらないので、次回作が全然進まないという。
ま、「次々回作が早めにできる」と思えば、トータルでは変わらないかなと思ったりもします。
むしろ、全体では熱狂できる時に済ませておく方が、効率的なようにも思ったり。
で、こういう時って、よく「これは世界一の作品だ」って感じますよね。
人によっては違うかもしれませんが、私の場合、作品作りをしている最中は、ほぼ確実に「これは世界一素晴らしい作品になる!」と夢中になって、ほれ込んでいたりします(笑
まぁ、ほぼ確実に、リリース後に現実に引き戻されるんですが(笑
ドーパミンが幸福感を生む
これって、脳内ホルモンのドーパミンが影響していると思います。
ドーパミンっていうのは興奮物質の一つで、「じわーっと幸福感が出る、熱中する時に出るホルモン」です。
ちなみにアドレナリンとかエンドルフィンは、「短期的にどーんと興奮したり、力を発揮するホルモン」と言えるかなと思います。
で、脳内でドーパミンがどんどん出ているから、「これは世界一素晴らしい作品になる!」と幸福感と共に制作できるんじゃないか、と思います。
そして、どんどん制作にはまってゆくと(笑
ドーパミンを指針にする、という発想
なので、制作を楽しむコツの一つとして、こういう「ドーパミンを味わう」ということをメインにするのもよさそうに思います。
言い換えると、「脳内ホルモンジャンキーになりましょうよ」ってことです(笑
「形にする」とか「続ける」とかを目指すのではなく、「脳内ホルモンを味わいましょうよ」という発想ですね。
すると、続けることもできるし、形にもなるわけで。
ただ、これは結構きわどいバランス感覚が必要なんですよ。
というのも、制作途中で飽きたら、ドーパミンは出なくなって続けられなくなりますからね。
自分の興奮状態がどれだけ続くのか、その周期性を把握しておく必要があります。
アドレナリン系の興奮は飽きやすい
こう言うと、「私は数日で飽きるからダメだ」とか思う人もいるでしょうが、実はそれはドーパミンではなく、アドレナリン系の興奮なことが多いかと思います。
アドレナリン系の興奮って、「すごい! うわぁーいっ!」という、心拍数が上がるような興奮です。
そういう短期的な興奮を重視するから、数日で飽きてしまうと。
一方でドーパミン系の興奮は、「面白い、ふむふむ」というような、心拍数が落ちて、冷静になれるような興奮です。
だから、じわーっと熱中して、深く踏み込むことができると。
なので、そういうドーパミン系の興奮を感じられるようになって、その感覚を指針にするわけです。
短期的な興奮は、頼りにしない
ある意味、アドレナリン系の「うわぁーっ! すごい!」と叫びたくなるような興奮は、確かに刺激的で心地よいんですが、私は頼りにしていないんですよね。
本来、アドレナリン系は危機回避のためのホルモンなので、すぐに消えて当然で。
そういうのは短期的なことしかできないので、長期的ならドーパミン系の興奮が大切になると。
ちなみに私はウォーキングが趣味ですが、これもドーパミンを出すので、もうやめられないんですよ(笑
25分程度でもテンポよく歩いていると、じわーっと心地よくなる、その感覚がドーパミン的な心地よさです。
この感覚が分かると、「ああ、この感覚を生み出せる活動をすれば、自分は幸福感に満ち溢れることができる」と分かって、方向性を見つけやすくなるかと思います。
まとめ
そういうこともあって、ドーパミン的な心地よさに着目するのもいいでしょう。
そしてそういう状態だと、作っている時も「これは世界一素晴らしい作品になる!」と幸福感を味わえると。
いやまぁ、完成後に正気に戻りますが、マイナスにはならないので大丈夫です(笑
制作って、「完成したら幸せ」ではなくて、制作そのものが楽しいものですからね。
ある意味、早く完成したら「もう終わっちゃうのか」と、少しの寂しさも感じたりもして。
まぁ、私の前作みたいに時間をかけすぎると、「やっと解放される!」という実感にもなるんですが(笑
そういう時間管理は重要になりますが、ドーパミンが持続するうちは高いモチベーションが出るので、続けられると。
そういうスタイルだと、楽しくできて、なおかつ収益も作れて、嬉しいばかりにできるかもしれません。
ということで、今日は「ドーパミン的な心地よさを指針にすると、より熱中できそう」というお話をしてみました。
今日はここまで~。